♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.154 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第9番 by シュターミッツ弦楽四重奏団

ドヴォルザークの弦楽四重奏曲全曲を聴きたいと思い始めてから
年月が経ってしまいました。
やっと、念願が叶いました。
価格が財布に優しくなっていましたので全集を。
シュターミッツ弦楽四重奏団の演奏です。
こちらの四重奏団の演奏は初めて聴くものです。



     ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲全集~シュターミッツ弦楽四重奏団

               弦楽四重奏曲第9番 二短調 作品34

             ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲全集 シュターミッツ四重奏団

                    Bohuslav Mtoušek(Vn.Ⅰ)
                    Josef Kekura(Vn.Ⅱ)
                    Jan Pěručcka(Vla.)
                    Vladimir Peixner(Vc.)

                      (録音:1987-93年)


ドヴォルザークの弦楽四重奏曲で聴いたことがある作品は
有名な第12番の「アメリカ」ぐらいでしょうか。
念願の全曲を目の前に どの作品から聴くか迷ってしまいました。

解説書に依ると
スラブ的要素が第1楽章、第2楽章に見られるとのこと。
また
クラップハム(John Clapham)と言う人は
第1楽章についてシューベルト的と評しているそうです。
先ず第9番から聴いてみる琴にしました。


作曲は1877年12月7日-18日とのことです。
初演はプラハに於いて1882年2月27日。 
 

この作品にもドヴォルザークの愛児たちの死の悲しみの影があるそうです。
ですが、聴いてみるとあまり 悲しみの影 は私には感じられませんでした。

ドヴォルザークはブラームスに献呈するために
この作品を作曲したそうで渾身の力作とのことです。
ブラームスは1877年にベルリンの音楽出版社ジムロックに紹介をして
1878年の「スラブ舞曲集 第1集」でドヴォルザークが
国際的ひのき舞台に進出する契機を作ったとのこと。
弦楽四重奏曲第9番は「スラブ舞曲集」より僅か数ヶ月前の作品だそうです。




第1楽章:アレグロ ホ長調 4/4拍子
      クラップハムと言う人がシューベルト的と評している楽章。
      チェコ的な第2主題はやはり郷愁を誘われる好みの旋律。
      柔和な印象が全体に漂っているようです。

第2楽章:アラ・ポルカ(アレグレット・スケルツァンド)変ロ長調 2/4拍子
      当時チェコでダンス音楽として大流行のポルカをドヴォルザークが芸術化し
      ソナタ形式の作品の中に取り入れた最初の例 とのことです。
       軽快に楽しい気に刻まれるリズムを聴いていると理由もなく楽しい気分に。
      その楽しさには第1楽章と同様に郷愁を誘われる懐かしさも。
      ヴァイオリンの何と軽やかなことでしょうか。
      曲が終了したかと思うと、優雅さが漂う旋律に。
      そして、また始めの軽やかな旋律が繰り返され
      心が生き返るような楽章でお気に入りになりました。

第3楽章:アダージョ ニ長調 3/4拍子
      物思いに耽りつつ進む旋律でしょうか。
      各楽器がお互いに囁き合うかのように静かな語り合いを
      しているかのようです。

第4楽章:ポーコ・アレグレット 二短調 6/8拍子
       第3楽章から一転してリズムの切れの鋭さを感じます。
      「強」と「弱」のコントラストもはっきり。
      堅固な礎に構築されているようです。
      シンフォニックなものさえ感じられます。


                    シュターミッツ
                Johann (Wenzel Anton) Stamitz
               Johann (Wenzel Anton) Stamitz
                  (1717年-1757年)



初めて聴く作品
初めて聴くシュターミッツ弦楽四重奏団。
聴いていてスッキリとした爽やかな演奏のように感じます。
他の演奏を聴いたことがないのですが・・・。
飽きることなく聴かせてくれる四重奏団のように思いました。
バランスが良く、爽やかさをもたらしてくれるような演奏でしょうか。

ブックレットの記述に依ると
四重奏団名の由来はチェコの作曲家およびヴァイオリニストの
ヨハン・シュターミッツの名前に由来するようです。
ドヴォルザークの弦楽四重奏曲の録音は四重奏団結成後の3年目より
7年をかけての録音だそうです。


さて、お気に入りになったシュターミッツ弦楽四重奏団は
ドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」をどのように
聴かせてくれるのか 楽しみになってまいりました。



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Comment

Re: ドヴォルザークの弦楽四重奏曲全集は・・・

burleskeさま、こんばんは。
コメントをありがとうございます。

こちらの全集をお持ちだったのですね。
好みの演奏でお気に入りの四重奏団になりました。

第9番以前の作品は全集ものでしか聴くことができないとのことで・・・。
コメントを拝読してショップ・サイトのパノパ弦楽四重奏団の全集
解説等を見てきました。
とても気になる全集に・・・迷いますよね、でも良さそう・・・。
全曲を聴いてみたいのでパノハSQでいつか、になりそうです。
私の方は当分の間、シュターミッツSQを聴き込んでみますね。

>《アメリカ》はパノハSQの新盤、スメタナSQ、ターリヒSQ、アマデウスSQあたりがお気に入りです
 お挙げくださいました四重奏団では特にスメタナSQを聴いてみたい気持ちです。
  • posted by lumino
  • URL
  • 2012.08/05 19:28分
  • [Edit]

ドヴォルザークの弦楽四重奏曲全集は・・・

ドヴォルザークの弦楽四重奏曲全集は僕もこのシュターミッツSQ盤しか持っていません。
やっぱり財布に優しいのが良いですね。
素朴で優しい感じのする演奏ですね。
第10番以降の弦楽四重奏曲は他にも幾種類か持っていますが、第9番以前の作品はこの全集でしか聴いたことがありません。
改めて第9番を聴いてみましたが、なかなか魅力的な作品ですよね。他の演奏でも聴いてみたくなりました。
でも、第9番以前の作品って、全集じゃないと聴けないみたいです。
パノハSQの全集が気になっているのですが、購入しようか迷っています。
ちなみに《アメリカ》はパノハSQの新盤、スメタナSQ、ターリヒSQ、アマデウスSQあたりがお気に入りです。
  • posted by burleske
  • URL
  • 2012.08/05 13:46分
  • [Edit]

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