♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.26 ワグナー『ニーベルングの指環』全曲 by ティーレマン

              「ニーベルングの指環」byティーレマン
 

              主なキャスト:
              ヴォータン:アルベルト・ドーメン(Bs-Br)
              ブリュンヒルデ:リンダ・ワトソン(S)
              ジークフリート:ステファン・グールド(T)
              ジークリンデ:エファ=マリア・ウェストブロック(S)
              ジークムント:エントリク・ヴォトリヒ(T)
              アルべりヒ:アンドリュー・ショア(Bs)

              クリスティアン・ティーレマン
              バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団
              (2008年 バイロイト祝祭劇場 ライヴ録音)




             bd


ミュージック・バードで2月1日より5日までの5日間、30時間に渡り、
「クリスティアン・ティーレマン・スペシャル」としてティーレマンの特集がありました。
ワグナー『ニーベルングの指環』全曲を中心として、ティーレマンのCDの紹介でした。

『指環』全曲で約15時・・・演奏時間を聞いただけで卒倒しそうになります。
ワグナーの楽劇になりますと《ニュルンベルグのマイスタージンガー》以降の作品を敬遠してしまっている日々でした。
ミュージック・バードのOAプログラムを見ましても、指揮者はティーレマン。
関心のない指揮者だし・・・でも、気になるし・・・。
意を決し、OA.3日目の《ワルキューレ》から聴いてみました。

音が出た瞬間・・・後悔をする羽目に・・・OA.1日目と2日目を聴き逃しましたことを。
OA.1日目には舞台神聖祝典劇《パルジファル》。
2日目は《ラインの黄金》でした。
こちらは後日の再放送待ちをしています。

  序夜: 《ラインの黄金》
  第1夜:《ワルキューレ》
  第2夜:《ジークフリート》
  第3夜:《神々の黄昏》

《ワルキューレ》以降、何とか、一応は聴くことができました。
    
     感想は一言・・・最高!

ですが、過去の名盤と称されるものを聴いてはおりませんが。
私にとりましての、最高の《指環》になりました。

OA.番組担当の山崎浩太郎氏に依りますと、
1960年代(1933~67年)のベーム以来、約40年ぶりの正規盤リリースとのことでした。
その間の、ブーレーズ盤、バレンボイム盤はライヴ録音ではなくセッションであったそうで、久々のライヴ盤がこのティーレマンとのお話でした。

登場人物の歌手陣について、山崎浩太郎氏は、
ジークフリート歌い不在が続いている中で、このCDのステファン・グールドの出現には期待が持てると発言されていました。
ヘンデル・テノールではルネ・コロのジークフリートも好評だったとも聞いています。
ステファン・グールドよりも、関心を惹かれましたのが、
ヴュルンヒルデ役のリンダ・ワトソンでした。

ティーレマンの演奏ですが、これもまた、山崎氏の引用になりますが、

「ドイツ指揮者界に久しく途絶えていた、骨太で重厚な音楽を聴かせてくれる指揮者として、ティーレマンへの期待は大きい。
そして今回の「指環」全曲盤は、その期待に十二分に応えてくれるものである。
スケールはきわめて雄大で力強く、劇性も叙情性も、それが求められるところでは存分に発揮される。
これまではクライマックスのつくり方がうまいとはいえなかったティーレマンだが、この演奏ではその弱点が克服され、解放感と達成感に不足することはない。
50歳前後にさしかかったティーレマンは、本当の意味で、ついに巨匠指揮者への道を昇りはじめたといえるだろう。
それから、このCDの大きな魅力は、音質がきわめて優れていることだ。
豊かな音場感と、まろやかに溶けあって歌手の声を絶対にかき消さない、バイロイトの祝祭劇場ならではの音響バランスによる、刺激的にならない美しい響き。
この音響を聴いているだけで、気持ちよく酔えるほどだ。
本来はDVDメーカーであるオパス・アルテが、あえて音だけのCDで発売した理由が、聴けば聴くほどよくわかるのである。」

上記、山崎氏が述べていられますように、
  
   音質の優秀さ
   豊かな音場感
   歌手の声を掻き消さない 
   刺激的にならない美しい響き
   この音響を聴いているだけで、気持ちよく酔えるほど

これらの点を指摘される山崎氏の再生装置を知らないのですが、
私の装置ですら、本当に 素晴らしい! のです。

が、音量を上げますと 近所迷惑 の文字が脳裏にチラチラ。
音量を控えての鑑賞は消化不良気味でしたが・・・。
それでも、確かに、音響を聴いているだけで・・・陶酔 です。
   「音」を聴いているのか、「音楽」を聴いているのか?
になってしまいますが。

