♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.73 シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」 by カラヤン&ベルリン・フィル

もう11月。カレンダーも残すところあと一枚。
とにかく、一日が早いです。一カ月が早いです。
年々、月日が経つのが早く感じられます。
11月の声を聞くと・・・すでに頭の中は年賀状。
先月から、このデザインにしようか、それとも・・・と、楽しく悩み始めました。

シューベルト作品では主に、歌曲、室内楽を鑑賞する年月でした。
いつか交響曲全曲を聴きたいと願いつつ・・・。
やっと、聴いてみたいと思えるCDに出合うことができました。
カラヤンベルリン・フィルシューベルト、交響曲全集です。

国内盤ではカラヤン生誕100年記念として、一昨年の2008年にリリースされていたようです。
今回、幸いにも限定盤且つ廉価盤としてEMIフランスからのリリースを知りましたのが9月。
早速予約注文をしましたものの・・・。
発売延期やら発売日変更で予約注文から1ヶ月少々、待ちに待ちました。
手元に届く頃には、聴きたい気持ちが薄れているかも?と。
さにあらず、喜び勇んで開封をしました。


              シューベルト:交響曲全集より
           交響曲第9番「ザ・グレイト」ハ長調D.944
                      by
                カラヤンベルリン・フィル


              シューベルト:交響曲全集 カラヤン&ベルリン・フィル

               (録音 1977年 ステレオ、セッション)




シューベルトの交響曲は万年クラシック音楽ビギナーの見本で、
「未完成」と「グレイト」しか聴くこともなく年月が過ぎております。
さて、今回、大のお気に入りの第9番「グレイト」に手が出ました。

カラヤンにとってシューベルト交響曲全集としてはこちらが初めてとのこと。
「未完成」「グレイト」に関しては3回の録音があり、
こちらの全集では3回目の録音との解説があります。

すっかりカラヤン・ファンに変身をしまして、嬉々としてシューベルトを。
お気に入りの「グレイト」は他の演奏で聴いていましたものの、
今まで耳にしていました演奏をすっかり忘れさせるほど、
聴いていまして新鮮な感情が生まれてきました。

聴き慣れている筈なのですが、
今まで音としてしか聴こえなかったものが、
音を見ることができるようなのです。
可笑しな表現なのですが、音が見えるようですので、
他の演奏よりも聴いていてとにかく面白い、楽しいのです。
勿論、音楽が与えてくれる高揚感も終始捉えて離さず、という感じでしょうか。

第一楽章のホルンが奏でる冒頭の主題に先ず耳を捉えられます。
ゆったりとした中にも壮大さを感じさせられます。
第1主題で現れるトランペットの音色も耳触りでなく、
オーボエ、ファゴットの第2主題も木管の雄弁な語りを聴く思いがします。
低弦はあくまでも伸びやかに、重厚に響き。
旋律の美しさと相俟って、一音一音が壮大なドラマのようです。
我に帰りますと早くも終楽章・・・。

カラヤンのこの演奏、個人的には素晴らしく思います。
が、まだまだ、もっと素晴らしい「グレイト」が何処かに・・・。
と、思いますと矢も盾も堪らず発掘作業に取り掛かり始めてみました。
カラヤンが「お手本」とした、あの指揮者で是非聴きたいと探してみました。
幸い「未完成」とのカプリングのCDが目に入りました。
最近、カラヤンは私の持病の熱中症?の「火付け役」のような存在になってまいりました。

今まで「グレイト」を聴きましても、
シューベルトの交響曲の素晴らしさに気付いていなかった、
ということを思い知らされる演奏でした。

この作品は、シューベルトが1825年5-10月に旅行をした際に、
グムンデンやガスタインの訪問地で作曲をした交響曲とのことです。
そう言えば、昔、「ガスタイン交響曲」というタイトルを耳にしましたような。
初演の経緯も関心を引きます。
楽友協会に託されたこの作品は、演奏会で公表する予定だったそうです。
しかし、「あまりにも大形で、まわりくどい」との評判で公表されなかったとのこと。
シューマンがシューベルトの弟(兄との記述もありますが、どちらでしょう?))フェルディナントのところで、譜面を発見。
作曲されてから10年が経過した、1838年3月21日、
ライプツィヒ、ゲヴァントハウスでの演奏会にて、
メンデルスゾーンの指揮で短縮されて初演されたそうです。

シューベルトの交響曲で初対面になる他の作品も、
きっとカラヤンは素晴らしいシューベルトの世界に誘ってくれることでしょう。



                           ぱたぱた:bird2すずめ(左)S
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Comment

Re: こんにちは〜

rudolfさま、こんばんは〜。
コメントを本当にありがとうございます。

カラヤンですと、期待を裏切ることはないというか、
安心をして聴いていられるようになりました。
こちらの全集、限定盤+廉価盤でしたので急いでしまいました。
個人的には大満足の全集になりました。
ですが、rudolfさまのように演奏者のテクニックとか詳しいこと、
難しいことが解からないので、単に自分の感性と主観だけなのですが。

> カラヤンのシュベルトの9番(8番)は、DGの録音はLP時代に初めて聴いた演奏で懐かしいものです。
> EMI盤はまだ聴いたことがありません。
> 良さそうですね〜。
rudolfさまには思い出のカラヤン、「グレイト」だったのですね。
DGの方は聴いたことがないのですが、こちらのEMI、演奏、音質共とても良かったです。
いつか、こちらの全集のrudolfさまのご感想を拝読させていただけたら…と願っています。
何か押し付けがましいですね・・・押し付けたいというのが本音です〜。

