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2009.11/27(Fri)

Op.16 ベートーヴェン:交響曲全集から第9番~始まりはハイティンクで

    わんパグ

最近は、すっかりベートーヴェンの交響曲に耳を傾けることがなくなっていました。
ベートーヴェンの音楽が与えてくれる「感動」の飢餓状態に陥ることに。

所有する一貫性のない8種のベートーヴェン:交響曲全集から、
特別な理由もなく、ハイティンク&コンセルトヘボウO.を取り出してみました。

ハイティンクは一回目、コンセルトヘボウとの全集録音を1988年に完成、
二回目は2006年にLSOとの全集録音があるそうです。
手元にあるCDは第一回目の全集です。

久方振りに取り出した全集。
特に記憶に残る演奏ではなかったのですが(レコード・アカデミー賞を受賞CDだったそうですが)、
久し振りに聴き・・・コンセルトヘボウOの音色は、やはり美しい!
第9番、ソリストはシュライアー、ルチア・ポップetc.
美麗でありながら、風格漂うベートーヴェンの世界。
でも、やはり・・・残念ながら今回も心には残らないまま。
スーッと通り抜けてしまいます。

シュライアーカラヤンBPOの1977年のベートーヴェン全集、第9番にも登場しているとのこと。
カラヤンベートーヴェンを聴きたい、と思ったことは一度もなかったのですが。
心機一転?カラヤンのベートーヴェン交響曲全集(お安かったので)を購入したものの・・・。
そのまま聴くこともないまま月日が経ちました。
シュライアーの名前に釣られ、今回カラヤン盤を初めて聴いてみました。

第9番第1楽章、ppで始まる第2VnとVc
そして、ソフト・ヴォーチェで加わる第1Vn 、コントラバスが織り成す緊張感と不安が交差する序奏がこれほどまでに克明に演奏をされるのを初めて耳にしました。
   今まで聴いてきた第9番と明らかに違う?
確かに、違います。少なくとも、私には・・・。
シュライアーのことをすっかり忘れ去ってしまい・・・。

この1977年録音のカラヤンの第9番。
若獅子が吼えるような、スゴイ演奏なのでは?
     まさか・・・これが、カラヤン?!
     きっと、オーケストラが抜群だから?
     いえいえ、録音が良い?
自称、アンチ・カラヤンは色々と、苦し紛れのことを考えております。

こうなりますと、ストップが効かなくなるのが常で。
いつしか、第9番の世界に引き込まれてしまいました。
次は、フルトヴェングラーで・・・こちらは全集ではないのですが。
1954年8月のルツェルン音楽祭のライヴ盤と
フルトヴェングラーの戦時中の録音が素晴らしい」とお勧めをいただき購入しました、
フルトヴェングラー戦時録音集」からです。


                フルトヴェングラー~戦時録音集

1940-44年に録音された第3,4,5,6,9番が収録されています。
第3、5番は幾度か聴いたのですが、
こちらの1944年の第9番、BPOとのライヴ。
BPOのメンバーの白熱した演奏が怒涛のように押し寄せてくるようです。

そして、ルツェルン音楽祭での、フィルハーモニアO.との第9番と聴き進み。
こちらは、フルトヴェングラーにとり最後の第9演奏と思われるそうです。
この3ヵ月後、1954年11月30日に死去とのこと。
     11月30日? 3日後が命日・・・。
ルツェルンでの演奏は・・・戦時下の演奏に比し、熱気は和らぐものの、心のうちのベートーヴェンの声に耳を傾けるような・・・。
では、バイロイト音楽祭での「噂の」名盤は?どうなのでしょう。

ハイティンクに端を発した久方振りのベートーヴェンの交響曲鑑賞。
最後にはカラヤンとフルトヴェングラーで第9番の聴き比べになっていました。

ベートーヴェン交響曲全集のうち、
カラヤンが遺した1960年代と1980年代の全集は・・・絶対、聴かなければ。
    カラヤン・ファン・・・ではなかった筈なのに。
    我ながら不可解なことになりました。
そして、何を置いてもフルトヴェングラー。
でも、フルトヴェングラーは同演異盤も多々あるようで・・・
何をどのように選択すれば良いのか、全くの暗中模索状態です。
迷い、考え・・・これもまたビギナーの楽しい悩み?
まだまだ、出会っていない素晴らしい第9番があるのでしょう。
これからの出会いも楽しみになってきました。




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タグ : ベートーヴェン 交響曲第9番 ハイティンク シュライアー カラヤン フルトヴェングラー 戦時録音集 BPO ルツェルン音楽祭 バイロイト音楽祭

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