♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.190 ハイドン:協奏交響曲 by トスカニーニ&NBC交響楽団

トスカニーニのコンプリートRCAコレクションの中で
入手以来、一番耳を傾けているのがCD13枚目です。
収録曲はハイドンの交響曲第101番、99番、協奏交響曲の3曲。

第101番の「時計」はトスカニーニで聴いてからお気に入りになりました。
同じディスクに収録されている オーボエ、ファゴット、ヴァイオリン、チェロと
管弦楽のための協奏交響曲 は初めて聴く作品です。
今日はこの作品を。





         トスカニーニ・コンプリートRCAコレクションより
        ハイドン協奏交響曲 変ロ長調 Hob.Ⅰ-105

               
               トスカニーニ・コンプリートRCAコレクション

                   ミッシャ・ミシャコフ(Vn)
                   フランク・ミラー(Vc)
                   パオロ・レンツィ(Ob)
                   レナード・シャロウ(Fg)

                 アルトゥール・トスカニーニ指揮
                 NBC交響楽団

                   (録音:1948年3月6日)



作曲は1792年
初演は1792年3月9日、第4回ザロモン演奏会
この作品の初演は大成功を収めロンドンの新聞は称賛をしたとのことです。
再演は同年1792年3月16日と5月3日の演奏会および
ハイドンが第2回目のロンドン滞在中の1794年2月24日と6月2日にも
再演はされたそうでロンドンでの人気を物語るとのこと。
初演時のヴァイオリン独奏は主催者のザロモンだったそうです。
オーボエ、ファゴット、ヴァイオリン、チェロの4つの独奏楽器の中で
ヴァイオリン奏者であったザロモンを想定した独奏バイオリン・パートが
華やかで技巧的に作曲をされているとのこと。



             Johann Peter Salomon
                   Johann Peter Salomon
              (1745年2月20日受洗-1815年11月28日)

ボンに生まれたヴァイオリニストであり
作曲家、指揮者、音楽興行師でもあったザロモンは1780年初めに
ロンドンに移住したとのこと。
ハイドンを1791年-92年、そして1794年-95年の2回に渡りロンドンに招いたのが
このザロモンだったとのことです。
余談ながらフェリックス・メンデルスゾーンの母レア・ザーロモンは親戚であった由。


1791年に初めてロンドンを訪れたハイドンは同年3月から6月にかけて
開かれたザロモン演奏会で大成功を収めたそうです。
当時のロンドンではヨハン・ペーター・ザロモンが主催するザロモン演奏会と
プロフェッショナル・コンサートの各演奏会シリーズが人気を競っていたとのこと。

ザロモン演奏会で成功を収めたハイドン
プロフェッショナル・コンサートでは対抗馬として
かつてハイドンの弟子であったオーストリア生まれのフランスの作曲家
イグナツ・プレイエルを招聘したそうです。
ハイドンとプレイエルの師弟対決として多くの新聞が囃したてたとのことです。


              Ignace Joseph Pleyel
                    Ignace Joseph Pleyel
                (1757年6月18日-1831年11月14日)


プレイエルを迎えてのプロフェッショナル・コンサートは
1792年2月13日に始まったそうです。
2月27日の第3回演奏会で初演されたプレイエルの
6つの独奏楽器のための協奏交響曲 は好評を博したとのこと。
このプレイエルに対抗してハイドンは 4つの独奏楽器の 協奏交響曲 を作曲したそうです。



第1楽章:アレグロ 変ロ長調 4/4拍子
印象的で親しみやすい明るい旋律が印象に残ります。
オーケストラのキビキビとした演奏と
各独奏楽器が一体となり明朗な活気を感じさせる楽章かと思います。 

第2楽章:アンダンテ ヘ長調 6/8拍子
4つの独奏楽器が奏でる穏やかさとオーケストラの調和に聴き惚れます。
特に独奏ヴァイオリンの調べの美しさに魅了されるものがあります。
牧歌的な風情を感じさせるお気に入りの楽章になりました。

