♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.117 シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 D.929 by アムステルダム・ピアノ三重奏団

秋も深まり・・・と思っていましたら
夏日が復活しましたり目まぐるしい日々。
明日は立冬だそうですが・・・
扇風機を収納しない内に立冬を迎えるのは初めてのようです。


先日、無性に聴きたくなる作品として
モーツァルトの ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 を挙げました。
その際にブログ仲間の御方がくださいましたコメントに
無性に聴きたくなる曲を数曲挙げて下さいました。
その中で目を惹かれましたのがシューベルト「ピアノ三重奏曲第2番」でした。

未だ、聴いたことがありませんでした。
是非とも聴いてみたいと思いCDを求めてみました。
アムステルダム・ピアノ三重奏団・・・初耳の奏者ですが。
第1番とノットルノとのカプリングで、廉価盤でしたので。
ジャケットの色合いと写真も気に入ってしまいました。
CD選びの基準は至って単純なもので。

         シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 D.929
                       by
              アムステルダム・ピアノ三重奏団



               シューベルト:ピアノ三重奏曲第1&2番アムステルダム・ピアノ三重奏団

              アムステルダム・ピアノ三重奏団のメンバー

                   Joan Berkhemer(Vn)
                   Klara Würtz(P)
                   Nadia David(Vc)

                   (2008年 デジタル録音)

          第1楽章:アレグロ 変ホ長調 3/4拍子
          第2楽章:アンダンテ・コン・モート ハ短調 2/4拍子
          第3楽章:スケルツァンド アレグロ・モデラート 変ホ長調 3/4拍子
          第4楽章:アレグロ・モデラート 変ホ長調 6/8拍子


初めて聴く作品には、いつも興味と期待でドキドキするものを感じます。
 
第1楽章を終え第2楽章。
すっかり第2楽章に囚われの身になってしまいました。
幾度も繰り返し第2楽章ばかりを。
なかなか第3楽章に進まない状態でした。

この第2楽章の主題は初めて耳にする筈なのですが。
  いつか どこかで それとなく耳に入っていた?
と感じてしまうほど耳に馴染みのある旋律です。
テレビ・ドラマか何かのBGMだったのでしょうか。
とにかく初めて聴く旋律には思えません。

第2楽章の主題について解説に依りますと
スウェーデンの歌の旋律であるそうです。
1827年にシューベルトは音楽会(フレーリヒ家)でスウェーデン歌手の
イサーク・アルベルト・ベルクが歌う「太陽が沈み」を聴き
この作品に取り入れたとのことです。

第4楽章の軽快な明朗さの中に再び現れる第2楽章のこの主題。
全曲を聴き終えまして「喜怒哀楽」の内の「喜」と「哀」の融合。
シューベルトの心の詩を聴く思いがします。
「喜」で結ばれるこの作品に愛おしさすらを感じてしまいます。

アムステルダム・ピアノ三重奏団の演奏もとても好ましく感じました。
淡々と音を紡ぎつつも軽快な明るさの「喜」と
相反する「哀」の鮮やかで、あくまでも自然な流れのコントラスト。
演奏時間は約50分・・・長さを感じさせません。


1827年11月に着手されたそうですので
時期的には、ちょうど 今頃。
初演については諸説があるそうですが
確実に演奏されたのは1828年3月26日、シューベルト主催の公開自作演奏会だそうです。
ウィーン楽友協会所有の「赤いはりねずみ館」(何とも変わった名称)だったとのこと。
結果は大成功だったそうです。

シューベルトはこの作品の出版に非常に熱心だったとのこと。
また出版に際してのシューベルトの3つの希望は
 
  この作品の番号が100になるべきこと
  献呈する相手を定めず真に作品を気に入ってくれる人に捧げる
  早期出版を望んでいた

以上だったそうです。

出版が遅れライプツィヒでは1828年10月末 或いは11月初め
ウィーンでは12月に入ってからの出版。
出版をされた時には、出版を待ち望んでいたシューベルトはこの世の人ではなかったとも。

シューベルトの「ピアノ三重奏曲第1番」を聴きましたのが昨年の2月でした。
以来、第2番も聴きたいと思いつつ月日が経ってしまいました。
コメントをいただきましたことが機となり聴くことができました第2番。
第1番と共に心に残る作品となり
また、手元に置いて時々、耳を傾けたい作品になりました。


