2017.02/25(Sat)

Op.376 チャイコフスキー:「弦楽四重奏曲第1番」 by モスクワ弦楽四重奏団

チャイコフスキー弦楽四重奏曲
久し振りを通り越し、一昔振リも通り越し
長い間、聴くことがありませんでした。

先日、チャイコフスキーのピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」を聴き
チャイコフスキーの音楽の旋律美に魅了されてしまいました。
第2楽章が「アンダンテ・カンタービレ」として有名なチャイコフスキー
弦楽四重奏曲第1番を思い出しました。

チャイコフスキー弦楽四重奏曲のディスク。
CDラックで眠り続けすっかり忘れかけていた一枚を取り出してみました。
昔々、チェロに編曲された第2楽章の「アンダンテ・カンタービレ」が好きで
しばしば聴いていましたが第1番全曲を聴きたく求めたディスク。
聴き直してみました。
う~ん、ちょっと・・・やっぱり。

手元にある他のディスクを聴いてみました。
チャイコフスキー・エディションからモスクワ弦楽四重奏団の演奏です。
まったく期待していなかったのですが、好感度100%の演奏。
すっかり気に入ってしまいました。


                チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番
                    モスクワ弦楽四重奏団
                 チャイコフスキー・エディションより


             357:チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番 モスクワSQ(チャイコフスキー・エディション)
                         (収録曲)

           チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 Op.11
                      弦楽四重奏曲第3番 ホ短調 Op.30 
                          
                     モスクワ弦楽四重奏団
               (モスクワ・ヴィルトゥオーソのソリストたち)
                     Alexandre Detisov(Vn)
                     Alexandre Gelfat(Vn)
                     Igor Suliga(Vla)
                     Alexandre Osokine(Vc)
              (録音:1994年3月17-29日 モスクワ音楽院)


           第1楽章:Moderato e semplice ニ長調 9/8拍子
           第2楽章:Andante cantabile 変ロ長調2 /4拍子
           第3楽章:Scherzo  
                 Allegro non tanto e con fuoco ニ短調 3/8拍子
           第4楽章:Finale  Allegro giusto ニ長調 4/4拍子



作曲されたのは1871年2月、短期間で書き上げられた曲だそうです。
チャイコフスキーはニコライ・ルビンシュテインの勧めで自作演奏会を企画し
管弦楽作品ホールを満たす程の集客はできないと考えたチャイコフスキーは
小ホール向けの室内楽を新たに作ることにし、この曲が作られたとのこと。
曲の評価としてはロシア民謡の旋律を用いた第2楽章、「アンダンテ・カンタービレ」により親しまれ曲全体が優れているという訳ではない、とのことですが。

チャイコフスキーの弦楽四重奏曲で今日残っているのは3曲だそうです。
3曲のうちで最も知られているのが第1番とのこと。
1874年作曲の第2番 および 1876年作曲の第3番は
演奏される機会は少ないそうです。
第3番も聴いてみたのですが個人的には気に入りました。
寄り道になりますが、自分のメモとして。
弦楽四重奏曲第3番はチャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1、2番の初演を
担当したヴァイオリニストのフェルディナント・ラウプが1875年3月に死去。
その訃報に際しチャイコフスキーは深い哀悼の念を込め弦楽四重奏曲第3番を
1876年1月、作曲に着手し2月末に完成。
ラウプの霊に捧げたとのこと。

さて話を戻し、1876年12月にモスクワに来た文豪トルストイに敬意を表し
ニコライ・ルビンシュテインは特別の演奏会を催したそうです。
この演奏会での有名なエピソードがあるそうです。
第2楽章の「アンダンテ・カンタービレ」も演奏され
チャイコフスキーの隣にいたトルストイが曲を聴きながら涙を流し始めた、そうです。
この演奏会より10年程を経た1886年7月1日のチャイコフスキーの日記には
 「あの時程、喜びと感動をもって作曲家としての誇りを抱いたことは
 恐らく私の人生に二度とないだろう」
と記されているとのことです。

初演は1871年3月28日にモスクワの貴族会館の小ホールで行われたそうです。
演奏はロシア音楽協会四重奏団のメンバー、F.G.ラウブ、I.P.ブリャニシニコフ
L.F.ミンクス、V.F.フィッツェンハーゲンとのことです。
尚、この時に作家のツルゲーネフも聴きに来ていたそうです。

