♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.163 ハイドン:弦楽四重奏曲第77番 Op.76-3「皇帝」 by エオリアン四重奏団

ハイドンの弦楽四重奏曲全曲を聴いてみたいとの思いを抱いてから
かなり久しい年月が経ちました。
弦楽四重奏曲全集はどの演奏団体にするか迷いましたが
いつものことながら価格が手頃なもので 且つ プラスアルファで。
エオリアン四重奏団にしてみました。
やっと念願が叶い手にすることができた全集です。
エオリアン四重奏団の演奏を耳にするのは初めてです。



                ハイドン:弦楽四重奏曲全集より
             弦楽四重奏曲第77番 Op.76-3『皇帝』
                        by
                   エオリアン弦楽四重奏団
               ハイドン:弦楽四重奏曲全集~エオリアン四重奏団

                  Emanuel Hurwitz(Vn)
                  Raymond Keenlyside(Vn)
                  Margaret Major(Vla)
                  Derek Simpson(Vc)

                 (録音;1972-76年 ロンドン)


           第1楽章 アレグロ ハ長調 4/4拍子
           第2楽章 ポーコ・アダージョ・カンタービレ ト長調 2/2拍子
           第3楽章 メヌエット、アレグロ ハ長調 3/4拍子
           第4楽章 フィナーレ、プレスト ハ短調 2/2拍子


ハイドンのエルデーディ四重奏曲 作品76の6曲のうちで
大昔に初めて耳にしたのが第77番の「皇帝」です。
まだまだ、この作品がお気に入りと言えるほどには
弦楽四重奏曲を聴き込んでいないので
今も昔も変わることなく一番のお気に入りの作品が「皇帝」です。

弦楽四重奏曲で初めて求めたのが
作品76の6曲のエルデーディ四重奏曲からの作品でした。
作品76-2「5度」、76-3「皇帝」、76-4「日の出」。
イタリア弦楽四重奏団の演奏のLPで昔々のことです。
当時のお気に入りのディスクの一枚で、よく聴いておりました。


さて、第77番の「皇帝」ですが
作曲は1797年の6月14日までに完成していた可能性があるそうです。
第2楽章の主題については今更、書くことでもありませんが
オーストリアの依頼でハイドンが作曲した国家とのこと。
1797年、神聖ローマ皇帝フランツ2世に
「神よ、皇帝フランツを守り給え」を捧げた歌曲だそうです。
その旋律がこの弦楽四重奏曲の第2楽章の主題に用いられることに。


作詞はアウグスト・ハインリヒ・ホフマン・フォン・ファラースレーベンだそうです。
1841年にアウグスト・ハインリヒ・ホフマンがヘルゴラント島で詠った詩とのこと。


                 アウグスト・ハインリヒ・ホフマン
              August Heinrich Hoffmann von Fallersleben
            August Heinrich Hoffmann von Fallersleben
                (1798年4月2日-1874年1月19日)


初演は1797年9月28日にアイゼンシュタットのエステルハージ侯爵邸において
「皇帝」を含み3曲が演奏されたそうです。

出版は3曲づつ2集に分けて
第1集は1799年にウィーンのアルタリアから
第2集がロンドンのロングマン・クレメンティから出版されたそうです。
ヨーゼフ・エルデーティ伯爵に献呈されたとのことです。


演奏団体のエオリアン弦楽四重奏団ですが
英国のヴァイオリニスト Emanuel Hurwitz が率いた四重奏団で
1927年に創設されたとのこと。
こちらの全集は、ひとつの四重奏団による
史上初のハイドン弦楽四重奏曲全集だそうです。
1972-76年のステレオ録音で当時はLP35枚組での発売だったそうです。
こちらのCDでは22枚組です。


エオリアン四重奏団の「皇帝」を聴き印象的だったのは第1楽章です。
第1主題でチェロとヴィオラが低域音を弾き続ける中
ヴァイオリンの旋律が躍動的に感じられます。
短い小節ですがとても印象的でした。
また、第2楽章では優雅な歌い回しを聴かせてくれるようです。
刻まれる調べは心に浸透をしてきます。

曲全体としては、この作品の伸びやかさや軽快さが
聴いていて快く、楽しく伝わってくるようです。
親しみを感じられる演奏で他の作品も楽しみになってきました。

ハイドンの作品は好みなのですが
全曲を聴くことができるまでには・・・かなりの時間がかかりそうです。



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Comment

Re: ハイドンの弦楽四重奏曲全集とは・・・

burleskeさま、こんばんは。
コメントをありがとうございます。

コダーイ四重奏団で全集をお持ちなのですね。
全集だと陽の当らない作品も聴くことができると思い、魅力を感じて求めてしまいます。
ですが全集として手元にあると、いつでも聴くことができる、と思って
私などは安心(?)をしてしまい・・・ハイドンの交響曲全集も途中で足踏み状態です。
弦楽四重奏曲全集も同じ運命を辿ることにならなければ良いのですが。

次にどの作品を聴くことにするか迷っていました。
burleskeさまがお挙げくださったOp.74とOp.76(まだ3曲しか聴いていないので残りの3曲を)、Op.74-3の「騎手」も聴いたことがありませんので、それらの作品から聴き始めてみることにします。

やはり「皇帝」はお好きなのですね。
昔、聴いたイタリア四重奏団の演奏も軽快で活き活きしていてお気に入りです。
  • posted by lumino
  • URL
  • 2012.10/07 19:52分
  • [Edit]

ハイドンの弦楽四重奏曲全集とは・・・

ハイドンの弦楽四重奏曲全集ですか!
これはまた、えらいものを・・・
僕もコダーイ四重奏団の全集を持っていますがほとんど聴いていません。
やはり聴くのはop.74とop.76、それに《ひばり》くらいですよねぇ。
《皇帝》は好きで、アマデウスQ、クイケンQ、モザイクQを愛聴してます。
《皇帝》以外では第74番op.74no.3《騎手》もお気に入りてす。
  • posted by burleske
  • URL
  • 2012.10/06 21:08分
  • [Edit]

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