2012.12/29(Sat)
Op.174 : 2012年 出合ったCDたちにありがとう!
購入するCDが激減している昨今になっております。
往年の演奏家に共鳴するものが多くありますので
新譜CDは滅多に求めることもなく今日に至っています。
特に今年は、過去に求めたCDをふと思い出して
聴き直しをすることも多くありました。
今日を含め、あと3日で2012年に さようなら。
一年が経つのが驚くほどに早過ぎる実感があるのみです。
例年のように、この一年のまとめを。
今年出合ったCDたちの一枚一枚は、いずれも印象に残るものばかりです。
当拙ブログに書かせていただいた今年の記事から
特に印象深かったものに限ってまとめてみようと思います。
先ずはJ.S.バッハの作品からです。
昨年来、少しづつバッハに親しむ月日。
今年は特にバッハの音楽が身近に感じられ耳を傾ける時間が多くありました。
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 by カザルス
面白く楽しい作品であることを初めて知りました。
引き続き他の演奏家で聴いてみたい作品になっています。
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ by カール・ズスケ
取っ付きにくさを感じていた作品でしたが
実際に聴いてみると親近感を抱くことができるものでした。
現在も聴きたい作品が目白押しになっているバッハです。
ただ、「平均律」はまだ宿題で来年に持ち越しになりました。
次は大のお気に入りの作曲家シューベルトです。
今年はシューベルトの歌劇2作品に出合うことができました。
オペラも歌曲同様に惹かれるものがあります。
以下の2作品は演奏時間が短く一枚のCDに収録されているものでした。
シューベルト:歌劇「4年間の歩哨兵勤務」
シューベルト:歌劇「双子の弟」
この2つの作品もシューベルトの爽やかな息吹や
親しみ易さを感じさせられるものでした。
シューベルト:ピアノ連弾のための幻想曲 ヘ短調 弦楽六重奏版
こちらは ピアノ連弾のためのヘ短調幻想曲 を
ブログ仲間の御方がお取り上げになられていらっしゃる記事を拝読したことが
契機となり偶然にショップで出合ったCDです。
シューベルトのピアノ作品では一番のお気に入りでしたので
弦楽六重奏での演奏を是非聴きたくなり求めてみました。
素晴らしい作品であることを再認識をさせられる一枚でした。
声楽ではヘルマン・プライの歌に耳を傾けることも多い年でした。
いつもお邪魔をさせていただいておりますブログで
プライのCDをご紹介されている記事を拝読させていただきました。
LP時代に親しんだプライでしたので懐かしくなり
早速、ご紹介されていらっしゃったそのCDを求めてみました。
同時にプライの他のCDも求め例年になく多々の歌に出合う喜びも。
プライの歌うドイツ民謡を云十年振りに聴き感慨を新たにしたことは
今年の一番の思い出になりそうです。
プライが歌う歌曲で耳を奪われたのが
ブラームス:5つの歌より「愛の歌」 でした。
ヘルマン・プライ:「愛の歌」
当時、こちらのCDについて書いた時には廃盤(?)になっていましたが
今年12月に再発売されているようです。
気持ちをホッと和ませてくれるプライの歌声と歌たち。
私にとっては貴重な一枚です。
シューベルト:「冬の旅」より≪菩提樹≫
また、プライの歌うシューベルトでは「冬の旅」全曲もお気に入りになりました。
今年関心を抱き始めた指揮者はクルト・マズア。
聴いてみたい作品があるとショップで先ずは
クルト・マズア&ライプツィヒ・ゲヴァントハウスの演奏のCDを探し出しては
愛聴をしておりました。
ブルッフ:スコットランド幻想曲
マズアでこの作品を聴きブルッフの他の作品にも関心を抱くキッカケになりました。
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 シュミット;マズア&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
何の変哲もない(?)シュミットのピアノですが第1番、2番ともに
お気に入りの演奏です。
こちらの作品を聴きたくなると自然に手が伸びる一枚になっています。
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ズスケ;マズア&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ズスケのヴァイオリンにも魅了された年でしたので
マズア&ライプツィヒとのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は
今年の忘れられない愛聴盤の一枚です。
マズア&げヴァントハウス管弦楽団でベートーヴェンの交響曲を聴きたいと
願いつつ今年は間に合いませんでした。
来年の抱負、聴きたい作品のトップ候補にしました。
この一年、CDたちが与えてくれた至福の時間に ありがとう!