曲の献呈は生物学者でありロマン主義文学に造詣が深く
またチャイコフスキーにさまざまな影響を与えた友人の
セルゲイ・アレキサンドロヴィッチ・ラチンスキーに。


モスクワ弦楽四重奏団で聴くチャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1番

ゆったりと奏される第1ヴァイオリンの旋律で始まる第1楽章。
この第1主題に漂う清らかで素朴な雰囲気には即、魅了されます。
お気に入りの主題です。
第2主題になり歌う第1ヴァイオリン。
音色が心なしか第1主題よりも明るいようにも。
第1ヴァイオリンを引き立てる他の楽器たち。
高揚感のうちに展開部に。
再び現れる第1主題の美しい素朴な調べを耳にしてホッとします。
コーダでは華麗な歌を奏しつつ速度を上げて華々しい雰囲気の内に
終わる第1楽章。
第1ヴァイオリンの独壇場のような楽章。
また「流れ」と躍動的なリズムが融合した楽章でしょうか。

耳に馴染みの旋律「アンダンテ・カンタービレ」で始まる第2楽章。
この楽章は2つの要素で構成されているそうです。
ヴァイオリンの歌う主題の優しくしみじみと心に染み入る調べ。
ロシア民謡の旋律が用いられているこの主題。
チャイコフスキーが1869年の夏、ウクライナのカメンカの妹の家に滞在していた際
ぺーチカを作る職人が歌うロシア民謡を聞いた、と言われているそうです。
歌詞は次のようなものだそうです。
「ワーニャは長椅子に座って、コップにラム酒を満たす・・・エカチェリーナのことを想う」
素朴で抒情的な美しい旋律。
第2の要素ではチェロのピッツィカートを伴奏に奏されるヴァイオリン。
再び始めの主題、第1の要素が現れ第2の要素と交互に奏され
落ち着いた雰囲気で次第にゆっくりと。
コーダで始めの主題が静かに消え去るように奏され閉じられる第2楽章。

躍動的な旋律で始まる第3楽章。
活発に奏されるヴァイオリン、ヴィオラそしてチェロ。
中間部では楽器たちは力強く。
トリオではチェロの動きがに面白さが。  
コーダで始めの主題が現れ活発に終わる第3楽章。
活発で元気溌剌の楽章でしょうか。

第1ヴァイオリンが奏する明朗でリズム感のある旋律で始まる第4楽章。
この第1主題は親しみやすい旋律で愉しげな雰囲気。第
1ヴァイオリンが明るく奏する主題を追いかけるヴィオラ。
2つの楽器は活気な雰囲気を織りなしているよう。
第2主題では躍動的に奏される4つの楽器たち。
弾む躍動感。
展開部と再現部での第1主題も印象的な趣。
チェロの活躍にも耳を奪われます。
幾度も耳にするうちに第1主題に魅了されるようになりました。 
休止の後に速度を上げて一気呵成に奏されて閉じられる曲。


昔々、聴いた時よりも何倍も「良い曲だなぁ」と心の中で独り言。
今回、聴いてみて第2楽章は相変わらずのお気に入りですが
第1楽章の第1主題と第4楽章の第1主題にも多いに魅了されました。
特に第4楽章の第1主題は幾度も聴くうちに
懐かしさのようなものさえ感じてしまいます。
今回、聴き直し第4楽章がこの曲での一番のお気に入りの楽章になったような。
曲を聴き終え初めて耳にするような新鮮さを感じています。

モスクワ弦楽四重奏団には期待と言う文字を抱いていなかったのですが
今まで聴いてきた演奏の中では好感を抱きました。
温もりを感じさせる演奏。優しく柔らかな演奏。
情感も豊かに漂い耳を傾けていてホッとする演奏です。
心に染み入る演奏です。
未だ嘗てこの曲の愛聴盤と言えるものはなかったのですが
モスクワ弦楽四重奏団のディスクが愛聴盤、第1号になりそうです。

今回初めて知ったモスクワ弦楽四重奏団。
かなり興味が湧いてきました。
チャイコフスキー・エディションに彼らの演奏で3曲の弦楽四重奏曲が
収録されており喜ばしい限りです。

チャイコフスキーの弦楽四重奏曲も耳を傾けてみると良いものですね。

                  

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2017.02/11(Sat)

Op.374 チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」 by パールマン;アシュケナージ&ハレル

過日、パールマンのワーナー録音全集の Box より
ベートーヴェンのピアノ三重奏曲の記事にお寄せいただいたコメントを拝読し
チャイコフスキーピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」を聴いてみました。
この曲は嘗て他の演奏で聴いたことがありましたが
記憶に残っているのは第1楽章の第1主題の旋律だけで・・・。
聴いていて掴みにくい曲、とのイメージを抱いていました。
以来、数年を経て耳を傾けこの曲との出合いに喜びを感じています。
演奏はまた、パールマンのワーナー録音全集より
アシュケナージパールマンそしてハレルです。

         チャイコフスキーピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」
                 アシュケナージパールマンハレル
                  パールマン、ワーナー録音全集より

              (HMV)374 チャイコフスキー ピアノ三重奏曲『偉大な芸術家の思い出』 パールマン、アシュケナージ、ハレル
                          (収録曲)

     チャイコフスキーピアノ三重奏曲イ短調 Op.50 「偉大な芸術家の思い出に」
 
                 ウラディーミル・アシュケナージ(P)
                 イツァーク・パールマン(Vn)
                 リン・ハレル(Vc)
                      (録音:1980年)


作曲されたのは1882年、チャイコフスキー42歳の時だそうです。
前年の1881年3月23日にパリで急死をしたチャイコフスキーの先輩であり
恩人のような存在であるニコライ・ルビンシュテインの死を悼み書かれた曲とのこと。
ルビンシュテインの死に伴いモスクワ音楽院の初代校長であった
ルビンシュテインの後任とされたチャイコフスキーは辞退をし
同年の11月にローマに旅立だったそうです。
ローマ滞在中にルビンシュテインの死を悼み、その霊に捧げるために
このピアノ三重奏の作曲に着手をしたとのことです。

曲は2楽章構成だそうですが、第2楽章が2つの部分に分かれているので
3楽章構成とみることもできるとのこと。

楽譜には「ある偉大な芸術家を記念して」と記されているそうですが
偉大な芸術家とはニコライ・ルビンシュテインを指しているとのことです。

              374:チャイコフスキー:「偉大な芸術家の思い出に」ルビンシュテイン
               Nikolai Grigorjewitsch Rubinstein
               (1835年6月2日 - 1881年3月23日)

ルビンシュテインはモスクワ音楽院の初代院長で
チャイコフスキーは無名時代からニコライの世話になり
そのお陰で世に出ることができたそうです。
ピアノ協奏曲第1番の作曲をめぐり2人の間には一時不和になった時期も
あったそうですがニコライに対するチャイコフスキーの畏敬の念は
変わることはなかったそうです。

初演は曲が完成した年、1882年ルビンシュテインの一周忌に
非公開で行われたそうです。
ピアノはセルゲイ・タニェエフ、ヴァイオリンはグルジマリーそしてチェロは
ドイツのチェリストでモスクワ管弦楽団のコンサート・マスターであり
モスクワ音楽院の教授を務めたフィッツェンハーゲンの演奏だったそうです。



悲劇的楽章と名付けられている第1楽章は
静かに流れるようなピアノを伴奏にチェロが奏する第1主題の旋律での始まり。
悲痛、沈痛な調べの第1主題。
第2主題になり抒情的に奏される穏やかさ、静けさ。
この主題に漂う調べの優しい美しさは
亡きルビンシュテインへの慰霊の調べのように感じられます。
さて、主題はチェロからヴァイオリンに受け継がれ。
ヴァイオリンとチェロが二重唱のように歌う主題。心に染み入ります。
今まで伴奏に徹していたピアノが奏し始める主題。
力強いピアノ。
アシュケナージのピアノは悲痛な想いを吹き飛ばすかのよう。
ピアノが奏する明るい力強さを感じさせる旋律。
加わるヴァイオリンとチェロ。
次第に情熱的な雰囲気に。
いつしか活発に奏される3つつの楽器たち。
チェロは素早いピッツィカートで、ヴァイオリンは軽快な歌を
そしてピアノは力強く。
3つの楽器たちは躍動するような趣に。
再び戻る静けさ。
静かに閉じられる第1楽章。

第2楽章は
「主題と変奏」、「変奏フィナーレとコーダ」の2つの部分から構成されているそうです。
ピアノが奏する主題で始まる第2楽章。
ルビンシュテインはロシアの民謡の歌や踊りが好きだったそうです。
チャイコフスキーがルビンシュテインやモスクワ音楽院教授たちと
郊外に出かけた折りにルビンシュテインの望みで農夫たちが演じた踊りや
歌から考えついたもの、と言われているそうです。
ルビンシュテインの死を悼む曲とは感じられないくらいに明るさを感じる主題。
歌謡風で親しみやすく軽やかさも感じる旋律。
主題に続く11の変奏も変化に富み耳を奪われるようです。
印象い深いのは第6と第7変奏でしょうか。

「変奏フィナーレとコーダ」になり力強く活発なピアノの旋律での始まり。
繰り返すヴァイオリンの明るさ。
躍動的に奏される3つの楽器たち。
第1楽章の第1主題が現れピアノとヴァイオリン、チェロが壮大な趣で。
楽器たちの掛け合いの活発さはエネルギッシュ。
重々しく響き渡るピアノ。
第1主題を奏するヴァイオリンから明るさは消え暗澹とした趣に。
耳を引くピアノのアルぺッジョの美しさ。
再び静けさが戻り第1主題を歌うヴァイオリンそしてチェロ。
ピアノで静かに迎える曲の終わり。


