♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.80 ヴェルディ・エディションより弦楽四重奏曲と「ルイザ・ミラー」弦楽四重奏版 by ハーゲン弦楽四重奏団

今年最後の購入CDはヴェルディ・エディションになりそうです。
     (詳細は→HMV:ヴェルディ・エディション)

ショップ・サイトによりますと、
ヴェルディの全オペラ、宗教曲、合唱曲、歌曲、室内楽、宗教曲などを網羅したボックス
ということで念願のBoxセットでした。
そして何よりも全オペラの原語歌詞が掲載されているとの
ブックレットの魅力も大きいものでした。
ショップ・サイトに「巨大ボックス」とは記されていましたが、
ブックレットのサイズに合わせたようで確かに大きいです。
実際、手にしましてとても充実したBoxセットで大変満足をしています。
セットを手にしますと、どの作品から先に聴こうかと
迷うのも、また嬉しい悩みです。

LP時代から好きでしたヴェルディのオペラ。
当時は全オペラが一度に入手できることなどは夢の、また夢。
それが現在では簡単に入手可能に。
それはそれで、とても喜ばしいことなのですが。
   「次は、このオペラを・・・」と
一作品づつ求めては喜んでおりましたLP時代が懐かしくもあります。



               ヴェルディ弦楽四重奏曲 ホ短調
              「ルイザ・ミラー」弦楽四重奏版
                       by
                 ハーゲン弦楽四重奏団



               ヴェルディ・エディション


                 弦楽四重奏曲 ホ短調
                 オペラ「ルイザ・ミラー」:弦楽四重奏版
                       (エマニュエル・ムツィオ編)

                 ハーゲン弦楽四重奏団

                 (録音 1993年12月;1994年4月)



オペラを聴きたくて求めましたBoxセットですが、
いろいろ迷いました末に最初に手にしましたのは
弦楽四重奏とオペラ「ルイザ・ミラー」の弦楽四重奏版が
収録されている一枚です。
未だかつて一度も聴いたことがありませんでした。

ヴェルディの弦楽四重奏曲はどのような曲かしら、
と 興味と期待で胸を膨らませて。

室内楽とは思えないほどの
シンフォニックなスケールの大きな作品です。
単純な一言・・・やはり、ヴェルディは素晴らしいです。
オペラに限らずこちらの弦楽四重奏曲でもヴェルディらしさ満開です。
   ヴェルディらしさ?・・・って、尋ねないでくださいね
                             言葉にできませんので


この作品はヴェルディが「自分自身を楽しませるために」作曲をした
と語っているそうです。
聴く方も多彩に変化をする旋律の楽しい世界に誘われるようです。
ヴェルディは弦楽四重奏曲をこの一曲しか残さなかったそうですが
余りにも素晴らしいので、一曲だけということに残念な思いを抱いてしまいます。
否、残された、たった一曲だからこそ貴重なのでしょうか。

この作品を聴きつつ、ヴェルディが交響曲を作曲したら?
どのような作品が誕生したのかと思いを馳せておりました。
きっと・・・ヴェルディなら・・・きっと。
想像するだけで夢見心地です。

さて、弦楽四重奏曲に戻りまして。

第1楽章 Allegro
      第2ヴァイオリンで奏で始められる第1主題
      静かな中にも緊張感と悲嘆が込められているようです。
      この第1主題は「アイーダ」のアムネリスの主題の転用だそうです。
      すぐに緊張感が解け、力強い旋律の登場。
      楽章内での「急」「強」「穏」の変化は聴いていて引き込まれます。
      シンフォニックなスケールの大きさを感じさせられる楽章です。

第2楽章 Andantino
      舞曲風に始まる第1ヴァイオリンの主題。
      典雅な調べ、軽快さに心が弾むようです。
     
第3楽章 Presutissimo
      華やかなフォルテで始まる第1ヴァイオリン。
      そして“cantable"の指示で優雅に美しく歌うチェロ。
      ヴェルディ特有の世界でしょうか。
     
第4楽章 Scherzo Fuga.Allegro assai mosso
      各楽器の語り合いが興味深いフーガ。
      明朗な旋律を経て、ドラマティック且つ
      ダイナミックに迎えるコーダ。


ハーゲン四重奏団の演奏には、柔軟な歌い回しと堅固さが共存しているのではないでしょうか。
また力強い推進力にも圧倒されます。
曲をしっかりと支えるかのようなチェロの存在感も印象的です。
作品の素晴らしさと演奏の素晴らしさに圧倒されてしまいました。
何回も繰り返し聴いてしまう、数少ない弦楽四重奏曲の中の一曲にもなりました。


同じディスクに収録されているオペラ「ルイザ・ミラー
エマヌェル・ムツィオの編曲による8曲から成る弦楽四重奏版。

オペラの方は未だ聴いたことがないのですが。
序曲に続いて、悲劇でありながら誕生日の祝宴から幕が開く故でしょうか
弦楽四重奏版も軽快でステップを踏みたくなるような楽し気な旋律です。
次曲では優雅な語らいを聴かせてくれる四重奏。
弦楽四重奏版の「ルイザ・ミラー」が魅力的でしたので
オペラを聴くのが一層、楽しみになってきました。

こちらのBoxセットには
マーガレット・プライスでヴェルディの歌曲集も。   
過日、デニス・オニールで歌曲集を聴きましてお気に入りの歌曲もあります。
プライスの歌う歌曲にも期待をしつつ。
また、「聖歌四篇」はショルティ。
こちらにも大きな関心を抱いています。

肝心の全オペラを聴き終えるまでには何年かかるのでしょうか。
ゆっくり、気長に、このBoxと末永くお付き合いをしたいものです。


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Comment

Re: ハーゲンSQは好きですが・・・

burleskeさま、こんばんは。
コメントをいつもありがとうございます。

ヴェルディの弦楽四重奏曲はジュリアード四重奏団の演奏もあるのですね。
ジュリアードでも聴いてみたいと。e-343
ジュリアードお気に入りなのです。 

「ルイザ・ミラー」は楽しく聴くことができました。
機会がありましたら是非。(^^♪
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.12/07 19:39分
  • [Edit]

ハーゲンSQは好きですが・・・

こんばんは。
ハーゲンSQは好きですが、この演奏は聴いたことありません。
ヴェルディの弦楽四重奏曲はジュリアードSQのCDを持っていたと思うのですが、あまり印象に残っていません。
早速改めて聴いてみたいと思います。
「ルイザ・ミラー」の弦楽四重奏版聴いてみたいです。

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