2009.10/23(Fri)

Op.11 ウィーン古典派チェロ協奏曲集 by ソル・ガベッタ

bd:どんぐりとリスと落ち葉

ミュージック・バードの「ニュー・ディスク・ナビ」で紹介されたソル・ガベッタのチェロ。

ホフマン、ハイドンそしてモーツァルトの3作品。
タイトルは「ウィーン古典派チェロ協奏曲集」。
     

               ウィーン古典派チェロ協奏曲集:ソル・ガベッタ


            ホ-フマン:チェロ協奏曲ニ長調 Badley D3
            ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb:1
             モーツァルト:チェロ協奏曲ニ長調 K.314 


        ソル・ガベッタのVc
        指揮とFpがセルジオ・チオメイ & バーゼル室内管弦楽団
        ホーフマンとハイドンが2008年9月
        モーツァルトが2009年4月 
        チューリヒのアルトシュテッテン教会でのセッション録音

 
モーツァルトのチェロ協奏曲は原曲のオーボエ協奏曲をフルート協奏曲第2番として編曲。
その編曲をジョージ・セルがチェロとオーケストラのために編曲をしたとのことで
興味津々です。

そもそもモーツァルトは当時、未発達?だった楽器、フルートを好きではなかったそうですが。
1777年に故郷のザルツブルクを旅立ち、マンハイムに到着。
マンハイムで音楽家達と交流しその中にいたオランダ人、ド・ジャンというフルートの達人の素人音楽家と知り合ったそうです。
そのド・ジャンの依頼で仕方なく(経済的理由とか)2曲のフルート協奏曲、3曲のフルート四重奏曲を作曲。
ところが、モーツァルトが好んで作曲したわけでもないフルート協奏曲もフルート四重奏曲も傑作作品としての出来あがり。
どの作品も軽妙なタッチで、天衣無縫なモーツァルトが感じられます。

ジョージ・セルの編曲に依り変貌をしたチェロ協奏曲ですが
やはり印象としては・・・フルートで親しんできた作品ですので
地味、という印象も拭えないのですが、
ガベッタ嬢のチェロはモーツァルトの歌心を優しく歌っているようで地味ながらも好感が抱けるものでした。

一曲目のレオポルト・ホーフマンという作曲家は初めての名前でした。
ハイドンと同時期のウィーンの作曲家だったそうで8曲のチェロ協奏曲を遺しているとか。
このCDに収録されている作品を聴き、
      他のチェロ協奏曲も聴いてみたい! と思わせるものでした。
チオメイのFpが素朴ながらも可憐な音色で加わっています。
ハイドン、モーツァルトもすっきりとした爽やかな味わいでしょうか。

ソル・ガベッタ。
    21世紀を担う若き女流チェリストの新星
とか。 
デビュー・アルバムが2006年リリースのようですから、三年目。その真価は?
こちらのディスクは彼女の第5弾アルバム。
デビュー・アルバムが チャイコフスキー「ロココの主題による変奏曲」「アンダンテ・カンタービレ」etc.とのこと。
ヴィヴァルディからハイドン、モーツァルトそしてチャイコフスキーやストラヴィンスキーに至るまで
幅広く演奏をしているようです。
使用しているのは1759年製のG.B.グァダニーニだそうですが。
名器とのこと・・・残念ながら ワカリマセン。
因みに、レコード芸術誌10月号の「新譜月評」での評価は
「推薦」ではなく「準推薦」でした。


今回、「ウィーン古典派チェロ協奏曲集」のOAを聴き
ソル・ガベッタの他のCDにも興味が。
探して出会いましたのが、タイトル「カンタービレ~オペラ・アリアと歌曲を弾く」というCD。

 
               カンタービレ:ソル・ガベッタ

こちらは、デビュー3弾目のアルバム。
オペラ・アリアと歌曲を集めたアルバム。
グノー、ロッシーニやチャイコフスキーなどなど。
オペラ・アリア、歌曲をチェロの音色で・・・。
チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」からのアリアや歌曲
ロッシーニ「セビリャの理髪師」からのオペラ・アリア
普段、チェロではあまり聞く機会がないので嬉々とするものがあります単なる好奇心だけですが。



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タグ : ミュージック・バード ウィーン古典派 チェロ協奏曲 ソル・ガベッタ ホーフマン ハイドン モーツァルト レコ-ド芸術 グァダニーニ

19:53  |  クラシック音楽  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●コメントありがとうございます!

>burleskeさま
こんにちは〜。コメントをありがとうございます。
ジョージ・セルは「わが生涯より」も編曲されているのですか。指揮者としてだけの認識しかなかったのですが、編曲者としても活躍していたのですね。

ホーフマン(ホフマン)は私が知らなくても当たり前だった、と安心をいたしました。
ホーフマンのほかのチェロ協奏曲を探したてみたのですが、見つからずです。
こうなると余計に聴きたくなってしまうもので。(^・^)
またこの作曲家についても、もっと知りたく思い、調べたくも目下手段がなしでレコ芸頼りです。
「知られざる作曲家」の氷山の一角というところでしょうか。多くの作曲家にスポット・ライトが当たることを・・・。(*^_^*)
lumino | 2009.10.24(土) 16:40 | URL | コメント編集

●こんにちは

モーツァルトのチェロ協奏曲?そんなのあったっけと思ったらセルの編曲ですか。これは初めて知りました。セルの編曲ではスメタナの《我が生涯より》を聴いたことはありますが。この編曲も一度は聴いてみたいものです。

ホーフマンも初めて聞く名前です。まだまだ知らない作曲家って沢山いてはるんですねぇ。
burleske | 2009.10.24(土) 14:33 | URL | コメント編集

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