♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.2 フリッツ・ヴンダーリヒのCD(1)~オペラ・アリア集

感動をした楽曲に出会うと、その作曲家のことを知りたくなります。
  作曲家の人生に共鳴すると他の作品を聴きたくなります。
    
心に響く声楽家に出会うと、その声楽家の人となり を知りたくなります。
  声楽家の 人となり に共鳴すると、他のCDを聞いてみたくなります。

いつも、このようなことばかりですので・・・
目下、聴いてみたい楽曲、聴いてみたい声楽作品はかなり膨大になってきました。

現在、心と耳を捉えて離さないのが、テノールのペーター・シュライアーであり、フリッツ・ヴンダーリヒ。
最近、購入したCDの中で専ら聴いているのがドイツのテノール歌手、フリッツ・ヴンダーリヒです。
ドイツのテナーでシュライアーを聴いて以来、ドイツのテナーに惹かれ始めヴンダーリヒを初めて聴きました。

先ず、ヴンダーリヒのオペラ・アリア 他 歌曲を集めたCD.

            ヴンダーリヒ : 不滅の声~オペラ・アリア集  (COCO-84633)

           Amazon画像ヴンダーリヒ オペラアリア集2009.8.9

1. モーツァルト:なんと美しい絵姿だろう~オペラ≪魔笛≫より タミーノのアリア
2. モーツァルト:魔法の調べのなんという力強さ~オペラ≪魔笛≫より タミーノのアリア
3. ドニゼッティ:人知れぬ涙~オペラ≪愛の妙薬≫より ネモリーノのロマンツェ
4. ヴェルディ:あれかこれか~オペラ≪リゴレット≫より マントヴァ公爵のバラータ
5. ヴェルディ:風の中の羽根のように(女心の歌)~オペラ≪リゴレット≫より マントヴァ公爵のカンツォーネ
6. プッチーニ:冷たい手を~オペラ≪ラ・ボエーム≫より ロドルフのアリア
7. プッチーニ:妙なる調和~オペラ≪トスカ≫より カヴァラドッシのアリア
8. プッチーニ:星は光りぬ~オペラ≪トスカ≫より カヴァラドッシのアリア
9. プッチーニ:泣くな、リュー~オペラ≪トゥーランドット≫より カラフのアリア
10. プッチーニ:誰も寝てはならぬ~オペラ≪トゥーランドット≫より カラフのアリア
11.プッチーニ: 愛の家よ、さようなら~オペラ≪蝶々夫人≫より ピンカートンのアリア
12. マスカーニ:ローラよ、お前は花のように美しい~オペラ≪カヴァレリア・ルスティカーナ≫より トゥリッドゥのアリア
13. フロトウ:夢のように~オペラ(マルタ)よりライオネルのアリア
14.J.シュトラウスⅡ世: 気楽な若者だったころ~オペレッタ≪ジプシー男爵≫より バリンカイの登場の歌
15. J.シュトラウスⅡ世:さあ、ゴンドラへ(ゴンドラの歌)~オペレッタ≪ヴェネツィアの一夜≫より カラメッロの歌
16. J.シュトラウスⅡ世:何と素敵な眺め~オペレッタ≪ヴェネツィアの一夜≫より 珊瑚礁のワルツ
17. レハール:また一人ぼっち~オペレッタ≪ロシアの皇太子(ツァレヴィッチ)≫より 皇太子のアリア
18. レハール:友よ、人生は生きる価値がある~オペレッタ≪ジュディッタ≫より オクタヴィオの歌
19. リスト:素晴らしいことにちがいない S.314
20. チャイコフスキー:ただ憧れを知る者のみが 作品6-6
21. ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ
22. アウグスティン・ララ:グラナダ


第1曲目、モーツァアルとのオペラ「魔笛」より タミーノのアリア~何と美しい絵姿だろう
  この曲はテノールの有名なアリアとのことで初めて聴いたのがシュライアーでした。
  耳にした途端に魅了されるアリアで、すっかり虜になりました。
  今まで関心のなかったモーツァルトのオペラに急接近。
  モーツァルトのオペラ全集を後先を考えずに購入するキッカケになった張本人がこのアリア。
  であると同時に、シュライアーのなんと素晴らしいこと!!
  