> ジュリーニ、シカゴの演奏は、驚きの演奏だと思いますよ、是非〜
ジュリーニ&シカゴ響・・・rudolfさまからも推薦盤で、
かなり興味が湧いてきました。
ウィッシュ・リストからカートに移すことにしますね。

> 確か、最近バーンスタインのニューヨーク・フィルハーモニックとの演奏も聴いたのですが、なかなかのものだったような〜
例のバーンスタイン・シンフォニー・エディションのBOXに入っているのですね。
所有LPリストを見ましたら、初めて求めましたシューベルトの交響曲が「未完成」で、
バーンスタイン&ニューヨーク・フィルになっていました。
すっかり、忘れてしまっていて記憶になかったのですが。
カプリング曲を記入していなかったのですが、もしかしたら「グレイト」?と期待をしつつ、
LP探しを始めています。
気になっていますバーンスタインのBOXは確か限定盤、何か落ち着かなくなってまいりました。(*^_^*)
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.11/06 20:09分
  • [Edit]

Re: NoTitle

colorkoさん、こんばんは〜。
コメントをいつもありがとうございます。

小さい頃、ウサギ(とペンギン)を飼いたいほど好きだったんですよ。
ですから、来年の年賀状作成は本当に楽しくて。
その前にクリスマスがあったのですよね、忘れて・・・いました。
colorkoさんのクリスマス・デコレーションが楽しみです。
私の方は、100円ショップで高さ10?ほどの小さなクリスマス・ツリーを購入し、
これまた100円ショップで色違いの豆電球をツリーに。
「可愛いクリスマス・ツリーができたよ〜」と我が子たちに。
彼らは点滅する豆電球が面白いらしく、ジーっとみている姿を見て自己満足しています。

コンサートは無縁状態なんですよ。クリスマス・コンサートも。
ですからCDでお気に入りの曲をかけて、我が子たちの嘴ギシギシ二重奏をBGMに・・・。
クリスマス・コンサート気分で満足してしまっています。
CDの選曲を間違え、オペラや声楽をかけてしまうと「ビギャー!」のブーイングで騒音大会に化してしまいますが。
colorkoさんは、きっとクリスマス・コンサートにいらっしゃるのでしょうね。
まろんちゃんも一緒に行くことができたら最高のクリスマスですね。(^^♪
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.11/06 19:30分
  • [Edit]

こんにちは〜

luminoさま こんにちは

カラヤンのシュベルトの全集
買われたんですね
どうしようかと、まだカートに入れっぱなしにしています。

カラヤンのシュベルトの9番(8番)は、DGの録音はLP時代に初めて聴いた演奏で懐かしいものです。
EMI盤はまだ聴いたことがありません。
良さそうですね〜。

ジュリーニ、シカゴの演奏は、驚きの演奏だと思いますよ、是非〜
確か、最近バーンスタインのニューヨーク・フィルハーモニックとの演奏も聴いたのですが、なかなかのものだったような〜

▼・。・▼
  • posted by rudolf2006
  • URL
  • 2010.11/06 14:58分
  • [Edit]

NoTitle

>カレンダーも残すところあと一枚。
本当ですね
年賀状来年はうさぎ年なので
デザインも楽しく選べそうですね〜
私はクリスマスの飾りをどうしようか
ってワクワクしています
大がかりな事をするつもりはないのですが
季節行事を楽しみたいです〜^^
luminoさんはクリスマスコンサートどこかへ
いらっしゃるのですか?
  • posted by colorko
  • URL
  • 2010.11/06 13:50分
  • [Edit]

Re: 「グレイト」良いですねぇ

burleskeさま、こんばんは〜。
いつもコメントをありがとうございます。

カラヤンは長大な曲という感じを抱かせず、
本当に飽きさせずに聴かせてくれるのですね。
私のようなビギナーにはピッタリかも。

ジュリーニ&シカゴ響もチェックさせていただきました。e-343
トスカニーニ、フルトヴェングラー(51年の方を)、そしてミュンシュも、
ウィッシュ・リストで待機中になりました。
フルトヴェングラーは・・・必聴のようですね。
プラス、私にはトスカニーニ盤も欠かせなくて。

交響曲はフル・オーケストラが好みになりましたのでピリオド奏法では聴いたことがないのですが、
「グレイト」の醍醐味はピリオド奏法では得られないようですね。
お気に入りの「グレイト」の聴き比べを、お気に入りの指揮者で。
またまた、楽しくなってまいりました。(^^♪
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.11/02 20:00分
  • [Edit]

「グレイト」良いですねぇ

こんばんは〜
カラヤンの「グレイト」は確かに面白くて楽しいですね。あの長い曲を飽きさせず聴かせてくれます。
僕の好きな「グレイト」はジュリーニ&シカゴ響です。
フルトヴェングラーもやっぱり凄いです。42年盤、51年盤どちらも良いですね。
この曲はピリオド奏法で聴くより、大オーケストラで聴く方が好きです。

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音楽が日々の活力源になっています。
特に音楽知識のないクラシック・ビギナーに等しいのですが、「ただ、ひたすらに」をモットーに鑑賞をしています。
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