第3楽章:アレグロ・コン・スピリート 2/4拍子
勇ましく始まるオーケストラに加え各独奏楽器も活気に満ちた明朗さ。
独奏楽器とオーケストラの掛け合いは耳を楽しませてくれます。
聴いていて気持ちが弾んでくるようです。


各楽章が豊かな趣を秘めているようで飽きることなく聴かせてくれます。
独奏楽器ではオーボエとヴァイオリンが印象的でした。
音質は年代を感じさせるようですが
それが至って温もりのある演奏として伝わってくるようです。

ハイドンの作品はジャンルを問わずホッとさせてくれるものがあり
年月を経るに従い惹かれることが多くなってきました。
この協奏交響曲もハイドンの数ある作品の中でも
お気に入りの一曲になりました。



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Comment

Re: お早うございます~

rudolfさま、こんばんは。
コメントをいただきありがとうございます。

rudolfさまもハイドンの曲の中で大好きとのことで、本当に良い曲で私も大好きになりました。
独奏者についてはまったく無知なのですが
コメントを拝読させていただきファゴットのレナード・シャロウは
トスカニーニとモーツァルトの協奏曲も演奏されていられることを初めて知りました。
トスカニーニのこちらのBOXの収録曲を調べてみましたら
モーツァルトのファゴット協奏曲K.191 がありました。
こちらの作品かと・・・まだ聴いていませんでしたので早速、聴いてみることにします。
ありがとうございました。

ハイドンの協奏交響曲はベーム&ウィーン・フィルがrudolfさまも評価が高いようですし、CDを探してショップの
カートに入れることにしました。
楽しみになってきました(^^♪
  • posted by lumino
  • URL
  • 2013.04/28 19:38分
  • [Edit]

Re: ハイドンの協奏交響曲も素敵ですね

burleskeさま、こんばんは。
コメントをありがとうございます。

協奏交響曲・・・そうですよね、モーツァルトのヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲。
LP時代に初めて聴いて以来モーツァルトの作品では2番目にお気に入りの曲です。
ハイドンの協奏交響曲ではベーム&ウィーン・フィル他でお聴きになられていらっしゃるのですね。
トスカニーニで聴きお気に入りの作品になり
他の演奏でも聴いてみたくなってしまいました。
>チャーミングなウィーン情緒を感じさせてくれるベーム&ウィーン・フィル盤
とのことで、こちらの演奏を聴いてみたくなりました。
  • posted by lumino
  • URL
  • 2013.04/28 19:17分
  • [Edit]

お早うございます~

luminoさま お早うございます〜
ハイドンの「シンフォニー・コンツェルタンテ」良いですよね〜 ハイドンの曲の中でも大好きなものの一つです

マエストロ・トスカニーニがこの曲を取り上げたのは面白いと思いますし、NBCの上手い奏者を活かすための選曲でもあったのではないかと〜
シャロウさんは、モツアルトのコンツェルトもマエストロと録音していますね〜。

ライヴ録音なので、トゥリルが上手くはまっていないところなどもありますが、ヴァイオリンもチェロも、オーボエも実にチャーミングですよね〜

ベームとヴィーナー・フィルハーモニカーの奏者との録音も、なかなか良いですよ〜

ミ(`w´彡)
  • posted by rudolf2006
  • URL
  • 2013.04/28 04:54分
  • [Edit]

ハイドンの協奏交響曲も素敵ですね

協奏交響曲というとモーツァルトのヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲を思い浮かべてしまいますが、ハイドンの協奏交響曲も素敵な作品ですよね。
トスカニーニ盤は活気のあるカンタービレの効いた演奏で、録音の古さを感じさせませんね。
他の演奏では、チャーミングなウィーン情緒を感じさせてくれるベーム&ウィーン・フィル盤、明快でスマートで響きの美しいアバド&ヨーロッパ室内管盤、明るく開放的で古楽器の響きが魅力的なクイケン&ラ・プティット・バンド盤がお気に入りです。
  • posted by burleske
  • URL
  • 2013.04/27 21:34分
  • [Edit]

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