チャイコフスキーは室内楽を得意としていなかったそうで
また性格の違う3つの楽器を組み合わせたピアノ三重奏という形式は
嫌悪感をすら抱かせるものだったとか。
専門家ではない私にはそのようなことは微塵も感じられません。
今更ながら、とにかく素晴らしい三重奏曲。

1980年の録音とのことですので
アシュケナージ43歳、パールマン35歳、ハレルが36歳頃の演奏でしょうか。
こちらの3人による「偉大な芸術家の思い出に」は
悲痛さを殊更濃厚に強調する演奏ではなく
哀悼の意とともに回想する明るい気分を感じられるようです。
死を悼み悲痛な想いを込めて作曲した曲とは感じられないような明るさに
初めは戸惑いも感じてしまいました。
感情移入よりも明るく爽やかな心情で故人を回想をしているような演奏でしょうか。

アシュケナージのピアノの力強い、エネルギーを感じさせるピアノ・タッチが
印象的です。
主人公のピアノを支えるパールマンとハレルの控え目な演奏。
この曲自体の主人公がピアニストでもあるルビンシュテインであることを想うと
アシュケナージのピアノに耳を傾けつつルビンシュテインの化身のような
存在に感じられてしまいます。

志鳥栄八郎氏はこの曲を一言で、次のように記述されています。
 「ニコライとチャイコフスキーとの麗しい友情の記念碑」

                 

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2016.10/08(Sat)

Op.356 チャイコフキー:「交響曲第2番『小ロシア』」 by プレトニョフ&ロシア・ナショナル管弦楽団

昨今、チャイコフスキー交響曲に関心を抱き聴き始め
プレトニョフ&ロシア・ナショナルO. の演奏で聴きたいと願っていました。
やっと、プレトニョフ&ロシア・ナショナルO. の交響曲全集を手にして
お気に入りの第5番、第6番と聴き進み
今日は新たにお気に入りの仲間入りをした第2番「小ロシア」を。

               チャイコフスキー交響曲第2番「小ロシア
            ミハイル・プレトニョフ&ロシア・ナショナル管弦楽団
                   交響曲全集、管弦楽曲集より


              356チャイコフスキー:交響曲第2番 交響曲全集、管弦楽曲集プレトニョフ&ロシア・ナショナル管弦楽団
                         (収録曲)

                   交響曲第2番ハ短調 Op.17
                   序曲「運命」Op.77
                   大序曲「1812年」Op.49

              (録音:1995年11月 モスクワ音楽院大ホール)


        第1楽章:Andante sostenuto – Allegro vivo ハ短調
        第2楽章:Andantino marziale quasi moderato 変ホ長調4 /4拍子
        第3楽章:Scherzo. Allegro molto vivace 変ホ長調 3/8拍子
        第4楽章:Moderato assai ハ長調


作曲されたのは1872年7月から10月にかけてだそうです。
チャイコフスキーは音楽院の学生時代から夏休みには妹アレクサンドラの
嫁ぎ先であるウクライナのカメンカのダヴィドフの家で過ごしていたそうです。
チャイコフスキーは付近を散策してウクライナ民謡に親しんだとのことです。
この交響曲第2番はその地方の民謡を素材として作曲されたそうです。

小ロシア」というのは現在のウクライナのことだそうです。
第1楽章、第4楽章にウクライナ民謡が用いられていることから
小ロシア」と名付けられたとのこと。

初演は1873年2月7日にモスクワのロシア音楽協会の演奏会で
ニコライ・ルビンシテインの指揮により行われたとのことです。
この初演は大成功だったそうですが曲は未出版だったそうです。
1880年に改訂され現在演奏されるのは改訂された第2版とのことです。

改訂版の初演は1881年2月12日、ペテルブルクに於いて
カール・ツィーケの指揮により行われたそうです。

リムスキー=コルサコフに作曲を師事したロシア国民楽派の作曲家
アレクサンドル・タネーエフ(他、多数の評価)によると改訂された第2版より
初版の方が優れていると評したとのことです。
因みにこのタネーエフはセルゲイ・タネーエフの遠縁になるとのこと。