重低音 というよりは、「轟き渡る」と言う感じでしょうか。
100人を超える大オーケストラの圧巻は眩いばかりです。
スペクタクルの世界でしょうか。
《神々の黄昏》の終幕、轟く渦の中でヴァイオリンが透明な美しさを奏でての終結。
   静寂
そして、流れる滝のような拍手。
ブラヴォー! は、差し詰め 合唱。

バイロイト音楽祭の聴衆になった錯覚を抱いてしまいました。

ただ、残念なのは、登場人物が多すぎ、歌詞カードもなく聴いていますと、
「誰が歌っているの?」と、私などは皆目分からなくなってしまいます。
殊に、ワルキューレの三姉妹の、
ヴェルグンデ(ウルリケ・ヘルツェルのS.)
ヴォークリンデ(フィオヌアラ・マッカーシーのS)
そしてフロスヒルデ(ジモーネ・シュレーダーのMs.)
誰が誰やら? もう全くワカリマセン。
今回ばかりは、DVDの恩恵を身に沁みて感じることも・・・。

OAでは他にティーレマンのCDで、
ベートーヴェン交響曲 第5・7番 フィルハーモニアO.
R.シュトラウス:アルプス交響曲」「英雄の生涯」 VPO.
を聴き逃しましたので、こちらの作品も再放送が待ち遠しいです。



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Comment

コメント、ありがとうございます

みー太さま、こんばんは。
コメントを本当にありがとうございます。

全曲鑑賞は、私には持久戦にもなっています。
LP時代から全曲を聴いてみたかったのですが、今回は持久戦に挑戦しました。
ですが、未だ完全制覇はしていない有様ですが、やはり「指環」魅力ありますよね。

ティーレマンの「マイスタージンガー」前奏曲はフィラデルフィアOR.ですがOAされておりました。
エア・チェックをしてありましたので、聴いてみる事にします。

皆さまから、いろいろと教わることばかりの私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。(*^_^*)
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.02/14 20:22分
  • [Edit]

こんばんは

先日はコメントを頂き、どうもありがとうございました。

「リング」、良いですよねぇ〜。3年ほど前に、全曲鑑賞に挑戦しようとあれこれがんばったのですが、挫折してしまいました。(^^;;

もっぱらハイライト盤で楽しんでますが、この一年は全く聴く機会を失ってました。
元気になったらもう一度、CDを棚から取り出してみたいと思います。
ティーレマン氏だと、以前ウィーン国立歌劇場再建50周年記念ガラ・コンサートの中で、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の前奏曲が素晴らしい演奏だったと記憶してます。
あまり新しい演奏は知らないので、またお邪魔していい刺激を頂きたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。(^^)
  • posted by みー太
  • URL
  • 2010.02/14 19:57分
  • [Edit]

コメントありがとうございます

burleskeさま、こんばんは〜。
コメントをいつも本当にありがとうございます。

確かに ハマってしまいますね。
聴き比べもしたいのですが・・・やはり、長いですよね。
大音量で聴くことができたら、本当に天国なのですが・・・拙宅で音量を上げましたら、防音設備もないですので追い出されるか苦情みたいです。ツマラナイです。
burleskeさまの方は、大音量で音楽鑑賞ができるようで、良いですよね。

《指環》は昔の歌手の方が、やはり良いのですね。
ニルソン、フラグスタート・・・やはり聴き比べをしたくなってしまいました。
ショルティですか!LP時代にショルティ盤を欲しかったのです、とても。懐かしいです〜。
ショルティ、良いですね〜。聴いてみたいです。v-238
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.02/08 19:54分
  • [Edit]

こんばんわ お邪魔します

出ました! 《指環》ですか。これ聴くとハマるんですよねぇ。と言っても、全曲聴いたことはないんですが。だって長すぎるでしょう。つまみ食いで「ワルキューレの騎行」とか「魔の炎の音楽」とか「ブリュンヒルデの自己犠牲」とか聴くくらいなんですけど。それでも大音量で聴くのは快感ですよね。

ティーレマンの《指環》は聴いたことないです。やっぱり昔の歌手が良いですね。ニルソンやフラグスタートのブリュンヒルデは今とはスケールが違うと思いますが。
とりあえずショルティで全曲に挑戦してみたいと思います。

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