♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.292 マティアス・ゲオルグ・モン:「チェロ協奏曲」 by デュ・プレ;バルビローリ&LSO

前回、ハイドンのチェロ協奏曲第1番をデュ・プレの演奏で聴き
ディスク次曲に収録されていたのがモンチェロ協奏曲でした。
マティアス・ゲオルグ・モン・・・私にとっては未知の作曲家。
初めて見る作曲家名、曲を聴くのも初めてでした。
ハイドンの第1番に続いて自然に耳に入ってきたのですが
こちらのモンの曲もまた魅力的で心に焼き付いた曲です。

デュ・プレのチェロとバルビローリロンドン交響楽団です。

                The sound of Jacline du Pre より

                   291:ハイドン:チェロ協奏曲第1番デュ・プレ

           マティアス・ゲオルグ・モンチェロ協奏曲 ト短調

                  ヴァルダ・エイブリング(Cem)
                  ジャクリーヌ・デュ・プレ(Vc)
                  ジョン:バルビローリ指揮
                  ロンドン交響楽団

             (録音:1968年4月20日 アビーロード・スタジオ)

                   第1楽章:Allegro
                   第2楽章:Adagio
                   第3楽章:Allegro non tanto



               マティアス・ゲオルク・モン
                   Matthias Georg Monn
                (1717年4月9日-1750年10月3日)


モンチェロ協奏曲を聴き曲に魅了をされモンについて知りたくなりました。
Wikipedia を参考に以下を。

1717年、ウィーン生まれのオーストリアの作曲家、オルガ二スト、音楽教師
とのことです。
モンは最初にウィーン近郊でオルガ二ストを務めていたそうです。
33歳で他界したとのこと。

モンはモーツァルトの父、レオポルトとも同時代であり
バロックから古典派への過渡期だったそうです。
またJ.S.バッハ他が実践をした対位法の原理を学び
古典派の書法、形式、などを開発、育成していったオーストリアの
作曲家たちによるウィーン前古典派に属するとのことです。
時期としてはマンハイム楽派や北ドイツ楽派が活躍する1740年頃から
ハイドンが本格的に創作を始めた1760年頃になるそうです。

モンの作品には交響曲16曲、四重奏曲、ソナタ、ミサ曲
ヴァイオリンや鍵盤楽器のための作品があるとのことです。

因みに、このチェロ協奏曲をシェーンベルクが伴奏オーケストラをピアノに
編曲した版が残されているとのことです。


伸びやかなオーケストラで始まる第1楽章。
暫くして現れるチェロが奏する伸び伸びとした歌。
リズミカルな愛らしさも垣間見えるようです。
チェロにそっと寄り添うような弦楽器たち。
弦のトリルの美しさに惹かれます。
爽やかさ、生新さを感じる楽章。

清楚な趣を湛えたオーケストラが奏する調べで始まる第2楽章。
美しい旋律。
チェロは静かに語りかけるかのようです。
素朴な趣のチェンバロの伴奏に耳を惹かれます。
聴いていると夕暮れの静寂を連想してしまいます。
チェロが奏する静かな歌が瞑想的な趣を伴い心に響いてきます。
耳に入る美しい調べが回顧的な気分に。
多々の想い出が風に運ばれて去来するかのようです。
静謐と呼びたくなるような美しが漂う楽章のように感じられます。
心を打つお気に入りの楽章になりました。

第3楽章の始まりは生き生きとした雰囲気で。
歩みを刻むように奏されるオーケストラ。
チェンバロに導かれるように現れるチェロ。
チェロとチェンバロの暫しの対話。
楽章の終わりに近づき雄弁に奏されるチェロ。
オーケストラで閉じられるこの曲。
確固とした造形を感じさせられる楽章のように思われます。


You Tube でデュ・プレバルビローリ&LSO が見つかりましたので貼ってみました。
   マティアス・ゲオルグ・モン:チェロ協奏曲 第2楽章
 
         

初めて聴くモンのチェロ協奏曲。
生新な好印象を受ける曲です。
第2楽章の旋律美は心の琴線に触れるものがあり胸に刻まれるようです。
チェロ協奏曲以外にもモンの作品に興味が湧いてきました。

デュ・プレのチェロはハイドンのチェロ協奏曲とは趣を異にするように
感じられるようでした。
デュプレ自身がチェロと瞑想的に対峙しているように思われてします。
チェロと語り合っているようなデュ・プレ。
デュ・プレといえばエルガーのチェロ協奏曲でしょうか。
過日、デュ・プレでエルガーのチェロ協奏曲を一度聴いてみました。
エルガーとモンのチェロ協奏曲を奏するデュ・プレが
別人のように感じられてしまいました。

これから、再びじっくりとエルガーを聴いてみたいと思います。
チェロ協奏曲を聴くシリーズ が デュ・プレの演奏を聴くシリーズ に
なりつつあるようですが。

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Comment

Re: モンのチェロ協奏曲は・・・

burleskeさま、こんばんは。
コメントをありがとうございます。

デュ・プレのこちらの廉価盤BOXは、burleskeさまが過日お寄せ下さいましたコメントにてデュ・プレの演奏するエルガーのチェロ協奏曲をお挙げくださっていましたので、聴きたく思い求めたものでした。
お目当てのエルガーは後回しになっていますが、モンの素敵な作品に出会ううことができたのも、burleskeさまのお陰ですね。

シェーンベルクはチェンバロ協奏曲をチェロ協奏曲に編曲した版もあるのですね。
> ブラームスのピアノ四重奏曲第1番の編曲と似た感じで、こちらも面白いですよ。
とのことで、私にその面白さが分かるかしら、と思いつつも
モンの作品の編曲ということで興味を抱いてしまいます。

原曲のモンのチェンバロ協奏曲も聴きたいと思ってディスク探しをしているのですが。
それにしても、モンの作品のディスクも少ないようですね。
すっかり、モンの魅力の虜になってしまったようです。
  • posted by lumino
  • URL
  • 2015.07/12 20:10分
  • [Edit]

モンのチェロ協奏曲は・・・

デャ・プレのモンの協奏曲は僕も持っていますが、正直あまり印象に残っていませんでした。
改めて聴いてみると、なかなか魅力的で良いですね。

ところで、シェーンベルクにはモンのチェンバロ協奏曲をチェロ協奏曲に編曲した作品もあって、こちらはシフ&ギーレンの演奏で持っています。
ブラームスのピアノ四重奏曲第1番の編曲と似た感じで、こちらも面白いですよ。
  • posted by burleske
  • URL
  • 2015.07/11 20:30分
  • [Edit]

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