♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.49 J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」~C.クライバー;DG録音全集より

梅雨時に何も窓拭きをしなくても…昨日は窓拭き中に窓を明けましたら、
意外にも風が心地よかったです。
そして今日は午後から陽光も射し、梅雨空は何処へやらのようです。

聴きたいと思っていましたJ.シュトラウスの「こうもり」。
ディアゴスティー二のオペラ・コレクション・シリーズでC.クライバーの「こうもり」が発売をされました時に、購入を考えたものでした。
ですが、DVDですので、できればCDで聴きたく・・・。
DVDを入手しましても、視覚と聴覚を同時に駆使するのが私には、とても苦手です。
不器用者なのですね。ですから、やはりCDの方に重きを置いてしまいます。
CDの方でクライバーの「こうもり」を検討しておりました矢先に、
C.クライバー生誕80年記念のドイツ・グラモフォン録音全集の発売を知りました。

クライバーの名前を目にしましたら、購入は即決。
収録曲目の中に「こうもり」を見つけました。
思わず「アッ!」と喜びの声です。加えて「魔弾の射手」も!
両作品をクライバーで聴くことができる、と思うだけで心が高鳴ります。
どうも、最近は歌劇ばかりに目が行ってしまうように。
発売日を指折り数える日々でした。

これ程までに有名な「こうもり」でありながら、全曲を聴くのは初めてです。
ドイツ語圏の国では、年末年始の定番レパートリーとなっているそうですね。
ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートでも定番。
年末の日本での恒例行事のベートーヴェンの第九というところでしょうか。



              J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」全曲
                      by
         C.クライバー&バイエルン国立歌劇場管弦楽団

               C.クライバー DG録音全集

            C.クライバー:DG録音全集の詳細は、こちらから。


              アイゼンシュタイン男爵:ヘルマン・プライ
              ロザリンデ:ユリア・ヴァラディ
              アルフレート:ルネ・コロ
              アデーレ:ルチア・ポップ
              ファルケ博士:ベルント・ヴァイクル 他
 
              カルロス・クライバー(指揮)
              バイエルン国立歌劇場管弦楽団・合唱団
         
           (録音、1975年10月 ミュンヘン、ステレオ;セッション)
 

J.シュトラウスオペレッタ作品は16曲とか。
その代表的な傑作作品が「こうもり」と「ジプシー男爵」だそうですね。
「こうもり」については今更ながら・・・なのですが。
私自身が物語の内容他、理解をしておりませんので、いつものように備忘録としまして。

【作曲】1873年。この年の暮れに42日間で一気に完成。
【初演】1874年4月5日 アン・デア・ウィーン劇場
【原作】べネディクスの喜劇「監獄」をもとに、アンリ・メイヤック及び、
    リュドヴィク・アレヴィが「夜食」と題する台本に改編。
【台本】上記「夜食」を、リヒャルト・ジュネとカール・ハフナーの二人に依り、
    シュトラウス向きのオペレッタとして書き直される。
【時と場所】1874年。オーストリアの温泉地イシュルの町。
【構成】全3幕 約1時間30分
【主な登場人物】
   ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン:裕福な銀行家
   ロザリンデ:アイゼンシュタインの妻
   アデーレ:ロザリンデのお転婆娘の女中
   フランク:刑務所長
   ファルケ博士:アイゼンシュタインの友人、こうもり博士
   アルフレート:道楽者、ロザリンデの昔の恋人
   オルロフスキー公爵:ロシアの若い大貴族
【物語】
(第1幕)
アイゼンシュタイン家の居間。
 当家の妻、ロザリンデを慕うアルフレートの声。
小間使いアデーレは妹からオロフスキーの夜会に誘われ、暇が欲しい。
アイゼンシュタインは今夜、役人を侮辱した罪で刑務所に入らなければならない。
「こうもり博士」ことファルケが刑務所の前に夜会へと誘いに来る。
刑務所長フランクは、家に上がり込んでいたアルフレートを家の主人と勘違いして連行する。

(第2幕)
オルロフスキー公爵の夜会。
 ファルケはオルロフスキーに、今夜「こうもりの復讐」という劇をご覧に入れますと囁く。
小間使いアデーレが女優オルガという触れ込みで登場。
アイゼンシュタインはルナール貴族に、刑務所長フランクは騎士シャグランに扮する。
アデーレは、うちの小間使いに似ていると口を滑らせたアイゼンシュタインを歌で冷やかす。
アイゼンシュタインとフランクはフランス語の会話が噛み合わない。
ハンガリーの貴婦人として仮面を付けたロザリンデが登場。
ファルケが「こうもり博士」と呼ばれるようになった経緯も明らかにされる。
妻とも知らず貴婦人を口説くアイゼンシュタイン。
(第3幕)
刑務所長フランクの部屋。
 看守フロッシュの独白。アイゼンシュタインはすでに「自分」が牢に入っているという話をフランクから聞き、弁護士になりすまして真相を探る。
ロザリンデは夫の居ないうちにと弁護士に相談。
が、これが当の夫。お互いの浮気を罵りあう二人。
夜会の出席者たちが勢揃いし、すべてはシャンパンの泡のせいと乾杯する。
一同の陽気な合唱で華麗に終幕。