前回のシューベルト歌曲「流れ」D.693のシュレーゲルの詩句を引用して
2012年にお別れをしたいと思います。
「歌は素晴らしい弦のざわめきを通して
なんて綺麗にうねり流れてゆくのだろう
歌は自らまた戻ってくる
その調べが次々と変わっても
聴く人が新たに魅了されて耳を澄まし続けるように」
今年もありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
往年の演奏家に共鳴するものが多くありますので
新譜CDは滅多に求めることもなく今日に至っています。
特に今年は、過去に求めたCDをふと思い出して
聴き直しをすることも多くありました。
今日を含め、あと3日で2012年に さようなら。
一年が経つのが驚くほどに早過ぎる実感があるのみです。
例年のように、この一年のまとめを。
今年出合ったCDたちの一枚一枚は、いずれも印象に残るものばかりです。
当拙ブログに書かせていただいた今年の記事から
特に印象深かったものに限ってまとめてみようと思います。
先ずはJ.S.バッハの作品からです。
昨年来、少しづつバッハに親しむ月日。
今年は特にバッハの音楽が身近に感じられ耳を傾ける時間が多くありました。
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 by カザルス
面白く楽しい作品であることを初めて知りました。
引き続き他の演奏家で聴いてみたい作品になっています。
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ by カール・ズスケ
取っ付きにくさを感じていた作品でしたが
実際に聴いてみると親近感を抱くことができるものでした。
現在も聴きたい作品が目白押しになっているバッハです。
ただ、「平均律」はまだ宿題で来年に持ち越しになりました。
次は大のお気に入りの作曲家シューベルトです。
今年はシューベルトの歌劇2作品に出合うことができました。
オペラも歌曲同様に惹かれるものがあります。
以下の2作品は演奏時間が短く一枚のCDに収録されているものでした。
シューベルト:歌劇「4年間の歩哨兵勤務」
シューベルト:歌劇「双子の弟」
この2つの作品もシューベルトの爽やかな息吹や
親しみ易さを感じさせられるものでした。
シューベルト:ピアノ連弾のための幻想曲 ヘ短調 弦楽六重奏版
こちらは ピアノ連弾のためのヘ短調幻想曲 を
ブログ仲間の御方がお取り上げになられていらっしゃる記事を拝読したことが
契機となり偶然にショップで出合ったCDです。
シューベルトのピアノ作品では一番のお気に入りでしたので
弦楽六重奏での演奏を是非聴きたくなり求めてみました。
素晴らしい作品であることを再認識をさせられる一枚でした。
声楽ではヘルマン・プライの歌に耳を傾けることも多い年でした。
いつもお邪魔をさせていただいておりますブログで
プライのCDをご紹介されている記事を拝読させていただきました。
LP時代に親しんだプライでしたので懐かしくなり
早速、ご紹介されていらっしゃったそのCDを求めてみました。
同時にプライの他のCDも求め例年になく多々の歌に出合う喜びも。
プライの歌うドイツ民謡を云十年振りに聴き感慨を新たにしたことは
今年の一番の思い出になりそうです。
プライが歌う歌曲で耳を奪われたのが
ブラームス:5つの歌より「愛の歌」 でした。
ヘルマン・プライ:「愛の歌」
当時、こちらのCDについて書いた時には廃盤(?)になっていましたが
今年12月に再発売されているようです。
気持ちをホッと和ませてくれるプライの歌声と歌たち。
私にとっては貴重な一枚です。
シューベルト:「冬の旅」より≪菩提樹≫
また、プライの歌うシューベルトでは「冬の旅」全曲もお気に入りになりました。
今年関心を抱き始めた指揮者はクルト・マズア。
聴いてみたい作品があるとショップで先ずは
クルト・マズア&ライプツィヒ・ゲヴァントハウスの演奏のCDを探し出しては
愛聴をしておりました。
ブルッフ:スコットランド幻想曲
マズアでこの作品を聴きブルッフの他の作品にも関心を抱くキッカケになりました。
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 シュミット;マズア&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
何の変哲もない(?)シュミットのピアノですが第1番、2番ともに
お気に入りの演奏です。
こちらの作品を聴きたくなると自然に手が伸びる一枚になっています。
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ズスケ;マズア&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ズスケのヴァイオリンにも魅了された年でしたので
マズア&ライプツィヒとのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は
今年の忘れられない愛聴盤の一枚です。
マズア&げヴァントハウス管弦楽団でベートーヴェンの交響曲を聴きたいと
願いつつ今年は間に合いませんでした。
来年の抱負、聴きたい作品のトップ候補にしました。
この一年、CDたちが与えてくれた至福の時間に ありがとう!
前回のシューベルト歌曲「流れ」D.693のシュレーゲルの詩句を引用して
2012年にお別れをしたいと思います。
「歌は素晴らしい弦のざわめきを通して
なんて綺麗にうねり流れてゆくのだろう
歌は自らまた戻ってくる
その調べが次々と変わっても
聴く人が新たに魅了されて耳を澄まし続けるように」
今年もありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
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