♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.400 モーツァルト:「交響曲第41番『ジュピター』」 by ベーム&ベルリン・フィル

モーツァルト交響曲第41番
大昔、学校の音楽の時間に鑑賞曲として「聴いた」というよりも「聴かされた」想い出が
あります。
モーツァルトにも目覚めていない時代。
否応なく授業で出合ったモーツァルトの初めての作品。
授業の後、レコード店に足を運び初めてモーツァルトのLPを求めたものでした。

             モーツァルト交響曲第41番ジュピター
   ベームモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス 他交響曲全集より


            400モーツァルト:交響曲第41番ベーム&ベルリン・フィル
                       (収録曲)

                      モーツァルト
            交響曲第39番 変ホ長調 K.543
            交響曲第40番 ト短調 K.550
            交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター

                   カール・ベーム指揮
             ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
         (録音:1962年3月 ベルリン イエス・キリスト教会)

           第1楽章:Allegro vivace ハ長調 4/4拍子
           第2楽章:Andante Cantabile ヘ長調 3/4拍子
           第3楽章:Menuetto Allegretto ハ長調 3/4拍子
           第4楽章:Molto Allegroハ長調 2/2拍子


作曲されたのは1788年。
モーツァルトの「自作品目録」へのモーツァルト自身の記入によると8月10日に完成
したそうです。
1788年に作曲された「三大交響曲」と呼ばれる第39番、40番、41番の3つの交響曲は2ケ月足らずのうちに作曲されたとのことです。
「三大交響曲」は18世紀の交響曲の最も高い峰を築いたとのこと。

「三大交響曲」は長い間、作曲の動機、目的、連作としての意図、演奏された可能性など謎に包まれていたそうです。
音楽学者のアインシュタインは
「注文もなく、直接の意図もない。あるのは永遠への訴えだけ」と語ったとのことです。

今日では当時に筆写譜が幾つか残されていることや
当時これらの交響曲が演奏されたらしいことが判明しているそうです。
何らかの予約演奏会が企画され、そのために作曲されたのであろうと
推測されているようです。

モーツァルトの死まで残すところ3年。
交響曲群ではこの第41番が最後の作品になったそうです。

英語の「ジュピター」は古代ローマ神話の神ユーピテルを語源としているそうで
この交響曲に「ジュピター」との呼称を与えたのはモーツァルトと同時代のヴァイオリニスト、作曲家でもあったヨハン・ペーター・ザロモンとのことです。

             400モーツァルト 交響曲第41番 ザロモン
                 Johann Peter Salomon
             (1745年2月20日-1815年11月25日)


ベームベルリン・フィルで聴くモーツァルト交響曲第41番ジュピター

力強いオーケストラで始まる第1楽章。
力強さから軽快で華麗な雰囲気に。
克明なリズムと華麗な旋律が交互に現れ進む第1主題。
付点音符で切れ味良く始まる第2主題。
第2主題も第1主題同様に切れ味の良い旋律と穏やかな旋律が
交互に現れての進行。
力強さと華麗さが融合し閉じられる楽章。
凛とした勇壮な佇まいの楽章でしょうか。

ゆったりとしたヴァイオリンの静かな美しい調べで始まる第2楽章。
ヴァイオリンに続いて管楽器が柔和な調べを。
内省的に物想うかのように進行する旋律。
悠として奏される弦楽器たちと管楽器たちの穏やかな佇まいの対話。
静かに閉じられる第2楽章。

滑らかな主題で始まる第3楽章。
このメヌエットも悠とした雰囲気を感じます。
現れる管楽器たちの調べが印象的です。
愛らしいトリオ。
次第に力を増し悠として奏されつつ閉じられる第3楽章。

音量を落としたヴァイオリンで静かに始まる第4楽章。
すぐに音量を上げ力強く。
再び現れる第1楽章の第1主題の雄々しい旋律。
活躍をするティンパニを背景に力強く奏され。
この楽章でも雄々しさと華麗さが。
展開部での管楽器たちが印象的。
華々しく力強く閉じられる曲。


云十年振りに聴いた第41番。
聴いているうちに旋律を想い出しておりました。

ベームが目的でディスクを求めたのは過日、お寄せいただいたコメントを拝読して
モーツァルトの管楽器のための協奏曲他が収録されていBox でした。
そのBoxを聴く日々。いつの間にかベームに惹かれるようになっていました。
またベームではモーツァルトの交響曲もお気に入りとのコメントを拝読して
今回のこちらのBoxに出合いました。
ベートーヴェン、ブラームス、モーツァルト、シューベルトの交響曲全集とのことで
お気に入りの作曲家ばかりの交響曲が収録されており
私にとっては嬉しい限りのBoxです。
Boxが届き、モーツァルトがお目当てながらも、真っ先に聴いてしまったのは
ベートーヴェンでしたが。
ベームで聴く初めてのベートーヴェンの交響曲でした。

さて、目的のモーツァルトの交響曲。
昔の想い出の第41番を先ず聴いてみました。
ベルリン・フィルの演奏が大人しく感じられるようです。
と言うか、ベームの指揮の控え目とも感じるような穏やかな印象を受けます。
自己主張を感じさせないベームの悠然として自然な流れ。
一歩一歩、地に足をしっかりと付け、堅固で着実に淡々と進み行く演奏でしょうか。
じっくりと耳を傾けてしまうベーム&ベルリン・フィルのモーツァルト。
長い間、疎遠のままになっていたモーツァルトの交響曲。
この第41番も然りです。
こうして耳を傾けていると「凄い曲」だった、と・・・遅まきながら感じています。
ベームは晩年にウィーン・フィルとの録音もあるようなので
機会がありましたら聴いてみたくもあります。

こちらのBoxはまだまだ聴き始めたばかりですが
ブラームス、シューベルトも楽しみです。

                 
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Comment

Re: ベーム、よいですね

burleskeさま
いつもコメントをありがとうございます。

「ジュピター」の素晴らしさにやっとやっと気付いたような気がしています。
モーツァルトの交響曲は室内楽に比べて疎遠でしたが、これからは交響曲も聴いてゆきたいと思っています。
こちらのベームのBoxは過日burleskeさまがお寄せくださったコメントに、ベームではモーツァルトの交響曲もお好きとのことでしたので、ショップで探し出合ったBoxです。
コメントを拝読しなければ出合うことがなかったディスクたちだったと思います。
ありがとうございました!

気になっているベーム、晩年のウィーン・フィルとの演奏ですが、良さそうですね。
いつかベルリン・フィルと聴き比べてみたいと思います。

ベーム&ベルリン・フィルのシューベルトの交響曲もお好きな演奏だそうですね。
シューベルトがますます楽しみになってきました。
  • posted by lumino
  • URL
  • 2017.08/13 19:53分
  • [Edit]

ベーム、よいですね

モーツァルトの「ジュピター」、改めて聴くとやっぱり名曲ですよね。
ベーム&ベルリン・フィルのモーツァルトは僕もお気に入りの演奏です。晩年のウィーン・フィルとの演奏もよいですよ。
ベーム&ベルリン・フィルだとシューベルトの交響曲も僕の好きな演奏です。
ベームの演奏は一見地味ですが、じっくりと聴いてみると味わい深くてよいですよねぇ。
  • posted by burleske
  • URL
  • 2017.08/12 21:29分
  • [Edit]

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特に音楽知識のないクラシック・ビギナーに等しいのですが、「ただ、ひたすらに」をモットーに鑑賞をしています。
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