第1楽章はトゥッティの強音の序奏での始まり。
すぐにホルンの穏やかな悠とした調べに。
この主題の旋律はロシア民謡の「母なるボルガを下りて」だそうです。
暗く重々しい雰囲気が漂う主題。
聴き進むうちに美しさも。
序奏が終わりクラリネットで始まる主部に。
序奏から一転して第1主題を奏するクラリネットは動的。
勇壮で華やかなオーケストラ。
序奏に似通った第2主題が少し顏を出し早々と戻る第1主題。
躍動、リズミカル、力強さ。
これぞチャイコフスキーという感じの盛り上がりには気迫を感じます。
力強い勇壮さ、雄大さ。
序奏の旋律が静かに奏され楽章の終わり。

第2楽章は行進曲形式で書かれているそうです。
1869年にチャイコフスキーが作曲した歌劇「ウンディーナ」の旋律が
素材として用いられているそうです。
ティンパニの弱い連打で始まる第2楽章。
すぐにコミカルに奏されるクラリネット。
劇音楽を連想してしまう旋律です。
主題を奏するクラリネットはリズミカルな趣から勇壮さに変わり。
トリオの主題は歌謡「紡げ、わたしの紡ぎ女よ」の旋律が
転用されているとのことです。
静かに閉じられる楽章。

弦が生き生きと躍動的に奏され始まる第3楽章。
木管の奏するスケルツォ主題は動的で忙しげな趣で緊張感も。
オーケストラの踊るかのような激しい動きには
コミカルな雰囲気も感じます。
各楽器たちが奏する音符は踊るかのようです。
次第に音量が上がり軽快且つ力強く終わる第3楽章。

第4楽章に用いられているウクライナ民謡「「ジュラーぺり」(鶴)の詩は
R・ガムザトフという詩人が書いたものだそうです。
彼はロシア連邦共和国に属する小さな自治共和国でカフカス山脈と
カスピ海に挟まれたダケスタン(山国の意味)の詩人とのことです。

序奏がトゥッティで力強く雄大に奏され始まる第4楽章。
ティンパニの連打と打ち鳴らされるシンバル。
力強く終わる序奏。
第1主題が現れヴァイオリンが奏し始める第1主題。
この主題の素材として用いられたいるのがウクライナ民謡「ジュラーぺり」。
動的で力強い雰囲気。
次第に高揚した後に現れる第2主題。
束の間の第2主題には和みの趣でしょうか。
早々と華やかなかな曲調に転じ弦とシンバルの躍動する応酬。
展開部で現れる第2主題にホッとするのも束の間。
コーダでのトゥッティでの勇壮さ、高揚感、連打されるティンパニ。
ティンパニの最強打で閉じられる曲。


チャイコフキーの交響曲第2番。初めて耳にする曲です。
勇壮、雄大、躍動、息を付かせないような気迫。
聴いていてただただ溜め息ばかりです。
ウクライナ民謡を用いているとのことで
聴く前には穏やかな傾向の曲調かと思いこ込んでいました。
見事に期待は裏切られた(?)ものの、引き込まれています。
チャイコフスキーの交響曲では演奏時間が一番短く約35分とのことですが
この曲を聴きつつ巨大にそびえ立つ構築物を連想してしまいます。
チャイコフスキーの魅力が、てんこ盛りになっているような。

ロシア・ナショナルO. の演奏は嘗てTVで鑑賞をしたような記憶があります。
放映される演奏等、映像には関心がないので滅多に観ることはありません。
が、偶然にTVに映し出されたコンサートの模様。
オーケストラの演奏、生み出される音に耳を奪われました。
曲の途中からでしたが最後まで聴いてしまいました。
演奏が終わり演奏していたオーケストラ名がロシア・ナショナルO. であると
知りました。
以来、気になっていたオーケストラです。

プレトニョフ&ロシア・ナショナルO. で聴く第2番。
自然な流れ、オーケストラも記憶にある響き。
楽器の見通しが良く、鮮明に聴き取ることができ
一曲一曲が期待を裏切らない演奏でした。
プレトニョフの指揮にも「素直」さを感じられるようです。
ベートーヴェンの交響曲全集で衝撃を受けた記憶が強いだけに
このチャイコフスキーの演奏には好感を抱いています。
お気に入りの交響曲全集になりそうです。

                    

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2015.08/01(Sat)

Op.295 チャイコフスキー:「交響曲第1番:冬の日の幻想」 by フェドセーエフ&モスクワ放送チャイコフスキー交響楽団

早くも8月。酷暑の毎日。
曲のタイトルから涼しさを連想されるものがないかと・・・。
思い当ったのがチャイコフスキー交響曲第1番『冬の日の幻想』。
長年敬遠をしていたチャイコフスキーの交響曲。
年明けに聴いたチャイコフキーの交響曲第5番が突破口になり
チャイコフスキーの交響曲を聴き進み・・・中断をしたままでした。