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Comment

Re: colorko

colorkoさん、こんばんは。
コメントをいつもありがとうございます。

「月光」は一番最初に聴いたベートーヴェンのピアノ・ソナタで思い出深い作品なのです。
が、第3楽章・・・ドキリです。旋律が思い浮かびません。(汗)
今夜、早速聴いてみますね。

何度も何度も、繰り返し聴くほどに心を捉えて離さない旋律との出合いって
とっても素晴らしいことですよね。
最近、つくづく感じています。

やはり立冬なのですね、「寒い」と感じる今日です。
colorkoさんもどうぞご自愛くださいね。
  • posted by lumino
  • URL
  • 2011.11/09 19:45分
  • [Edit]

Re: お早うございます~

rudolfさま、こんばんは。
コメントをありがとうございます。
いつも押しかけコメントですみません・・・どうぞ、お気になさらずにお願いいたします。

シューベルトのピアノ三重奏曲第1番に出合えました時にも
とても嬉しい思いを抱きました。
今回、第2番の方をやっと、やっと聴く機会に恵まれ
この作品に出合えましたことも今年の大きな喜びになりました。

ルービンシュタイン盤を優先に、との思いが強くなりました。
意中のインマゼール&ビルスマは、先になりそうな気配です。
コメントを拝読しまして、ブッシュ盤での第2番は是非聴きたく思い
必死(?)に探しましたらSPからの復刻がHMVにあるようで、早速カートに。
いろいろな演奏で聴いてみたいと思う作品の一つになりました。
シューベルトに限りない魅力を感じる月日になりました。(^^♪
  • posted by lumino
  • URL
  • 2011.11/09 19:29分
  • [Edit]

colorko

luminoさま
こんにちは^^
本当に暑かったり急に北風が吹いたり
難しいお天気ですね
体調を崩さない様にしなくてはと思っております
>すっかり第2楽章に囚われの身
と拝読して思いだしました
私はベートーヴェンの『月光』の第3楽章がとても好きなのです
やはり何度も何度も聴いてしまいます
  • posted by ご訪問者さま
  • URL
  • 2011.11/09 10:36分
  • [Edit]

お早うございます~

luminoさま お早うございます~

お久しぶりです
コメントをいつもいただきながら、コメントできませんで、申し訳ございません。

シュベルトの「ピアノ・トリオ」は1番も、2番もいずれも素晴らしい曲ですよね~ 色々な演奏を聴いてきましたが、やはりルービンシュタイン盤が一番かもしれませんね~。
1番はブッシュの演奏も素晴らしいのですが、2番は録音がなかったかと思います~。

ミ(`w´彡)
  • posted by rudolf2006
  • URL
  • 2011.11/09 07:27分
  • [Edit]

Re: 第2楽章はクセになりますよね

burleskeさま、こんばんは。
コメントをありがとうございます。

第2楽章は本当に良いですね。「良い」という言葉では足りないほどに。
burleskeさまも囚われてしまわれたようで。
映画「バリー・リンドン」、初めて知りました。
調べてみましたところ、こちらも惹かれる映画です。
先日のモーツァルトにしましても、今回のシューベルトにしましても
映画に取り入れられている音楽は魅力あるのですね。

昨年10月12日にシューベルトのピアノ三重奏曲第1番につきましての
burleskeさまの記事を改めまして拝読させていただきました。
お気に入りになられていらっしゃるディスクで
第1番でのカザルス・トリオ・・・まだCD購入をしていなくて。
インマゼール&ビルスマでも聴きたいと思いつつ、こちらも未だです。
今回頂きましたコメントで第2番のお気に入りになられていらっしゃる2種の盤も出来れば一度聴いてみたいと思います。
目下(1年経ってしまいましたが)インマゼール&ビルスマが意中の盤に。

先日のコメントにシューベルトのこの作品をお挙げくださいましたお陰で
素晴らしい旋律に出合うことができました。
本当にありがとうございました!
  • posted by lumino
  • URL
  • 2011.11/08 19:43分
  • [Edit]

第2楽章はクセになりますよね

luminoさまもやはり第2楽章に囚われてしまいましたか。
一度聴くと忘れられない旋律ですよね。
キューブリックの映画「バリー・リンドン」で使われていたのが印象的でした。

僕のお気に入りの演奏はルービンシュタイン、シェリング&フルニエ盤とラルキブデッリ盤です。
アムステルダム・ピアノ三重奏団盤も「自然な流れのコントラスト」ということで、聴いてみたいですね。
  • posted by burleske
  • URL
  • 2011.11/08 12:39分
  • [Edit]

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