♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.35 メンデルスゾーン:交響曲第3番《スコットランド》 by カラヤン&BPO

         メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド
                      by
                  カラヤンBPO

             
               メンデルスゾーン交響曲全集byカラヤン&BPO
                (メンデルスゾーン:交響曲全集より。
                              録音:1972年)

過日はメンデルスゾーンの交響曲第4番をトスカニーニで聴きまして、
トスカニーニで第3番も聴きたかったのですが断念。
カラヤンBPOメンデルスゾーン交響曲全集から、
第3番を聴き始めました・・・内心は余り期待せずで。

期待をせずの筈でしたが、いざ聴きまして心の中でお詫びをしています。
求めていたものに出会うことができました。
今のところ、一番のお気に入りの「スコットランド」です。
 
この第3番「スコットランド」、副題の標題音楽ではないとのこと。
スコットランドを旅したメンデルスゾーンが抱いた感動を情緒的にした絶対音楽と。
メンデルスゾーンはこの作品を創作するのに、何に感動を?
まるきり、私には分かりません。
何も分からずに初めて「スコットランド」を聴いたときには、
綺麗な曲、美しさのみに耳を奪われていました。

この作品のキー・ポイント、ホールリード宮殿とかスコットランド女王メアリー・スチュアート
全くと言っていいほどに、知らなかったのです。

メンデルスゾーンはスコットランドの風物に憧れていたそうですね。
当時のヨーロッパの人は、スコットランドは遠い異国として憧憬を抱いていたとか。
1830年にメンデルスゾーンが友人の外交官と共にスコットランドを旅行。
7月30日にホールリードを訪れ、メアリー女王が住んでいたホールリード宮殿を見学。
その宮殿に隣接する廃墟になっている教会を訪れた時に、
メンデルスゾーンは次のように記したそうです。
  「あたりは朽ち果てていて、破れた屋根の間から空が覘いていた。
   わたしは、この古びた礼拝堂の中で《スコットランド交響曲》の
   最初の部分を思いついたのだ」

メンデルスゾーンが訪れたホールリード宮殿は、宮殿というより「館」との風情で質素であったことや、「悲劇の女王」メアリー・スチュアートについて、少しだけですが知ることができ・・・。
改めて、第3番を聴き直し・・・。
メンデルスゾーンの心の陰の「悲」が、
メアリー・スチュアートの「悲劇」に反映されたような、明暗を垣間見る気持ちになりました。

カラヤンは叙情詩人のように音を紡ぎ、
心情を細かに反映させているように感じ、お気に入りになりました。

第1楽章 教会の廃墟でメンデルスゾーンが思いついたという序奏は、
       オーボエとクラリネットの歌いだしの旋律は静かな瞑想と、哀感。
       この序奏が鳴り響いた途端に、耳も心も捕らわれてしまいました。
第2楽章 スケルツォ。訪れたことがない私ながら、スコットランド地方の
       薫りを感じられるようです。
第3楽章 美しいとしか表現できない旋律。
       この楽章は、とても気に入っております。
第4楽章 一気に激しい低弦の表出。 
       覇気と共に活気も伝わってきます。
       今までの叙情的な印象を吹き飛ばすような生気を感じます。
       夢想から目覚め、明るい希望が展開するような終結部。

メンデルスゾーンは最後の交響曲となるこの作品では試みを為しているそうで。
備忘録的に、綴りますと。
通常の交響曲の第2楽章と第3楽章の順序を入れ替えているとのこと。
第2楽章をスケルツォ。スコットランドの民族楽器であるバグパイプの音楽。
第3楽章をアダージョ。スコットランドの自然。
また、当時としては大胆な試みであった楽章間をアタッカでの演奏。

この作品を聴いているうちに、カラヤンの演奏で聴いているうちに、
スコットランドに行ってみたくなりました。
見果てぬ夢の一つが増えました。

     
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Comment

コメントありがとうございます

burleskeさま、こんばんは〜。
いつもコメントをありがとうございます。

カラヤンで勿論、お聴きになられたのですね。
昨年末からカラヤンに対する認識が変ってしまいました。
カラヤンのメンデルスゾーンもとても良いのですね。

ミトロプーロス・・・拝読しまして興味をそそられました。
機会がありましたら聴いてみたいと思います。(*^_^*)
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.03/27 19:45分
  • [Edit]

こんばんは〜

カラヤンの《スコットランド》ですか。有無を言わさぬ説得力で、一気に聴かせてくれる演奏ですね。カラヤン絶頂期の録音ですよね。さすがに素晴らしいです。
他ではクレンペラーが名演として有名ですよね。
僕は、第二楽章のテンポがやたら速いミトロプーロス&ベルリン・フィルのライヴがお気に入りです。これもなかなかの名演だと思いますよ。

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