曲のタイトルが『冬の日の幻想』・・・涼しげではあっても
チャイコフスキーの交響曲には暑さとは別の「熱さ」がありますね。
チャイコフスキーの熱さに好感を抱くようになってきました。

フェドセーエフモスクワ放送チャイコフスキー交響楽団で聴いてみました。

                チャイコフスキー・エディションより
                 交響曲第1番:『冬の日の幻想』


                 295チャイコフスキー・エディション

                         (収録曲)

              交響曲第1番:『冬の日の幻想』 ト短調Op.13
              序曲『1812年』(ギブソン&LPO)

                ウラディミール・フェドセーエフ指揮
                モスクワ放送チャイコフスキー交響楽団

                       (録音:1998年)


    第1楽章:『冬の旅の幻想』 アレグロ・トランクイロ ト短調 2/4拍子
    第2楽章:『陰気な土地、霧の土地』 アダージョ・カンタービレ・マ・ノン・トロッッポ
                                   変ホ長調4/4拍子
    第3楽章:スケルツォ アレグロ・スケルツァンド・ジョコーソ ハ短調 3/8拍子
    第4楽章:フィナーレ アンダンテ・ルグーブル ト短調 4/4拍子


作曲されたのは1866年の3月から6月頃だそうです。
1865年にペテルブルク音楽院を卒業したチャイコフスキーは
1866年9月にニコライ・ルビンシュテインにより新設されたモスクワ音楽院の
教授として迎えられたそうです。
音楽院の開校までの間、チャイコフスキーはニコライに勧められ
この交響曲を書いたとのことです。

チャイコフスキー自身が付けた副題『冬の日の幻想』
第1楽章の標題『冬の日の幻想』
第2楽章の標題『陰気な土地、霧の土地』
これらの標題は暗示的なものであり
自然主義的な冬のイメージの音楽化ではなく
チャイコフスキーが具体的にどのような事柄を念頭において作曲したのか
については不明だそうです。

書き上げたこの作品を恩師のアントン・ルビンシュテインと
旧知のニコライ・ザレンバ(1821-79年)に見せたところ
2人からは冷たい評価を受けた、と伝えられているそうです。
酷評を受けたチャイコフスキーは楽譜に手を加えた第2稿を再び2人に
見せたそうですが反応は厳しいものだったとのこと。
1874年に第3稿として改訂。
この第3稿の改訂版が今日演奏されているものだそうです。
曲はモスクワ音楽院院長ニコライ・ルビンシュテインに捧げられたとのこと。

            295(272) Nikolai Grigoryevich Rubinstein
              Nikolai Grigorjewitsch Rubinstein
              (1835年6月2日 - 1881年3月23日)


初演は部分的に取り上げられ
1866年12月、第2楽章がモスクワで
1867年2月に第3楽章がサンクトペテルブルクでの演奏会に於いて
それぞれ演奏されたそうです。
全曲の初演は1868年2月にチャイコフスキーの親友で
A.ルビンシュテインの弟、ニコライ・ルビンシュテインの指揮で
ロシア音楽協会モスクワ支部の演奏会に於いて行われたそうです。
結果は大成功だったとのこと。


第1楽章始めのフルート、バス―ンが奏でる旋律から魅了されるようです。
この第1主題はロシア風の主題ということです。
旋律に漂う郷愁を感じます。
この楽章で印象的なのがしばしば現れる低音弦がピッツィカートで
リズムを刻むところでしょうか。
分厚いオーケストラの響きや高揚感も印象に残ります。

弦の静かな旋律で始まる第2楽章。
幻想的な趣が感じられるようです。
オーボエが登場し第1主題を奏するオーボエの調べも心を打ちます。
オーボエに花を添えるかのようなクラリネットの清明な響きが印象的。
フルートの奏する第2主題。
弦楽器で美しく穏やかに奏される旋律も心に沁みます。
コーダでホルンが奏する主題の美しさ。
幻想的に穏やかな調べを奏する弦楽器。
穏やかに終わる第2楽章。
この楽章に漂う美しさに惹かれます。

第3楽章はピアノ・ソナタ作品80を転用しているそうです。
木管の明朗な始まり。
軽やかな主題を奏でるヴァイオリン。
木管と弦の軽妙な応答を経て
中間部で弦の美しい調べに和むようです。
楽器たちに耳を傾けていると流麗に舞踏をしているような雰囲気も。 
コーダでティンパ二が打ち続けられ力強さを感じさせつつ閉じられる楽章

