♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.36 モーツァルト:「後宮からの逃走」 by ディヴィス

         
        モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」(全3幕)K.384

            モーツァルトオペラ全集:「後宮からの逃走」

            コンスタンツェ:クリスティーナ・エダ=ピエール(S)
            ブロンデ:ノーマ・バロウズ(S)
            ベルモンテ:スチュアート・バロウズ(T)
            オスミン:ロバート・ロイド(B)

            コリン・デイヴィス
            アカデミー室内管弦楽団

            (録音 1978年11月 ロンドン ステレオ)


4月、心機一転・・・せめてブログの雰囲気を変えてみました。
まだ、工事中?の部分を残したままのリニューアルというところでしょうか。
以前のものにも愛着がありますが・・・。
前の方が良かったでしょうか?

先日の書籍「モーツァルト99の謎」を読み、
興味を抱きましたのが
後宮からの逃走」、第3幕、第19番のオスミンのアリア。

初めて全曲を聴いてみました。
こちらのモーツァルト:オペラ全集、44枚組みのCDボックス。
限定盤の文字に弱いですので、急いでを入手。
入手しますと、つい安心をしてしまい「魔笛」以外、殆んど聴くことなく月日が経ってしまいました。
多分、本を読まなければ、まだまだ耳を傾けることもなかったかも知れません。

オペラを聴く時、音楽的に楽しめればストーリーは二の次。
音楽として惹かれるものがなければ、そのまま ボツ の運命に。
オペラ鑑賞の邪道と言いますか、いい加減さで聴いています。
「後宮の逃走」・・・気に入りました。
慌ててストーリーを読み出しました。

さて、いつもお世話になっている虎の巻からです。

【作曲】:1781-82年
【初演】:1782年7月16日 ウィーン劇場
【原作】:クリストフ・フリードリヒ・ブレッツナー
     「ベルモンテとコンスタンツェ」
     または「後宮からの逃走(誘拐)」
【台本】:ゴッドリープ・シュテファニーが原作を改編
【場所】:トルコ太守の荘園
【構成】:3幕
【上演時間】:約2時間10分
【主な登場人物】: 
     ベルモンテ(T):コンスタンツェの恋人
     コンスタンツェ(S):スペイン貴族の娘
     ブロンテ(ブロントヒェン)(S):コンスタンツェの召使
     ペトリロ:ベルモンテの召使、太守の庭園の番人
     オスミン(B):太守の別邸の番人
     セリム(語り役):後宮の太守

【物語】:
 ベルモンテの許婚コンスタンツェ、その侍女ブロンデ、及び
ベルモンテの下僕ペドリッロは、海賊に誘拐されトルコに売られ、  
太守セリムの後宮に軟禁されている。
ベルモンテはコンスタンツェを救出するために、トルコの宮殿までやって来る。
しかし番人のオスミンに侵入を妨げられる。
 太守がコンスタンツェを伴って登場し、彼女に求愛するが、
彼女はベルモンテと引き離されたことを嘆き、
アリア《ああ、私は恋をしていました》(第1幕)を歌う。
一方、オスミンはブロンデに思いを寄せているが、彼女は相手にしない。
ペドリッロはオスミンにワインを勧め、二人で酒神バッカスを讃え、歌うが、
実は眠り薬を混ぜたワインをオスミンに飲ませたのだった。
オスミンが眠っている間に、ベルモンテとコンスタンツェはやっと再会。
そして四人は脱出を企てる。
しかし、目を覚ましたオスミンに捕まってしまう。
オスミンは得意になってアリア《そうさ、勝ちどきあげてやる》(第3幕)を歌う。
 太守が現れ、ベルモンテが太守の敵の息子であることが判明する。
恋人達は死を覚悟し、不滅の愛を確かめ合う。
しかし、太守は「不正に対して善行をもって報いる」と述べ、
四人を自由の身として帰国させることを宣言する。
トルコ近衛兵たちの《太守セリム万歳!》(第3幕)の合唱で締めくくられる。     


後宮からの逃走」はモーツァルトとしては初めて完成されたジングシュピールとのこと。
この作品の作曲時期はモーツァルトにとって最も幸福だった時代。
作品の初演後まもなくコンスタンツェとの結婚式を迎えたそうで、
モーツァルトの青春の記念碑とも。
このような、若さ溢れる喜劇の誕生もモーツァルトの心情の反映のようです。

トルコが舞台で、トライアングル、シンバル、大太鼓が入る有名な序曲。
序曲の中に流れる、アリア第1番(ベルモンテ)の旋律は美しく響きます。
華麗さと美しい旋律には否応なく引き込まれてしまいます。

第1幕、宮殿の前でコンスタンツェへの憧れを歌う、
ベルモンテのアリア第1番。
声楽陣はすべて初めて聴く方々です。
ベルモンテ役のステュアート・バロウズ。
以前にベルモンテ役のアリアをペーター・シュライアーで愛聴しておりました。
バロウズのベルモンテは・・・少々、声質が硬いような。
シュライアーと比してしまっては、右に出る者はないのでしょうが。
そもそも、このBOXの購入動機はシュライアーとコトルバスが登場するオペラが幾つか収録されていたからなのですが。
可能なら、ベルモンテ役もシュライアーで聴きたいところでした。

