♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.138 ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 by ルービンシュタイン&ピアティゴルスキー

ブラームスチェロ・ソナタ第1番と第2番。
初めて聴きました。
ルービンシュタイン・コンプリート・アルバムCD124に収録されています。

第1番が大いに気に入り、繰り返し聴いているうちに第2番もまた
お気に入りの仲間入りになりました。
今日は第1番の方を。

第1番は1936年にもピアティゴルスキーとの録音が収録されていますが未聴です。
早く他のディスクを聴きたいのですが
このブラームスチェロ・ソナタばかり聴いている毎日です。

ルービンシュタインのアルバムのお蔭で
先日来、ドヴォルザークの室内楽に惹かれ始め
そしてブラームスにも惹かれるものを感じているこの頃です。


        チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 作品38
     
          アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
         グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)

                (録音:1966年)


      第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ ホ短調 4/4拍子 
      第2楽章 アレグレット・クアジ・メヌエット イ短調 3/4拍子 
      第2楽章 アレグロ ホ短調 4/4拍子 



            わんぱぐさん:ライン、ブルーの鳥


今迄ブラームスの室内楽は憂愁色が濃い
とにかく 暗い というイメージを抱いていました。
そのような作品は苦手なので避けておりました。
ですが、2曲のチェロ・ソナタを初めて聴きイメージが覆りました。
第1番、2番共に 口ずさみたくなる親しみ易い旋律や
明朗、軽快な色合いも感じられるように思います。


ブラームスはチェロとピアノ用の二重奏曲を3つ以上作曲したそうですが
今日、チェロ・ソナタとして残っているのは
作品38の第1番と作品99の第2番の2曲とのことです。
この2曲はロマン派時代のチェロ・ソナタの代表的な傑作だそうです。

作曲の完成の詳細な月日は不明で
1865年夏に完成したとされているようです。
というのは、1865年夏にブラームスはクララ・シューマンの別荘があり
芸術家が多数集まっていたというバーデン・バーデンに近い
リヒテンタールに行った由。
ブラームスがウィーンに戻った10月10日にはすでにこの作品は完成していたそうです。
完成までに3年間を要したとのこと。

初演は完成直後にブラームスと友人のゲンスバッヘルにより私的に初演され
公開初演は1883年9月5日にロベルト・ハウスマン(1852-1909)のチェロと
ブラームス自身のピアノだったそうです。

この作品は、声楽の先生で且つチェロに堪能な
ヨゼフ・ゲンスバッヘル(Ⅰ829-1911)に捧げられたとのこと。
彼はブラームスのチェロ・ソナタの作曲に有益な助言をした友人であったそうです。

また、ブラームスは当時、シューベルトの原稿を調べ未出版のものや
忘れ去られてしまった作品を世に紹介しようと努力していたとのこと。
このことに関してもゲンスバッヘルから多くの助力を得たそうです。


 第1楽章 
曲の開始ではチェロが奏でる主題に「憂愁」の文字が脳裡を横切ります。
が、明るさに転じ主題も口ずさむことのできる親しみを感じます。
チェロが奏する第1主題をピアノが恰も波を連想させる美しい旋律。
ブラームスの室内楽がとても心近くに感じられる楽章です。
お気に入りの楽章になりました。
ブラームスの室内楽に嵌るようになった張本人的存在です。

 第2楽章
ブラームスがこの作品の作曲前、1865年の2月に母親が逝去し
その悲しみがこの楽章に反映されている、とのことだそうです。
ブラームス特有の暗さを持つそうですが
少なくとも私には暗さや悲しみを殊更に感じることはなく・・・。
明るいピアノの音色が耳を奪う曲の開始で愛らしさすら感じる旋律です。
ルービンシュタインのピアノがとても明朗な響きとして伝わります。
抒情性豊かな優しさと愛らしさを感じさせる楽章でしょうか。

 第3楽章
「これがブラームス?」と一瞬、耳を疑う陽気さが漂っているようです。
この楽章から連想するのは、ピエロ?・・・でしょうか。
ピアノとチェロの情熱的で華麗な掛け合いの内に終曲。
ブラームスに抱いているイメージとは無縁のような力強さを感じます。

この作品と第2番を1週間以上聴き続けても
尚、飽きることなく・・・我ながら、よく飽きもせず で。


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Comment

Re: ブラームスのチェロ・ソナタ、良いですね

burleskeさま、こんにちは。
いつもコメントをありがとうございます。

ブラームスがこれ程、馴染み易い旋律とは意外で…嬉しい発見でした。
やはり魅了されてしまいますね、ルービンシュタイン&ピアティゴルスキー。
burleskeさまがお気に入りのビルスマ&オーキス盤はスッキリとした素敵さ?と、想像しています。
この作品もいろいろな演奏者で聴いてみたくなってしまいました。

チェロ・ソナタが気に入ったら、ヴァイオリン・ソナタも・・・とのアドヴァイスをいただき
早速、昨夜第1番(ルービンシュタイン&シェリング)だけですが聴いてみました。
嘗て聴いて悪い印象ではなかったのですが、今回じっくり耳いを傾け・・・。
「こんなに良い曲だった?!」と・・・またまた、お気に入りが増えました。
今夜は第2・3番を聴いてみたいと思います。
ありがとうございました!
  • posted by lumino
  • URL
  • 2012.04/07 16:21分
  • [Edit]

ブラームスのチェロ・ソナタ、良いですね

luminoさま、こんばんは。

ブラームスのチェロ・ソナタ第1番はメロディーが馴染みやすくて良いですね。
ルービンシュタイン&ピアティゴルスキー盤は僕も聴いたところなんですが、素敵な演奏ですね。僕もすっかり気に入ってしまいました。

ブラームスのチェロ・ソナタではビルスマ&オーキス盤も美しく素敵な演奏で気に入ってます。
  • posted by burleske
  • URL
  • 2012.04/06 20:34分
  • [Edit]

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