♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.86 ベートーヴェン交響曲全集より第9番、5番 by ヴァント&北ドイツ放送響

過日、ブラームスの交響曲第1番を
ヴァント&北ドイツ放送交響楽団の演奏で聴きまして
すっかり虜に。
次は是非、ベートーヴェンを聴きたいとの思いが募りました。

ベートーヴェン交響曲となりますと全曲を聴かないと気が済まない
という我ながら厄介な性質で
ベートーヴェン交響曲全集を。
ヴァント北ドイツ放送響の5枚組です。


                ベートーヴェン交響曲全集
                      by
               ヴァント北ドイツ放送響


             ベートーヴェン交響曲全集:ヴァント&北ドイツ放送響



全集を手にしますと、
お気に入りの番号順に聴いています。
第9番、5番、3番 と続くのですが。

今回は第9番で引っ掛かり釈然としないまま
気を取り直して第5番に。
ここでもまた鑑賞中に立ち往生をすること数回です。
第9番と5番の往復ばかりで
まだ先に進めません。


今まで、いろいろな演奏を聴いてきているつもりなのですが
何かが違うのです。
立ち往生しつつ・・・。
今まで聴いてきました演奏と隔絶するものを感じてしまいます。
他の指揮者の演奏とは一線を画するものがあるようです。
良きにつけ
悪しき?につけ。


先に記しておきますと
ショップでのCD紹介の通りの演奏です。
       ↓
   揺ぎ無い構築感と強力なエネルギーーが最高


第9番と第5番だけしか聴いていないのですが
強い生命力が漲り、エネルギーが爆発しているようです。
張り詰める緊張感は壮絶極まりない程。
このような演奏は好みなのですが・・・。

始めに聴きました第9番。
聴く度に印象が変わってしまいます。
第1楽章の呈示部では
心に深く刻まれている指揮者の演奏から感じたものと同じものでした。
そして第1主題に入りまして
今まで耳にしました演奏のどれよりも 美しい と。

2回目に聴きますと
力任せに押し切っている第9番の印象になってしまいました。
未だにまとまりません。

ロマン・ロランの記述の引用になります。
 
  「《第9番》は合流点である。
   非常に遠方から、また、まったく異なった地方からきた多くの奔流
   あらゆる時代の人間のさまざまな夢想や意欲といったものが
   この中に混じり合っている。
   またこれは、他の八つの交響曲と違って
   山の頂上から過去のすべてを俯瞰する回想であるともいえる。(略)
   (ベートーヴェンの)生涯の『全書』を俯瞰し飛翔することができているのである」

少なくとも、こちらの演奏からは
ロマン・ロランの文章が空虚な言葉と化してしまうようなのです。


次に聴きました第5番です。

ベートーヴェンは人生後半に
  「苦しみを通して歓喜に至れ」
をモットーとしたそうですが
  「暗黒から光明へ」

この作品のテーマである「暗黒から光明へ」が
演奏からは残念ながら伝わってこないのです。
暗黒との戦いの激しさに覆われ
光明は戦いに疲れ果てた幻影のようです。
繰り返し聴いてみたのですが
残念ながら私には 希望 を感じ取ることができませんでした。


それでいて、また聴きたい
との気持ちにさせられてしまいます。
聴きつつ立ち往生をしながらも
私には不思議な魅力がある演奏です。

ジェット・コースターにでも乗っているかのような
ハラハラ、ドキドキ、スリル感満点の演奏ではないでしょうか。

さて、次に聴く第3番は・・・。
如何に?
興味津々になっております。
ヴァント・・・不思議 です。

                      
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Comment

Re: ヴァントは好きですが

burleskeさま、こんばんは〜。
コメントをありがとうございます。

そうなのですね〜。
「ストイック」で「割り切った演奏」とのことで
聴いていて立ち往生をしてしまいましたり
「?」になってしまいましたり
の原因はそれだったのですね。

他の指揮者ですと、ここでストップをするのですが
ヴァントにはやはり惹かれるものがあります。
90年代の演奏の方・・・一度、聴いてみたいと思います。(^^♪
  • posted by lumino
  • URL
  • 2011.01/21 19:30分
  • [Edit]

ヴァントは好きですが

こんばんは。
ヴァントのベートーヴェン全集は80年代の録音で、晩年のヴァントのような味わい深さには欠け、ストイックな感情移入を廃した、作品の構造が透けて見えるような割り切った演奏だと思います。
なのでベートーヴェンらしい感情表現を求めると当てが外れるかも知れませんね。
90年代の演奏の方が聴きやすいかも。
  • posted by bulreske
  • URL
  • 2011.01/20 23:36分
  • [Edit]

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