♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.18 ベートーヴェン:交響曲第4番 by C.クライバー

               ベートーヴェン交響曲第4番 
           C.クライバー&バイエルン国立OR.


              ベートーヴェン:交響曲第4番C.クライバー&バイエルン国立Or.




        bd雪だるま

ミュージック・バードで「20世紀の名演奏家60人」とのタイトル・ シリーズが
再放送でOAされています。
昨日のシリーズでは、
 C.クライバー に始まり
 アンジェラ・ヒューイットでJ.S.バッハの作品
 ピアノの内田光子はシューベルトの即興曲集
 カレーラス、ドミンゴ、パヴァロッティの三大テノール
 ミケランジェリでシューマンとラヴェル のCDが紹介されました。

三大テノールが 名演奏家60人 の中に入るとは・・・嬉しいことです。
かなり点数は甘そう?
それより何より、この中での注目盤は
C.クライバーの ベートーヴェン交響曲第4番 でした。

こちらのCDにつきまして、Webショップで次のように紹介されていました。


   1982年5月3日ステレオ・ライヴ録音。
   カルロス・クライバーのたぐいまれな天才をもっともリアルに記録したCDとして世に知られる1枚で、
   天井知らずに噴出する熱狂的な活力と、ディテールの隅々にまで息づく鮮烈な生命力には、
   もう形容する言葉を失うほど。実況ゆえのほころびや収録時間の短さという面もありますが、
   この1枚から得られる感銘はズバ抜けています。
   以下、このアルバムに寄せられたクライバーの言葉を掲載しておきます。

  「私にとって、レコーディングにOKを出すことは常にある種の恐怖を伴うことでした。
   しかし、バイエルン国立管弦楽団との今度の演奏は、大いなる喜びを持って
   私がレコーディングを承認することを可能にしてくれました。
   我々は、耳に訴えるこの“スナップ・ショット”に対し、
   いかなる化粧も施したくありませんし、どんな小さな修正も加えたくなかったのです。
   実際、どのような批判に対しても、私たちは反論する根拠を持っています。
   生命力を耳から感じ取ることができる人達にとって、これほど心をこめて、
   自信を持って、また精霊に導かれるかのように楽しげに演奏を聴かせてくれるオーケストラは、
   バイエルン国立管弦楽団を置いてほかにないとすら断言できます。本当にありがとう!」


クライバーが語った言葉を胸に演奏を聴いてみました。
第一印象は、ゆったりとした大人しい第4番 というものでした。
余計な力みを排し、あくまでも 自然に、自然に 音楽が流れ行く 
という感じでしょうか。
他の演奏家で聴いた時には、もっと変化のある作品として耳に届いたのですが。
クライバーで聴くこの4番は、安心、安堵感さえ伝わってくるようです。
ベートーヴェンも、このような4番を心に描いていたのではないか、と思わせるものがあるようです。
4番の終楽章の次に、CDのトラックに追加的に「鳴り止まぬ拍手」と丁寧(?)に演奏後の聴衆の感動が収録されています。
長い長い拍手と「ブラヴォー」の声が、あちらこちらから。
本当に、素晴らしい演奏、ライヴ盤です。

シューマンは4番を「ギリシャ風にすらりとした姿の処女」と評したそうです。
4番はベートーヴェンとしてはの異例の早さ、ニ~三ヶ月で完成したそうで、
1808年に初めて聴衆の前で演奏された時には、好評を得られなかったとか。
当時、シューマンやメンデルスゾーンは4番を高く評価したそうですが、
ウェーバーはお気に召さなかったとのことで・・・。
メンデルスゾーンの功績(?)でしょうか、
彼がゲヴァントハウスの指揮者として初舞台でこの作品を指揮し好評であったことから、4番は日の目を見た?
いろいろな意味でメンデルスゾーンは音楽史上、欠くことのできない存在ですね。


ベートーヴェン交響曲の中では、4番は比較的に自ら選んで聴きたい部類の作品ではなかったのですが、
C.クライバーでこの作品を聴き、これからは今まで以上に聴く機会が多くなりそうです。
ここで気になりますのが、カルロスさんのお父さん、エーリッヒ。
まだ、お父さんクライバーを聴いたことがありませんので、
E.クライバーでもベートーヴェンを聴いてみたくなりました。
でも、クライバー親子さんはベートーヴェンを収録したCDが少なく・・・とても、残念。



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Comment

こんばんは〜。

burleskeさま、こんばんは〜。

先にいただきましたコメントは紛らわしい点はありませんでしたので、ご安心くださいませ〜。でも、ご丁寧にありがとうございました!
「エーリッヒ・クライバーの芸術」(ERICH KLEIBER ORIGINAL MASTER-DECCA RECORDINGS)UCCD3417-22 ですよね。
こちらのコメントを拝読しまして、じっくりと収録曲を見ていましたら、9番のテノールにアントン・デルモータの名前を発見しまして・・・聴きたかったです〜。
7番はv-218ですか!? 「廃盤」の文字を恨めしげに見つめております。

