♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.21 ベートーヴェン交響曲第9番 by クレンペラー

今日もまた、ベートーヴェン交響曲第9番です。
本人は楽しく聴き比べをしているのですが、
飽きられそう、呆れられそう・・・。
待ち焦がれていたクレンペラー盤が届きましたので、
今日はクレンペラーの9番を。

     
       小鳥

                ベートーヴェン交響曲&ピアノ協奏曲全集:クレンペラー&フィルハーモニアOR.

                クレンペラーフィルハーモニアOR.
                オーセ・ノルドモ=レーフベルイ(S.)
                クリスタ・ルートヴィヒ(Ms.)
                ワルデマール・クメント(T.)
                ハンス・ホッター(Br.)
                フィルハーモニア合唱団
                1957年 ロンドン、キングスウェイ・ホールでの録音

クレンペラーを聴きまして、脳裏を横切りましたのが朝比奈隆氏&大阪PO.の演奏でした。
朝比奈氏&大阪PO.の交響曲全集(朝比奈氏、最期のベートーヴェン・ツィクルス)を聴きましたのが一昨年末でした。
    何と 悠然とした演奏!
と言うのが第一印象でした。
お気に入りの全集ともなりました。
今でも、或る指揮者でベートーヴェンの交響曲を聴きますと、
つい朝比奈氏の演奏を 次に聴く というパターンです。
多分、朝比奈氏のベートーヴェンが私にとっての「基準」になってしまっているのかも知れません。

そうなのです。クレンペラーの9番は朝比奈氏と何と類似していることでしょうか。
ゆったりとして 一音一音は噛みしめるかのように丁寧に紡がれ
激情的、緊張を強いる演奏とは無縁の世界。
悠然と流れるが故に、深く息づく精神性を感じられるようです。

前回、トスカニーニの9番を取り上げましたが、
その折に、トスカニーニとクレンペラーは対照的 とのコメントをいただきました。
実際に聴き比べまして・・・本当に、何と対照的な9番!
これ程までに、受ける印象が違ってしまうのですね。
また、それが、とても面白く楽しい!


今回のように集中的に9番を聴き比べているのは初めてのことです。
今まで気付くことがなかった指揮者&オーケストラの9番の違いが
一枚の絵のように、心の中で 描かれるようです。
そして、今回9番をいろいろ聴きまして、忘れることができない一枚のディスクがあります。
シャルル・ミュンシュ&ボストンSO.です。

 
               ベートーヴェン交響曲第2.3.9番ミュンシュ&ボストンSO.


                   アデーレ・アディソン(S)
                  フローレンス・コプレフ(A)
                  ブレイク・スターン(T)
                  ドナルド・グラム(B)
                  タングルウッド音楽祭合唱団
                  1958年8月10日

                  
1958年、タングルウッド音楽祭でのライブ録音(モノラル)だそうです。
タングルウッド音楽祭は有名なのだそうですが、
私にとりましては「?」です。
調べましたところ、マサチューセッツ州のタングルウッドで毎年夏に開催されている音楽祭なのだそうですね。
クラシックだけでなく、あらゆるジャンルのコンサートだそうです。

この音楽祭でのミュンシュ&ボストンSO.の9番ですが、
熱気、気迫が放出する激しくも熱い9番です。
フルトヴェングラーも真っ青になる(?)演奏で、息を呑みます。
ミュンシュ&ボストンSO.では、この音楽祭4ヵ月後の1958年12月に
ボストン・シンフォニー・ホールでのセッション録音のBlue-spec CDの方も聴いておりましたが、
こちらのモノラル・ライヴ録音ながらも、熱気はヒシヒシと伝わってきます。
ミュンシュの9番は「炎の9番」とでも例えるべきでしょうか。


ベートーヴェンの第9番を聴き続けてきた日々でしたが、
CDをトレイに乗せ・・・演奏が始まり・・・ワクワク、ドキドキ、
最高の愉悦の時間でした。
「聴き比べ」の面白さ、楽しさを初めて知ったように思います。
今回の聴き比べに間に合わなかったE.クライバーには心残りがありますが・・・また、いつか。
尽きせぬ魅力を湛えた9番をこれからも追い続けて行きたいものです。
まだまだ、私が聴いたことがない素晴らしい9番が、きっと何処かに?存在している筈。
と思いますと、居ても立ってもいられない気分。

   小さな声で独り言:心に強く残った9番は 
                  トスカニーニ と ミュンシュ 
                                でした。

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Comment

burleskeさま、こんばんは

burleskeさま、こんばんは〜。
コメントをありがとうございます!

ミュンシュ、お好きだったのですね。e-343
ミュンシュはライヴ録音でその良さが発揮されるのでしょうか。
ベートーヴェンの3番・・・・こちらで取り上げましたミュンシュの9番とのカプリングを書き忘れたのですが2番、3番なのです。
ライヴではないのですが、9番の次にお気に入りの3番ですし、今夜聴いてみようかと思います。
ベルリオーズ・・・「とんでもない演奏」?!と聞きますと、是非一度・・・の気分に。

好みの演奏・・・「ラテン系のストレートな演奏」とのご指摘をいただきまして、初めて自分好みの演奏が分かったような。
そのようなストレートな演奏をされる指揮者にどのような御方々がいらっしゃるのか、疎い私には分からないのですが、モントゥーはその部類の指揮者なのですね。
今のところ、お気に入りの作品をトスカニーニ、ミュンシュに依るCDを探し始めました。
モントゥーも追加して、この3人を中心にCD探し!を始める事に。
コメントありがとうございました。(^^♪
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.01/12 19:37分
  • [Edit]

こんばんは、僕もミュンシュ好きです。

ミュンシュのライヴは良いですねぇ。第九は聴いてないんですが、来日公演のDVDで観たベートーヴェンの第3番も凄い演奏でした。あと最近出たパリ管とのベルリオーズの「幻想」のライヴもとんでもない演奏です。

結局心に残った演奏がドイツ系じゃないところがluminoさんらしいですね。自分の好みがはっきりしてますよね。ラテン系のストレートな演奏の方がお好きなようで。
僕はモントゥーの演奏も好きなんですが、これなんか気に入っていただけるかも?

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