第4楽章の主題は1861年のカザンにおける学生運動で歌い出された一種の
大衆歌を利用したものだそうです。
民謡「咲け、小さき花よ」の旋律に基づいており
この楽章全体の中心の主題になっているとのことです。
バス―ンの暗い響きで始まる第4楽章。
主題を奏するヴァイオリンは暗澹とした雰囲気を
漂わせる導入を経て現れるバス―ンの力強さ。
一気呵成。息をつかせないようです。
一瞬、静かな弱音になり次第に速度を上げて突入するコーダ。
ティンパ二、バス―ンと低音弦から力強い覇気を感じます。
闘争的とも感じられる力強さでしょうか。
漲る力と勇壮な趣。
高々と吹奏されるトランペット。そして打ち鳴らされるシンバル。
強く打ち鳴らされるティンパニと力強い金管楽器で閉じられる楽章。
チャイコフスキーの他の交響曲からも感じられる勝利の歌を聴くようです。


凄い音楽。凄い演奏・・・と、またまた溜め息です。

数ヶ月前に初めてこの曲を某指揮者&オーケストラで聴いたのですが
演奏から受ける印象がまったく違います。
その演奏を聴いた時には、やたらと金管楽器が騒々しく
音楽が誇張され作為的な印象を受けてしまいました。
以来、あまり良い印象を抱いていなかった第1番。

今回フェドセーエフモスクワ放送チャイコフスキー交響楽団で聴き
完全にこの曲の虜になってしまいました。
誇張もなくすべてが自然に感じられます。
美しい旋律、咆哮する楽器たちの力強さも自然体。
素晴らしい曲・・・と、痛感をする演奏でした。

モスクワ放送チャイコフスキー交響楽団
とにかく音も素晴らしいの一言。
音の広がり、厚みのある響き。楽器間の見通しの良さ。
ディスクを聴いているとは感じられないほどでした。
演奏が終わっても余韻が消えません。
繰り返し聴いてみたい演奏になりました。

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タグ : チャイコフスキー 交響曲第1番 フェドセーエフ モスクワ放送チャイコフスキー交響楽団

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2015.03/22(Sun)

Op.278 チャイコフスキー:「交響曲第3番; ポーランド」 by オーマンディ&フィラデルフィアO.

チャイコフスキー交響曲に嵌り込んでいる相変わらずの日々です。
今回は現在のお気に入りの交響曲第3番を。

3種の演奏で聴いてみたのですが。
オーマンディ&フィラデルフィアO.
フィドセーエフ&モスクワ放送交響楽団(1998年録音)
カラヤン&ベルリン・フィル(1979年録音)

気に入っている演奏は
生き生きと楽想を伝えてくれるオーマンディ&フィラデルフィアO. です。
フィドセーエフとカラヤンにはお控えいただき
オーマンディ&フィラデルフィアO. の演奏を聴きつつ、になります。


            チャイコフスキー交響曲第3番{ポーランド」作品29

                278:チャイコフスキー:交響曲第3番オーマンディ&フィラデルフィア

                         (収録曲)

                       チャイコフスキー
               交響曲第3番 ニ長調 「ポーランド」 作品29
               弦楽セレナーデ 作品48

                   ユージン・オーマンディ指揮
                   フィラデルフィア管弦楽団

                    (録音:1974年10月28日)


       第1楽章:序奏とアレグロ・モデラート・アッサイ
             (テンポ・ディ・マルチャ・フネーブレ)二短調 4分の4拍子
       第2楽章:アラ・テデスカ・アレグロ・モデラート・エ・センプリチェ
             変ロ長調 4分の3拍子
       第3楽章:アンダンテ・エネルジコ ニ短調 4分の3拍子
       第4楽章:スケルツォ アレグロ・ヴィーヴォ ロ短調 4分の2拍子
       第5楽章:フィナーレ アレグロ・コン・フォーコ(テンポ・ディ・ポラッカ)
             ニ長調 4分の3拍子


作曲は1875年6月5日にスケッチを開始し、7月末に完成したそうです。
チャイコフスキーは35歳でしょうか。
副題の「ポーランド」の名称はフィナーレのポロネーズから付けられたそうです。
ロンドンで演奏された際に付けられた名称と推定されるとのことですが
ロシアではこの名称を用いてはいないとのことです。
尚、この年に作曲された他の作品には「憂鬱なセレナード」や
ハンス・フォン・ビューローが絶賛をし10月にボストンにて
初演されたピアノ協奏曲第1番があるとのことです。

交響曲第3番はチャイコフスキーの交響曲のなかでは
最も演奏されてる機会が少ない作品だそうです。
構成が5楽章であることも異例で
5つの楽章に統一性が認められないとも指摘されているとのこと。