今回は、E.クライバーやシューリヒトでCDを探し回り・・・不思議?意外?な事に出会いまして・・・。
例のシューリヒトの交響曲全集なのですが・・・「廃盤」が諦めきれずに・・・探し回り、何とAma○onで現在、扱っているのです!
但し、確かに現在「廃盤」扱いの某ショップの販売価格よりも2000円アップで(ついお金のことばかり)。
ショップでの「廃盤」表示の的確さに、心の中に目下「?」マークです。
とにかく「廃盤」の文字には、ドキリとしてしまいます。

延原氏で、5&6番が今月発売ですか!
古楽器での全集は、アーノンクールやノリントン、インマゼールで聴いてきましたが・・・テレマン室内OR.で3&4番を幸い聴くことができv-218です!
20日だったのですね。目前ですね。記事を心待ちにさせていただきます。(^^♪
  • posted by lumino
  • URL
  • 2009.12/09 20:18分
  • [Edit]

またまたお邪魔します

エーリッヒのデッカ・レコーディングスのベートーヴェンは全集ではなくて、エーリッヒがデッカに録音したベートーヴェンが全種類収録されているということなんです。紛らわしいこと書いてスミマセン。3番がコンセルトヘボウとウィーンの2種類、6番もコンセルトヘボウとロンドン・フィルの2種類、あとはコンセルトヘボウとの5,7番、ウィーン・フィルとの9番です。その他にケルン放送響とのシューベルトの9番なんかも収録されてます。
久しぶりに7番を聴いてみたら意外に名演でした。これ廃盤なの残念だなぁ。

延原氏の4番、気に入っていただけましたか。今月は5,6番のCDが発売になります。20日の第九コンサートと共に楽しみです。

こんばんは〜

burleskeさま、こんばんは〜。

E.クライバー、全曲録音があったのですね!まったく知らなかったのです。
コメントを拝読しましてから、探し回っておりました〜。
3つ目のショップで、やっとジャケット写真を発見したのですが・・・「在庫切れ、生産未定、廃盤により入荷不可」という何とも残念な表示に出会ってしまいました。
2005年の6月発売だったそうですね。3年半で 廃盤!?
本当に、早すぎですね〜。

カルロスの4番、お聴きになられたのですね。
私の方も、延原氏で4番を・・・。burleskeさまに倣って演奏を書道に例えると・・・楷書 でしょうか。
一音一音がキビキビ、ハッキリ、特にティンパニはとにかく漲る覇気!ですね。
ベートーヴェンの交響曲には理想的(あくまでも私個人の好みですが)なティンパニに出会うことができました!ありがとうございました!!
今日は3番の方を聴いてみます。(^^♪
そして、延原氏で9番も是非、聴いてみたくなりました。
延原氏の「第九」コンサートまで、日が迫ってきましたね。
きっと、きっと、素晴らしい「第九」が響き渡りそうですね。(*^_^*)
  • posted by lumino
  • URL
  • 2009.12/08 21:09分
  • [Edit]

またまたこんばんはです

えっ!エーリッヒ・クライバー デッカ・レコーディングス1949-1955にベートーヴェンの交響曲は全部収録されていたのに。このセットもう入手困難なんですか?2004年のCDなんですけど。ホントちょっと昔のCDでもすぐ入手困難になってしまうんですね。困ったもんですねぇ。

カルロスの4番聴きました。書道の名人が一筆書きしたみたいな演奏ですね。こういうのを聴くと、やっぱりカルロスは天才だなぁって思います。しっかり堪能させていただきました。

コメント ありがとうございます

burleskeさま、こんばんは〜。
コメント、ありがとうございます!

C.クライバー、4番は久しく冬眠中(?)のCDのようで・・・目覚めさせてあげてみてくださいね〜。

クライバー親子さんのCDは本当に少ないですね。
コメントを拝読しまして、エーリッヒで9番があると知り早速探してみたのですが・・・やっと見つかったのは中古。4,500〜12000円でした。v-405諦めました・・・。

延原武春&テレマン室内OR.は、過日延原氏のオール・ベートーヴェン・プログラム、コンサートのburleskeさまの記事を拝読しまして以来、特に3番を聴きたく・・・1ヶ月前にミュージック・バードで紹介されましたのをエア・チェック。探しましたら、幸い4番も入っていました。v-290
今晩、聴いてみますね。 ありがとうございました!(^^♪
  • posted by lumino
  • URL
  • 2009.12/07 19:49分
  • [Edit]

こんばんは〜

カルロス・クライバーの4番、久々に聴いてみたくなりました。たぶん15年くらい前に聴いたきりのような...

評判の良いのは知ってるんですけど。これを機会にじっくり聴きなおしたいと思います。

カルロスのベートーヴェンは4,5,6,7番しかないですよね。親父のエーリッヒは3,5,6,7,9番があったはずです。でもはっきり言って息子のベートーヴェンの方が面白いです。

ちなみに今私の気に入っている4番のCDは延原武春指揮テレマン室内オーケストラの演奏です。これで聴くとベートーヴェンの革新性がよくわかって面白いですよ。

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特に音楽知識のないクラシック・ビギナーに等しいのですが、「ただ、ひたすらに」をモットーに鑑賞をしています。
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