有名な序曲はニュー・イヤー・コンサートでも聴き慣れた曲。
活気、華麗さ、ワルツやポルカ風の旋律の登場で、とにかくウキウキと楽しい序曲です。
序曲に限らず、作品全体が心躍る愉悦感が満開というところでしょうか。

とにかく、何と言っても、オルロフスキーなる人物は一番印象に残っています。
滑稽な愉快さがあまりにも強烈でしたので。
アイゼンシュタイン男爵役のヘルマン・プライも関心の的でした。
そして、以外にもロザリンデ役のユリア・ヴァラディがとてもお気に入りに。

オペラやオペレッタを聴くときには、頭の中に入りきりませんのでメモを取りつつ、です。
興味を惹かれました曲には○または◎を付けましたり。
メモを読み直しつつ書いているのですが、混乱をしています。

さて、メモを頼りに・・・。

第1幕、第2番のアイゼンシュタインと弁護士ブリントそしてロザリンデの三重唱。
弁護士ブリントに怒りを向けるアイゼンシュタインとの仲裁をするロザリンデ。
ここでのロザリンデ役のユリア・ヴァラディの歌声に魅せられ、以降では彼女の歌に関心が集中してしまいしました。

そして続く第3番のファルケ博士とアイゼンシュタインの二重唱。
ファルケ博士がオルロフスキー公爵の舞踏会へと誘われたアイゼンシュタインが喜び勇み。
ここでのプライの歌唱が予想外でした。が、ウキウキとした心は伝わってきました。

第2幕、第7番のオルロフスキーとアイゼンシュタインの二重唱ではオルロフスキー役のイワン・ロブロフでしょうか。
本来、この役はMs.またはCt.なのだそうですが、ここでは女声を模倣的に歌っているので、とにかく滑稽、の一言です。
 
聴いていまして興味深かったのは、第2幕第10番のチャールダーシュを歌うロザリンデ。
ロザリンデ役のユリア・ヴァラディの歌唱と、芯の強さを感じさせるその声には、注目してしまいました。
この作品の中でも特異な感じを受けました。
この場面でアイゼンシュタインとファルケが物語る、ファルケの「こうもり博士」のあだ名の由来に誘われる一同の笑いは何と陽気なこと。

それにしましても、クライバーの高揚感のある「こうもり」で一気に、聴かせてくれました。
舞踏会の楽しさが目に浮かぶよう・・・いえ、舞踏会に参加してでもいるような、何とも楽しい錯覚を抱いてしまいました。


                           ぱたぱた:bird2すずめ(左)S
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Comment

rudolfさま、ありがとうございます

rudolfさま、こんばんは。
コメントをいつもありがとうございます。

やっと「こうもり」を聴くことができました。
rudolfさまの記事を拝読しましてから、CDが届くのを待ち焦れておりました。
先日は「魔弾の射手」の記事を拝読させていただきまして、マックス役がシュライアーであることを初めて知りました。
「魔弾の射手」を聴く楽しみが倍増してきました。
他に、お取り上げになられていらっしゃいましたシューベルトの3番も興味津々の心境です。
rudolfさまの、後追い鑑賞 をしているようです〜。

久々振りに心が躍るBOXに出会えたような気分です。
クライバー…本当に良いですね。魔力を感じさせる指揮者になってきました。(*^_^*)
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.06/22 20:01分
  • [Edit]

burleskeさま、ありがとうございます

burleskeさま、こんばんは。
いつもコメントをありがとうございます。

やっと念願でしたクライバーで聴くことができました。
クライバーのオペラはどれも、と言っても「椿姫」と、この「こうもり」しか聴いていないのですが、とても良いですね。
すっかり虜になっています。

「魔弾の射手」以外は、クライバーのDG録音をすべて所有なさっていらっしゃるそうで…このBOXを早く聴きたくなりました。
「魔弾の射手」はお気に入りのオペラなので、とても楽しみです。
burleskeさまも、是非「魔弾の射手」を!(^^♪
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.06/22 19:45分
  • [Edit]

お早うございます〜〜

luminoさま お早うございます〜

クライバーの「こうもり」聴かれましたか?やはり素晴らしい演奏ですよね〜。これを越える演奏、ないのではないでしょうか? あのリズム感、歌い方、クライバー特有のものかもしれませんね〜。

格好がよい演奏ですよね〜
(*´ω`*)
  • posted by rudolf2006
  • URL
  • 2010.06/22 08:06分
  • [Edit]

こんばんは〜 ついに聴かれましたか

クライバーの《こうもり》、お聴きになられましたかv-237
歌手も上手いですが、なんといってもクライバーの指揮が最高ですね。この楽しさには梅雨のジメジメも吹っ飛んでしまいそうですね。また聴いてみたくなりました。

クライバーのDG録音は《魔弾の射手》だけ持ってないんですよね。これも聴いてみたくなりました。

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特に音楽知識のないクラシック・ビギナーに等しいのですが、「ただ、ひたすらに」をモットーに鑑賞をしています。
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