♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

Entries

Op.19 ハイドン:交響曲全集 by デニス・ラッセル・デイヴィス

            ハイドン:交響曲全集 デニス・ラッセル・デイヴィス
                              &
                         シュトゥットガルト室内OR.

               ハイドン:交響曲全集デイヴィス


こちらの全集は37枚組みで107曲が収録されています。
メーカーの解説に依ると、デイヴィスが今年2009年のハイドン没後200年記念に向けて、
1995年に全曲収録の計画を立てたそうです。
約10年の年月をかけて完成したハイドン:交響曲全集録音。
モダン楽器を使用し、奏法は、ややピリオドに近く、ビブラートは控えめに。
トランペットとティンパニは古楽器使用とのことで、
「モダン」+「オリジナル」が見事に噛み合い、
活き活きとしたハイドンの世界が堪能できるようです。


          bd雪だるま

念願でしたハイドンの交響曲全集が手元に。
そもそも、こちらの全集の存在を知ることなく、
世界初のハイドン交響曲全集となるA.ドラティを予定していました。
ブログ友達の御方の「マイ・ベスト・ディスク10」を拝読しまして、
トップに挙げられていらっしゃいましたのが、こちらのデニス・ラッセル・デイヴィス盤でした。
ショップに飛んで行き「初回限定生産」の文字に、
そして何よりも、ライヴ盤であること + チェンバロ入り に惹かれ、
またお値段も財布に優しく迷うことなく・・・。

いざ手元に届きまして、全集でなければ殆んど聴く機会がない、第49番を真っ先に聴きました。
第49番ヘ短調「受難」。
タイトルから四旬節向き(?)のこの作品、
クリスマスを来週に控えた待降節中には相応しくないのですが。
ハイドンの作品では、《十字架上のキリスト 最期の七つの言葉》の弦楽四重奏版が最もお気に入りです。
その作品と同じく、キリストの「受難」を題材(?)にした交響曲第49番は、
日頃、聴きたいと願いつつ、耳にする機会がなく今日に。

1768年に作曲された、第49番。
ハイドンの104曲+数曲ある交響曲の中で 短調の作品は9作品くらいでしょうか。
その数少ない短調の作品である第49番。
ハイドンにも、このような「暗」&「静」があると知る作品。
アダージョで厳かな静けさのうちに始まり、
《十字架上のキリスト 最期の七つの言葉》を彷彿とさせられるようです。

次に第26番「悲しみ」。
交響曲の中で初めての短調が、こちらの作品とか。
第1楽章に復活祭前週のグレゴリオ聖歌の受難の旋律が用いられ、
また第2楽章にもグレゴリオ聖歌からの引用があるそうです。
別名を「クリスマス交響曲」と名付けられているようですが。
   第1楽章 Allegro assai con spirito で始まり、
   第2楽章 Adagio
   第3楽章 Menuetto trio
第49番に比し、躍動を感じます。
第1楽章の “con spirito”の表記が、正に心に染み入る演奏です。
第3楽章止まりの第26番は、第49番に継承させるつもりだった・・・とか。
因みに、こちらの全集では同じCDの中に第49番の次に第26番が収録されていました。

気分転換に、次は第101番ニ長調「時計」を。
1973年に作曲着手、1974年にロンドンで完成、初演をされた「ロンドン交響曲」の中の一曲です。
第2楽章が時計の刻み音を連想させるので「時計」と題された、有名な作品ですね。
今まで、この作品は「聞く」だけでしたが、
今回初めて「聴く」をこと。
やっぱり、良いですね~ハイドンの音楽。
ハイドン、モーツァルトを聴いていると、心の深奥からホッとします。
両者は弦楽四重奏曲を一緒に演奏をされたり、
交流があったそうですし、お互いに影響も。

まだ、この3曲を含むCD2枚しか聴いていないのですが、
すっかり、ハイドンの世界に安住しています。

指揮者のデニス・ラッセル・デイヴィス。
写真から拝見すると、スキン・ヘッドの風貌は「チョット、恐そうなお兄さん」のイメージが。
でも、奏でられるのはとても優しいハイドンの音楽。
笑みを浮かべて指揮をなさっている? 
指揮者も楽団員も、アットホームな感じが伝わってきます。
一生、大事に聴いてゆきたいハイドンになりました。
ブログがなければ・・・出会えることのないディスクでした。
ブログの存在の大きさ・・・感謝です。



にほんブログ村 クラシックブログ クラシックCD鑑賞へ
関連記事

Comment

こんにちは〜。

burleskeさま、こんにちは〜。
いつも、コメントを本当にありがとうございます!

ディヴィスの全集と出会うことが出来て、本当に良かったです。
CDが届きましてから、連日聴いております。
昨夜聴いた103番、スゴイ “Drum Roll” でした。
○○年前に初めて聴いたのが、カラヤンのLPでしたが、これほどまでにスゴイ作品とは気付きませんでした。

>デイヴィスの指揮は曲によって表現を変えてくるようで
 本当にburleskeさまの仰るとおりなのですね。
この全集との出会いを機に「テノール熱」から、一時的にでも、やっと開放されました〜。v-290

D.R.デイヴィスでは「ブルックナーも面白い」とのことで、聴いてみたいです。
初稿とか、第○稿というのは、いつまで経っても、何回聴いても全く分からないのですが・・・演奏に興味をそそられる指揮者になってしまいました。

全集との出会い、デイヴィスとの出会いの機会を本当にありがとうございました!(*^_^*)
  • posted by lumino
  • URL
  • 2009.12/20 14:45分
  • [Edit]

デニス・ラッセル・デイヴィスのハイドン、良いですねぇ

こんばんは〜、第49番と第26番ですか。どちらもまだ聴いてなかったんです。これは是非聴いてみたいです。早速聴いてみますv-7

デイヴィスの指揮は曲によって表現を変えてくるようで、1曲1曲聴きごたえがありますよね。これはホントに掘り出し物の全集だと思います。
でも、ここまで気に入っていただけるとは。紹介した僕も嬉しいです。

Comment_form

管理者のみ表示。 | 現在非公開コメント投稿不可です。

左サイドMenu

プロフィール

lumino

Author:lumino
音楽が日々の活力源になっています。
特に音楽知識のないクラシック・ビギナーに等しいのですが、「ただ、ひたすらに」をモットーに鑑賞をしています。
日々の生活に無くてはならないのが音楽と本です。
また2羽の小桜インコの兄弟は大切な家族です。

最新記事

lumino

右サイドメニュー

♪ こんにちは ♪

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

ブログ内検索