♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.231 シューベルト:「夜と夢」D.827 by ディースカウ&ムーア

当地は2週続けて週末は大雪騒動になっています。
今日も朝からご近所さんが雪かきをする音が、其処彼処から聞えてきました。
今回は当地、停電は大丈夫のようです。
大学受験シーズンの時期で試験時間を変更したりのようで
受験生も大変だと思っておりました。
インタヴューに対して受験生が「この試練を乗り越えて・・・」との言葉に感心しました。
私だったら雪に恨みばかり、かも。

雪を見ているとシューベルト歌曲夜と夢」がピッタリ、似つかわしく感じたり。
シューベルト歌曲の中でも美しい曲として有名な作品が「夜と夢」だそうですが
初めてこの曲を聴いたのはチェロとピアノの編曲でした。
何気なく耳を素通りしてしまい殊更印象に残る曲ではありませんでした。

今回、初めてディースカウの歌で聴いてみました。
いざ聴いてみると曲への関心が深まってきました。
手元にはディースカウとアン・マレーのディスクしかありません。
You Tube でいろいろな演奏を聴くことができました。
私にとってYou Tube は有り難い存在になってきました。


作曲は1823年6月以前だそうです。
シューベルト26歳の時になるのでしょうか。
詩はオーストリアの作家で教育者のマティウス・フォン・コリン。
短い詩でありながら、強く心に残ります。

                 シューベルト歌曲「夜と夢」Matthäus von Collin
                  Matthäus von Collin
              (1779年3月3日-1824年11月23日)


コリンの詩に付曲をされたこの年、1823年。
この年のシューベルトの軌跡を覚書として以下に。

シューベルトは夏から秋、7月から9月にかけて友人のフォーグルとともに
シュタイアーやリンツを旅行したそうですので「夜と夢」の作曲後になるのでしょうか。
4月にはシュタイアーマルク音楽協会から名誉会員に推奨
8月にはリンツ音楽協会がシューベルトとフォーグルを名誉会員に推奨したとのこと。
8月以降、健康が優れない時期もあったそうですが回復をして
11月には「水車小屋の娘」が完成されたとのこと。
同月にシュトゥーベンバスタインに転居しフーバーと一緒に住むことに。
12月には「ロザムンデ」が初演され反響を呼ぶ。
この年に書かれた作品には
ピアノ・ソナタD.776、歌曲「君こそわが憩い」D.776
オペラ「フィエラブラス」D.796 など。


さて、曲は ロ長調 4分の4拍子 
「非常にゆっくりと」との指定。
通作形式とのことです。
初版は1825年7月25日、ウィーン、A.ベンナウアーとのことです。


いつものディースカウのディスクです。

             ディースカウ:シューベルト歌曲全集より

               シューベルト歌曲全集byディスカウ

                   D.F=ディースカウ(Br)  
                   ジェラルド・ムーア(P)  

                    (録音:1969年)


シューベルトの歌曲の中でも美しい曲として有名とのことですが
初めてこの曲を耳にした時に美しさを感じることができませんでした。
ただ、耳を傾けていると安堵感を抱くことのできる調べ。

ディースカウの歌で聴くのも今回初めてです。
やはり、一度聴いた時には曲の美しさを感じ取ることはできずの鈍感さです。
繰り返し聴き・・・私にとっては安堵感を抱くことができる調べ。
「動」を感じさせることなく「静」が支配している歌曲でしょうか。
伴奏ピアニストにとっても
歌手にとっても難曲とのことです。

詩もとても静かで美しいですね。
ディースカウも静かに静かに詩を慈しむかのように
優しく、柔和に歌い上げているようです。
集中して耳を傾けていると「無」の境地に誘われてしまいそうです。


以下、You Tube より多々ある「夜と夢」から
気に入ったものを貼り付けてみました。
ですが、昨日は音声が出ていたのですが
今日、再び聴いてみたいと思い・・・ですが音声が全く出ない状態に。
一時的な現象ならよいのですが。
一応、貼り付けてみました。

先ずはディースカウ&ムーアです。



次はチェロとピアノに編曲された「夜と夢」です。

この曲を初めて聴いたのはチェロとピアノの編曲でした。
チェロはアレクシス・デシャルム(Vc)
ピアノがセバスティアン・ヴィシャール(P)の演奏でした。
演奏者は違いますがチェロとピアノに編曲された演奏がありました。
残響が大き過ぎ聴き難さがあるものの美しい演奏かと思います。



ニコライ・ゲッダの歌で耳にした瞬間に
美しい「夜と夢」が飛び込んできました。
1961年の8月17日、ザルツブルグ音楽祭のライヴのようです。



最後にエリー・アメリンクで。


     わんぱぐさん:小鳥と


              夜と夢:Nacht und Träume D.827
               (詩:マテウス・フォン・コリン)


             浄らかな夜よ あなたは沈んでいく
             あなたの月光がこの空間を彷徨うように
             夢もまた彷徨い下る
             人間たちの静かな胸へと

             人々は楽しく夢に耳を澄まして
             夜が明けると 呼びかけるんだ
             戻っておいで 浄らかな夜よ!
             優しい夢よ 戻っておいで!
                          
                             (若林氏訳引用)
    


            (原詩引用)

             Heil'ge Nacht, du sinkest nieder;
             Nieder wallen auch die Träume
             Wie dein Mondlicht durch die Räume,
             Durch der Menschen stille Brust.

             Die belauschen sie mit Lust;
             Rufen, wenn der Tag erwacht:
             Kehre wieder, heil'ge Nacht!
             Holde Träume, kehret wieder!


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