  このアリアをヴンダーリヒはどのような感動を与えてくれるのかと・・・。
  「現代最高のモーツァルト歌い」とされるヴンダーリヒだそうですが。
  「現代最高のモーツァルト歌い」 
  シュライアーとヴンダーリヒが「現代最高」では一歩も譲らないように感じるようになりました。 
  
このCDに収録されている22曲の中で
殊更に心を奪われるのが、16曲目のJ.シュトラウスⅡ世のオペレッタ「ヴェニスの一夜」より第3幕で歌われる、「何と素敵な眺め」。
楽しげな中にも、郷愁を感じさせる旋律。
ヴンダーリヒの声に潜む素朴な響きには、いつまでもこのアリアを聴き続けていたい気持ちにさせられます。
そして21曲目「オー・ソレ・ミオ」
当時のドイツではオペラは現地語で上演されることが一般的だったそうで、このCDに収録されているアリア集もすべてドイツ語。
大衆的なナポリターノ「オー・ソレ・ミオ」では・・・勿論、イタリア語。
ドイツのテナーがイタリア語で歌うと、どうも・・・ピンとこないのですが。
シュライアーもイタリア語になると、発音の甘さ(特に[ r ]のロールタング)が気になるのですが
ヴンダーリヒは
決まっています! 本場のパヴァロッティも顔負け!?
そしてこの曲を聴くと
   歌曲、アリアから娯楽音楽までレパートリーを広く歌いこなす 
と言われる、ヴンダーリヒをまざまざと知ることができます。
素晴らしいアルバムです。
録音は1957年ー59年。
ヴンダーリヒ 27-29歳 の時の素晴らしい声に満ち溢れています。
もしも・・・今も健在であったなら・・・。
その思いは拭いきれません。
フリッツ・ヴンダーリヒ。
1930年生まれ。 36歳の誕生日を数日前にしての死。
1966年、メトロポリタン劇場へのデヴューを数日後にしての死。
テノール歌手としての頂点で人生を絶たれ。
ナチス・ドイツ時代に生を受けたフリッツ・ヴンダーリヒ。
チェロ奏者であった父親はナチスにより追い込まれ自殺。
運命の悪戯?とはこのようなこと?
2オクターブ超のテノール・リリコに恵まれたヴンダーリヒ。
現代、存命をしており名を馳せるテナーで思い浮かぶのが
ファン・ディエゴ・フローレス
なのですが。
ペーター・シュライアー にしても
フリッツ・ヴンダーリヒ にしても
「往年」の声楽家の声には 品格、気高さ があったように思います。
そのようなものが失われつつあるようで・・・。
20世紀最大のテノール・リリコ。
ドイツのテナーで、最も重要な歌手の一人。
それが、ヴンダーリヒ であり シュライアー であったのではないでしょうか。
ルチアーノ・パヴァロッティは
歴史上最も傑出したテナーとして
「ヴンダーリヒ」
と。
パヴァロッティが亡くなった時、
「もう、二度と心をひきつけるテナーは 存在しない」
と思っていました。
シュライアーとヴンダーリヒに出会いテノールの世界に抱くことのできる心の輝きが蘇ってきました。
  
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Comment

こんにちは♪

>colorkoさま

はい。確かにluminoです。
ご訪問、本当にありがとうございます。
コメントを頂き、とても嬉しく拝読をいたしました。
早速、伺わせていただきますね。

今朝も地震で、「本番」到来にならなければいいのにと思いつつ、連日の揺れにはやはり息子たちへの影響を思うとストレスを心配してしまいます。
地震よりも私の方が息子たちには恐怖かも・・・。
まろんちゃん、パニック大丈夫でしょうか。

「椿姫」〜乾杯の歌は、私も大好きです。
悲劇には似つかわしくない、楽しい気分になれますね。
ブログで確かCDジャケットの画像が掲載されていられましたのを拝見し、クラシックにご関心がおありなのでしょうかと拝察をしていました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。m(__)m
  • posted by lumino22952
  • URL
  • 2009.08/13 20:13分
  • [Edit]

こんにちは

ブログ村のメンバー検索でこちらにたどり着きました
ブログへのご訪問とコメントを有難うございました
なんて...人違いだったらどうしよう
でも「家族のコザクラインコ」ってあったのできっと間違いないですよね?
災害対策の件、またお返事させて頂きましたので宜しければご覧ください

オペラの話題でしたのでほんの少しだけコメントさせてください
私は、オペラ 「椿姫」の乾杯の歌が大好きです
好きな絵画を眺めながら音楽を聴くのがささやかな贅沢です^^
http://plaza.rakuten.co.jp/colorko/diary/200605110000/
  • posted by colorko
  • URL
  • 2009.08/13 09:35分
  • [Edit]

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特に音楽知識のないクラシック・ビギナーに等しいのですが、「ただ、ひたすらに」をモットーに鑑賞をしています。
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また2羽の小桜インコの兄弟は大切な家族です。

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