因みにこの交響曲について
チャイコフスキーの親友ラロンは1月28日付け「ゴロス(声)」紙に
次のように批評をしているそうです。

「チャイコフスキーは力強く前進している。彼の新しい交響曲において、形式と対位法的展開の技法は、今迄の彼のどの作品よりも高められている。・・・
ロシアのみならず全ヨーロッパでもこの10年間の代表的作品に位置づけられる」。
フィナーレに関しては次のように批評をしているとのこと。
「大部分は大胆で輝かしい技法に隠されて入るが、相当程度に無味乾燥なところが多い」。

初演は1875年11月7日。
モスクワにおいてロシア音楽協会モスクワ支部の演奏会で行われたとのことです。
指揮はニコライ・ルービンシュタイン。
この曲は親友のジャーナリスト兼作家のコンスタンティン・シロフスキーに
献呈されているとのことです。


弱音で静かに始まる第1楽章。
「マルチャ・フネーブレ」、葬送行進曲とのことです。
葬送行進曲というと暗いイメージを抱いてしまうのですが
暗さをあまり感じることはありません。
低弦の重々しい響きを背景に
第1主題は口ずさみたくなる親しみある調べ。
音力が強くなり壮大な感じが醸し出されるようです。
トゥッティでの勇壮さ、その迫力には息を呑みます。
次第にゆっくりとなり力を弱め    
第2主題を奏するオーボエは穏やかな歌を歌うようです。
優美な歌のあとに(6分33秒程のところから)聴き覚えのある旋律が。
交響曲第5番第3楽章の印象に残る旋律が束の間ですが顔を出します。
早々に祝祭的な趣のある生き生きとした旋律に。
第1主題、第2主題が混じり合い進む旋律に活力を感じさせられるようです。
曲が進むうちに活力の中に一抹の寂寥感が漂っているようにも。
再び顔を覗かせる第5番の第3楽章の旋律。
エネルギーを迸らせ、力強さのうちに第1楽章の終わりに。

第2楽章の「アラ・テデスカ」は「ドイツ風」という意味とのことで
ワルツ、その原型のレントラの様式を指すそうです。
弦と木管の調べで始まる第2楽章。
優雅です。美しい旋律です。
中間部でのワルツ風な旋律は1891年作曲の「ハムレット」の付随音楽第2幕への
間奏曲に取り入れられたとのことです。
忙しげない楽器たちのトリオを経て戻る優雅な主題。
チャイコフスキーの交響曲の中では最も優美さを感じる主題です。
フィラデルフィアO.のヴァイオリン群の美しい音色に魅了されます。
ゆったりとした調べ、長閑な趣を漂わせつつ終わる第2楽章。

静かに鳴り響くトランペットの調べで始まる第3楽章。
のんびりと穏やかな第1主題。
優美な旋律の第2主題。
美しい調べに耳を奪われてしまいます。
木管たちの対話を経て美しい旋律が再び。
小刻みに奏されるヴァイオリンに緊張感を抱きます。
そして長閑に閉じられる第3楽章。

泳ぐかのように軽やかな調べで始まる第4楽章。
楽器たちは次々と弾むような趣を醸し出しているようです。
中間部には1872年にピョートル大帝生誕200年を記念し
モスクワで開催された全ロシア工業技術博覧会のために作曲をしたカンタータからの
楽想が用いられているとのことです。
壮大な雰囲気を経て再び軽やかに。
舞うような軽やかさのうちに終わに。

第5楽章は勇壮な趣での始まり。
主題の力強さ。
雄々しい歌のようです。
ロンド主題が3回繰り返された後に同じ主題による長大なフーガが特徴とのこと。
強壮でドラマティックな盛り上がりを感じさせられます。
強奏のトゥッティに響くトランペットは誇らしげに「勝利」を告げるかのようです。
聴いていて感無量になり涙腺が緩む個所に。
活力が漲る力強い感動的な曲の終わり。


第2楽章と第3楽章の美しさに惹かれたこの交響曲。
フィナーレでの高揚感は感動の渦でしょうか。
今まで聴いてきたチャイコフスキーの交響曲のいずれにも
「勝利」の文字が脳裏を過ぎります。
この第3番でも第5楽章に「勝利」の声を聞くような想いになりました。

印象深いのは第1楽章の中に第5番の第3楽章に類似した手法です。
フィドセーエフでは聴き取りにくかったのですが
オーマンディでははっきりと聴き取ることができます。
音楽の輪郭が鮮明に伝わり演奏にグイグイと引き込まれるような
オーマンディ&フィラデルフィアの演奏で繰り返し聴いていました。
やはりこの第3番も聴き終えて感嘆の溜め息が出るばかりです。

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タグ : チャイコフスキー 交響曲 ポーランド オーマンディ フィラデルフィア管弦楽団

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