2009.11/13(Fri)

Op.14 パガニーニ:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集 から

                                     素材:秋わんことどんぐり
                                  

先週、ミュージック・バードで2日間に分けOAされたパガニーニのCD8枚セット、
「ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集」は聴き応えがありました。
イタリアのDynamicレーベルが、イタリアのヴァイオリン作曲家、
パガニーニ(今回のOA)やヴィオッティ(全29曲のヴァイオリン協奏曲を10枚のCDに収録したものがリリース済み)のヴァイオリン作品を集めたシリーズの一つだそうです。

OAされたパガニーニの作品は
5つのヴァイオリン協奏曲を始めとしてCD8枚の全集からの7枚。
ヴァイオリン協奏曲では、マッシモ・クァルタの弾き振り
オーケストラはジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団。

  
                パガニーニ:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集



残念ながらOAから外れてしまいましたのが、
8枚目のボーナス盤?でした。
      ヴァイオリン協奏曲第1番
      メニューインのVn、ピエール・モントゥ&パリ交響楽団で1934年の録音。
      同第2番は、
      ルッジェーロ・リッチのVn、ピエール・モンディーニ指揮
      イ・ヴィオルトゥオージ・ディ・アシッジで1970年の録音。


さて、こちらの全集で期待を寄せていたのは、
やはり、5曲のヴァイオリン協奏曲。
他では、世界初録音の「アダージョ」にも期待。
そして、この全集で特に心に残ったものが小品を集めた7枚目のCDでした。

    ヴェネツィアの謝肉祭
    常動ソナタ
    ロッシーニ『モーゼ』の主題による(G線のためのヴラヴーラ変奏曲)幻想曲
    ナポレオン・ソナタ 変ホ長調
    ロッシーニ『タンクレディ』のアリア「この胸の高鳴りに」による序奏と変奏曲
        サルヴァトーレ・アッカルド(Vn) 
        フランコ・タンポーニ&ヨーロッパ室内管弦楽団
        シャルル・デュトワ&ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

小品と言えども、「小品」の粋を超えたものを感じます。
親しみ易い旋律の数々
穏やかに奏でられるヴァイオリンの音色に感じ入っていると
軽快に躍動する旋律に変り
ヴァイオリンは楽し気に踊るかのように旋律を刻み
彩り豊かな作品ばかりです。

今回のように長時間に渡りパガニーニの作品を聴いたのは初めてでした。
以前は、自分から好んでパガニーニの作品に耳を傾けることもなく。
ヴァイオリン協奏曲以外のディスクを購入することもなかった作曲家でした。
ですが、このように小品も数多く聴く機会に恵まれ幸いでした。

パガニーニ・・・本当に楽しく明瞭で「憩い」「癒し」を感じさせるメロディ・メーカーでしょうか。

       いつか どこかで 聞いたことがある 
       CMのBGM?
       放送番組のテーマ音楽?

聞いていて自然に心が和みます。
郷愁をも感じさせる作品ばかり。
明るく楽し気、そして優雅さを兼ね備えた曲想で、
色彩感豊かな作品ばかりなのですが・・・。
何回も、繰り返し聴いているうちに・・・。
旋律の中に、時々 垣間見られる寂寥感のようなものも・・・。

「明」と「暗」が微妙に入り混じった作品が多いようにも感じてきました。
この全集を通し、パガニーニの作品に対する認識が変りました。


  

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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

タグ : ミュージック・バード パガニーニ ヴァイオリン イタリア Dynamicレーベル ヴァイオリン協奏曲 マッシモ・クァルタ サルバトーレ・アッカルド ヴェネツィア

20:00  |  パガニーニ  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●コメントありがとうございます!

colorkoさん、こんばんは〜。
コメント、ほんとうにありがとうございます!

お読みくださって、嬉しいです。
私自身、クラシック音楽は下手の横好きなんですよ。
他の皆さまの音楽ブログを拝読すると、お詳しく知識も豊富で恥じ入るばかりなのですが・・・。
ステキな、素晴らしい音楽はいっぱいあるのに、言葉にできないもどかしさと格闘?しております〜。

ブログ・パーツが大好きなんです〜。
貼り付けたいパーツを見つけると・・・ついつい・・・です。
自分のブログに来るとブログ・パーツで遊んでしまっています。

音楽以外でもコメントを残していただけると本当に嬉しいです!
更新の励みになります。ありがとうございました!(*^_^*)
lumino | 2009.11.14(土) 19:58 | URL | コメント編集

●NoTitle

こんばんは
いつも素敵なご紹介をありがとうございます
なのに私ったら皆さまのように音楽に通じていないので
気のきいたコメントが残せず読み逃げ...ごめんなさい
横のブログパーツ可愛いですね
色々とかえて楽しんじゃいました
colorko | 2009.11.14(土) 19:07 | URL | コメント編集

●コメントありがとうございます!

burleskeさま、こんにちは〜。
コメント、ありがとうございます!
やはり、パガニーニはburleskeさまもあまりお聴きにならないのですね。
作曲家や作品を選り好みをして偏ってしまっている私だけの「現象」かと、思っていました。
軽いのでしょうかね〜。「感動」!とはまた違うもののような・・・。

Vn協奏曲(第1番、2番)ではアッカルド&デュトワ、LPOでDGのCDで聴いたりしていたのですが、
アッカルドが弾き振りをしているCDもあるのですね。
>協奏曲はヴァイオリンの扱いがイタリア・オペラのアリアみたいに聴こえる
 と、拝読しますと、是非聴きたくなります。(^。^)
こちらの小品をアッカルドのVnで聴き共鳴しましたので、弾き振りの協奏曲CD探し!です。

「カプリース」の方はVn協奏曲お目当てで購入したCDにたまたまカプリングされていた、ツィメルマンなのですが購入以来まだ聴いていなくて・・・。
残念ながらツェトマイアーではないのですが、burleskeさまからコメントをいただきましたのを機に「カプリース」を聴いてみることにします。(^^♪
lumino | 2009.11.14(土) 17:09 | URL | コメント編集

●こんばんは〜

パガニーニはヴァイオリン協奏曲第1番と《24のカプリース》くらいしか聴かないですよねぇ。協奏曲はヴァイオリンの扱いがイタリア・オペラのアリアみたいに聴こえるアッカルドの弾き振りのCDが面白いです。(デュトワ指揮のじゃなくてOrchestra da Camera Italianaを弾き振りしたEMI盤です)
《カプリース》はパガニーニとは思えないほど中身の濃いトーマス・ツェートマイアーのCDが気に入ってます。その他の小品となると聴かないですねぇ。たまにはこういう小品も聴いてみないといけませんね。
burleske | 2009.11.13(金) 22:07 | URL | コメント編集

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