♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

Entries

Op.31 シューベルト:八重奏曲~オイストラフEMI全録音集より

              シューベルト八重奏曲ヘ長調D.803
              オイストラフEMI全録音集より


              シューベルト~オイストラフEMI全録音集


              ダヴィド・オイストラフ(Vn)
              ペーテル・ボンダレンコ(Vn)
              ミハイル・テーリアン(Vla)
              スヴィヤトスラフ・クヌシェヴィツキー(Vc)
              ウラディーミル・ソロキン(Cl)
              ヨシフ・ゲルトヴィチ(Cb)
              ヨシフ・シュティーデル(Fg)
              ヤコフ・シャピロ(Hr)
              
              (録音:1955年 モノラル)

 
 ♪ あかりをつけましょ ぼんぼりに
  ♪ お花をあげましょ 桃の花

今日は雛祭りなのですね。
小さい頃には、この童謡を歌っては雛祭りを喜んでいたものでした。
すっかり、この童謡を聞くこともないような・・・。
もう時代遅れなのでしょうか。
我が子たちに(コザクラインコの男の子のキョウダイですが)、
せめて雛祭りの真似事を、と造花を。
ですが、桃の花と思って購入しましたら、桜の花でした。(@_@;)
 

前回に続き、オイストラフのBOXから。
前回に続き、またまた、シューベルトになりました。

シューベルトのピアノ三重奏曲第1番を初めて聴きまして衝撃(良い意味で)を受けてしまい、またシーベルトです。
こちらのBOXに、シューベルトの「八重奏曲」が収録されていることに初めて気が付きました。
となれば・・・「八重奏曲」を。
初めて聴く作品です。
そして、これまた前回のピアノ三重奏曲第1番と同様の衝撃です。
このような素晴らしい作品があったとは!

モノラル録音とのことで、音の広がりは、やはり・・・。
ですが、各楽器の音色、粒立ちは克明に聴き取れます。
演奏者8人が一体となり、一糸乱れぬ呼吸の良さを感じます。
作品に織り込まれた、いろいろな情感が胸に響きます。
ヴァイオリンもチェロもお気に入りの演奏家で聴くことができる嬉しさ。
初めて耳にする作品に魅了され・・・このような時は本当に幸せを感じます。

ベートーヴェンのパトロンとして有名なルドルフ大公の侍従長であった、
トロイヤー伯爵の依頼を受けて作曲されたという、この「八重奏曲」は、
有名な弦楽四重奏曲《ロザムンデ》《死と乙女》と同時期に書かれたそうです。
1824年2月着手、完成は3月1日。
この時期のシューベルトは人生に悲観的になりつつも、
心身上の危機的状況から脱出し、創作に集中し前向きに歩んでいる頃とのこと。

ピアノ三重奏曲第1番に共通する快活な明朗さに惹かれます。
依頼主のトロイヤー伯爵は、作曲に当たりシューベルトに対し、
ベートーヴェンの「七重奏曲」と同じように、との注文をしたそうです。
ベートーヴェンの「七重奏曲」も、勿論お気に入りです。
「七重奏曲」とシューベルトの「八重奏曲」の共通項として、この二つの作品は6楽章で構成。
楽器編成に於いてもシューベルトでは第2ヴァイオリンを追加しての八重奏だそうです。

第1楽章  アダージョで始まる、ゆっくりとした序奏から、
        第1主題のクラリネットに。      
        そしてチェロが次の主題を奏で、穏やかな印象です。
第2楽章  アダージョ。クラリネットとヴァイオリンの語らいに続き、
        各楽器のバトンタッチにウットリとしてしまいます。
第3楽章  前楽章とは打って変わり、快活な旋律の流れは楽しく響きます。
        心が浮き立ち、好感が持てる楽章です。
第4楽章  主題と変奏。聞いたことのない作品なのですが、
        主題はジングシュピール《ザラマンカの友人たち》の二重唱からとのことです。
        叙情性ありで全般に穏やかです。
第5楽章  メヌエットでは、叙情的でありつつ穏やかさの中に愛らしさも。
第6楽章  チェロが奏でる序奏は、突如として不気味さも感じさせられます。
        悲壮感が続き、一転して明朗に。
        躍動する主題。昂揚感。
        変幻自在を経てのハッピー・エンドでしょうか。