第3場で、初めてオスミンの登場。
第3番、オスミンのアリア「女に見とれてやってきた若僧どもは・・・」。
このオペラで一番存在感が強いのが、私にはオスミンです。
このアリアも、オスミン役のロバート・ロイドは面白く聴かせてくれるようです。
第5場、ベルモンテのアリア第4番も、美しさの極みでしょうか。

このオペラで一番好奇心をそそられました第3幕、第5場の
オスミンのアリア第19番。
「モーツァルト99の謎」の中に記述されていたアリアです。
ベルモンテとコンスタンツェが、オスミンに見つかり衛兵に捕らわれ、
その時に勝ち誇るオスミンが歌うアリア、
「俺は勝ったぞ。お前らを仕置場にひっぱて行き、首を吊ってやる・・・」。
このアリアでのバスに要求される超低音。
確かに今まで聴いたものでは超低音があります。
オスミンは憎むに憎めないような、滑稽な感じも伝わってきます。

コンスタンツェ役には、コロラトゥーラとのことですが、
コンスタンツェ役のクリスティーナ・エダ=ピエーレのソプラノ。
コロラトゥーラは好みの歌唱ではないのですが、とても聴きやすく感じました。

ベルモンテ役とオスミン役を他の歌手でも聴きたいと思わせるオペラになりました。
こちらのCDに不満があるわけではないのですが。


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Comment

コメントありがとうございます

ライトさま、こんばんは。
コメントをありがとうございます。

burleskeさまと、歌詞と国内盤・・・やはり同じようで。
声楽に惹かれるものがある所為か、オペラは聴いていると結構楽しく感じてしまいます。
内容は、ついつい後回しになってしまっていますけれど。
楽しく聴くことが出来れば良いかな、と単純なだけなの・・・です。(*^_^*)
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.04/08 19:37分
  • [Edit]

オペラは…

luminoさまこんにちは(^^)

自分の場合、オペラは歌詞の内容がわからないとなかなかキツイものがありますね
だから、聴くなら国内盤にこだわる事になるんですけど、高いったら…(泣)
音楽だけで楽しめるのはうらやましいです。

もっとも、普通の合唱曲なんかは意味がわからなくても聴いていますので、オペラに弱いのは別の理由があるのかもしれませんけど…。

  • posted by ライト
  • URL
  • 2010.04/07 21:33分
  • [Edit]

コメントありがとうございます

rudolfさま、こんばんは〜。
いつもコメントをありがとうございます。

今まで、この拙ブログが重く感じていたのですが、
やはり、軽くなりましたでしょうか。では、このままで、当分は。

この歌劇のタイトル「後宮からの誘拐」で長年記憶していましたし、「逃走」よりも「誘拐」の方が馴染めますね。
rudolfさまも、ベーム盤なのですね。ベーム盤を聴きたくなってきました〜。

たった今、見ましたら、この全集でも「コジ・ファン・トゥッテ」は幸いにディヴィスでした。デスピーナがお目当ての、コトルバスで。
まだ聴いていませんでしたので、早速聴いてみることにします。
ありがとうございました。(^^♪
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.04/06 19:48分
  • [Edit]

こんばんはです〜

luminoさま こんばんは

ブログの装釘が変わりましたね♪
軽くなったような、爆〜

「後宮から誘拐(逃走)」
ジングシュピールとしては実に面白いものですよね
私は、確かベーム盤を持っていたと思います。

ディヴィスのモツアルトは「コジ」は持っていたと思います。なかなかの演奏だったと思っています。久しく聴いていませんが〜。

ミ(`w´彡)
  • posted by rudolf2006
  • URL
  • 2010.04/06 16:39分
  • [Edit]

ありがとうございます

burleskeさま、こんばんは〜。
コメントをいつもありがとうございます。
リニューアルをしたものの、また、元に戻そうかと迷うばかりです。

LDをお持ちなのですね。ベーム盤ではシュライアーがベルモンテ役でしょうか。
全ジャンルのいろいろな作品をお聴きになられていらっしゃるのですね。
オペラ、声楽は、そうですよね〜歌詞カード必至を痛感しています。
が、懐事情を優先せざるを得ず、いつも泣き泣き輸入盤を。
最初に聴くオペラは国内盤で・・・確かに!(*^_^*)
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.04/05 19:51分
  • [Edit]

こんばんわ、リニューアルですね!

《後宮からの逃走》は昔ベーム指揮のレーザーディスクを持っていたのですが、序曲しか印象にありません。これも聴きなおしたい曲です。
輸入盤のCDだったら安く購入できるんですが、歌詞カードが欲しいので、最初に聴くオペラは国内盤で買いたいです。DVDも字幕がないとダメなんですねぇ。どうしても何歌ってるか気になるもので。素直にメロディだけ楽しめないんですねぇ。それでストーリーのアラ探して喜んだりして。僕のオペラの楽しみ方ってひねくれてますよね。luminoさんみたいにもっと素直に聴かなきゃダメですよね。
もっと声そのものを楽しんで聴いてみたいです。

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特に音楽知識のないクラシック・ビギナーに等しいのですが、「ただ、ひたすらに」をモットーに鑑賞をしています。
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