この作品を聴いていますと「次はどうなるの?」と、まるで連続ドラマを観ているようです。
「時間がないから、次の楽章が終わったら・・・」と思いつつも・・・ついつい全楽章を。
今のところ、何回でも繰り返し聴いているのが、
八重奏曲と、前回のピアノ三重奏曲第1番です。
「もう、聴き飽きた」との思いにさせない作品です。


                  にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
関連記事

Comment

コメントありがとうございます

rudolfさま、こんばんは。
コメントをいつもありがとうございます。

本当に良い曲ですね〜。このような感じの曲はとても好きなのです。
ピアノ三重奏曲第1番に魅せられ、BOXの中のシューベルトの作品を探していましたら18枚目のこちらの作品が目に留まりました。
貴ブログでこの作品については、他にも色々お書きくださっていることに気付きませんでした。すみません。m(__)m
早速、記事を探させていただき、是非拝読を・・・他の演奏家でもこの作品を聴き比べをしたくなりました。
ピアノ三重奏曲第1番とこの八重奏曲に出会えましたのも、rudolfさまのお陰です。本当にありがとうございました!

演奏をなさったことがあるのですね!
聴いているだけでも楽しいですが、演奏をされたら、もっともっと楽しくなりそうですね。e-343
演奏ができるのは、とても素敵ですね〜。夢みたいです。(^^♪
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.03/04 20:24分
  • [Edit]

こんばんは〜

luminoさま こんばんは

オイストラフ・ボックスのシュベルト「オクテット」聴かれたんですね〜
、私はまだ聴いていないんですよ。

シュベルトのオクテットは、本当に良い曲です。私も、ブログに何度も取りあげています。一度だけ全曲演奏をしたことがあります。演奏しても愉しい曲ですよ〜。

ミ(`w´彡)
  • posted by rudolf2006
  • URL
  • 2010.03/04 19:58分
  • [Edit]

コメントありがとうございます

burleskeさま、こんばんは〜。
コメントをいつもありがとうございます。

BOXセットを購入していなかったら聴くことなく過ぎてしまいましたことを思いますと、やはりBOXに魅力も感じます。
オイストラフでバラのCDとしては見当たらないような・・・でも、私の言うことですので、アテにはならないのですが。
機会がありましたら、この作品をお聴きいただけると・・・嬉しいです〜。

八重奏曲を聴き、遺作である弦楽五重奏曲も是非聴きたくなり、昨日注文をしたところでした。
ブランディス四重奏団で決めてしまったのですが・・・どうでしょね。
入荷まで2-3週間かかりそうですが、CD届くのが楽しみになりました。

シューベルトの交響曲は《未完成》と《ザ・グレート》しか、身を入れて聴いていないのですが、《ザ・グレート》もお気に入りです。
フルトヴェングラーではまだ聴いていないのですが、フルトヴェングラーの名前を聞くと、やはり、聴いてみたくなります。(^^♪
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.03/04 19:53分
  • [Edit]

NoTitle

シューベルトの八重奏曲は聴いたことあるような気もするんですが、あまり印象にないんですよねぇ。
このオイストラフの演奏、聴いてみたいですがバラのCD売ってますかねぇ? こういうのがあるからBOXも欲しくなるんですよねぇ。とりあえず、我が家にあるCDを探してみたいと思います。
シューベルトの弦楽五重奏曲も良い曲ですね。カザルスとヴェーグSQの演奏が気に入ってます。
でもシューベルトで僕が一番好きなのは、ハ長調交響曲《ザ・グレート》だつたりして。フルトヴェングラーのがやっぱり凄いです。

Comment_form

管理者のみ表示。 | 現在非公開コメント投稿不可です。

左サイドMenu

プロフィール

lumino

Author:lumino
音楽が日々の活力源になっています。
特に音楽知識のないクラシック・ビギナーに等しいのですが、「ただ、ひたすらに」をモットーに鑑賞をしています。
日々の生活に無くてはならないのが音楽と本です。
また2羽の小桜インコの兄弟は大切な家族です。

最新記事

lumino

右サイドメニュー

♪ こんにちは ♪

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

ブログ内検索