♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

Entries

Op.52 シューベルト:歌劇「サマランカの友人たち」全曲 by グシュルバウアー&プライ

しばしばお邪魔をするブログに伺い・・・7月7日が七夕ということに気付きました。
すっかり忘れていました。
願い事を短冊にお書きになられたそうです。
七夕、好きな夏の風情の一つです。


数日前に、次回はワグナー「トリスタンとイゾルデ」(C.クライバー)に挑戦と、心に。
ですが、この作品は大の苦手なのです。
意を決しまして、序曲から・・・うーん、やっぱり・・・。
後日、再挑戦ということにしました。

ワーグナーに比べると、単純明快そのもので自分向きな作品に転じました。
目下、惹かれておりますシューベルトのオペラを。
先日の「フィエラブラス」に先立つこと8年前、
シューベルト18歳の時の作品「サラマンカの友人たち」を聴いてみました。

                シューベルト:「サマランカの友人たち」全曲 
                          by
                      グシュルバウアー


                  シューベルト「サマランカの友人たち」 by グシュルバウアー&プライ


                  オリヴィア:エディト・マティス
                  アロンソ:トマス・モーザー
                  フィデリオ:ヘルマン・プライ
                  市長:ロベルト・ホル

                  テオドール・グシュルバウアー指揮 
                  オーストリア放送交響楽団&合唱団
                (1978年、オーストリア、ホーエネムス
                    シューベルト音楽祭ライヴ録音) 



とにかく、シューベルトのオペラのCDは少ないですね。 
聴きたくても・・・極、限られた作品の、少数の演奏しかないようで。
シューベルトのオペラは魅力がないのでしょうか?
魅力いっぱいの宝庫と思えるのですが。

「アルフォンソとエストレッラ」のDVDはあるようなのですが、
CDでスィトナー指揮を発見。ソリストにはシュライアーの名前も。
心を躍らせましたものの、既に取扱い終了の文字に愕然。
「四年間の哨兵義務」と「双子の兄弟」、どちらも全曲盤のCDを見つけ喜びましたのも束の間。
演奏者名を目にしまして、観賞意欲が急降下してしまいました。
何故、これ程までに少ないのでしょう。

実は私自身、この「サマランカの友人たち」を知りましたのは、つい最近のことです。
いつもお世話になっているWebサイトでシューベルトのオペラ作品を探していまして、
たまたま見つけました。
入手するのは、いつもの如く超廉価盤で。


【作曲】1815年、シューベルト18歳
【台本】シューベルトの友人のヨハン・マイヤーホーファ「サマランカの友人たち」
    (台本は残っていないそうです )
【初演】1875年12月19日 ウィーン楽友協会
【舞台上演】1928年5月6日 ハレ
 
こちらの作品についての情報がほとんど見つかりません。
二冊ほどの解説書(私にとっての虎の巻です)にも、この作品の掲載がありません。
超廉価盤ながらも、ブックレットにはストーリーの解説も掲載され充実しているようです。
が、詳しく書けるほどの自信がありませんので。

スペインの都市のサラマンカは風光明媚で農作物の集散地でもあるそうです。
この作品の物語も丘から眺める場面から始まるようですし。
サラマンカの若者の友情讃歌が物語になっているようで、
いかにも青年シューベルトの若々しく屈託のない明るい創造力が漲る作品ではないでしょうか。

親しめる旋律の序曲。

第1幕はフィデリオと友人のアロンソとディエゴの三人が郊外の丘から眺めを楽しんでいる場面から始まるようです。
この場面で導入曲としてアロンソ、ディエゴ、フィデリオの歌。
初めに歌うアロンソ役のトーマス・モーザー。
「魔笛」のタミーノ役でデヴューしたそうですし、
爽やかな美声のリリック・テノールで、やはり素晴らしいですね。
オペラというよりも、リート作品を聴いている気分になります。
次にディエゴとフィデリオが加わり、フィデリオ役のプライは作品の中のメンバーでは、
やはり表現力、歌唱も抜きん出ているようです。

続く第2番、フィデリオのアリア。
民謡風であり、また穏やかで親しみやすい旋律の歌です。

第1幕では第5番のオリヴィア、ユースビアそしてローラの三重唱。
この中でユースビア役のクリスティーネ・ヴェイディンガー。
初めて聞くお名前ですが、注目をして聴いておりました。

総じて、第1幕から受けた印象は、アリア、三重唱、四重唱のどれもが、
とにかく親しみやすい「歌」です。

続く第2幕を一言で:軽快で屈託のない明るい旋律が主で、重唱の面白さを感じさせてくれます。

第2幕の導入曲の合唱の明るくリズミカルなこと!
そして第12番のディエゴとローラの二重唱の軽快さ。
恋仲であったオリヴィアとアロンソンもゴタゴタの末に、目出度く結ばれることに。
全員で、すべての友情と愛への讃歌で迎えるフィナーレ。

全2幕でCD一枚に収録されています。
ライヴということですが、スタジオ録音かと思ってしまいました。
作品全編に漂う、のびやかな明るさ、旋律に漂う素朴な穏やかさ。
他のシューベルト作品を聴いていて、心惹かれる要素がこの作品の中にも感じられました。

シューベルトのオペラでは「フィエラブラス」と「サマランカの友人たち」、
この2作品しか聴いていませんが、ほかのオペラも聴いてみたい思いが募ってまいりました。
ですが、如何せん、CDの少なさを嘆きたい思いです。



                           ぱたぱた:bird2すずめ(左)S
                    にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
関連記事

Comment

コメントありがとうございます

ガキのつかいさま、こんにちは そして初めまして。
この度はコメントをありがとうございます。

シューベルトの歌曲、できることならすべてを聴いてみたいものです。
シューベルトのオペラは私自身最近になりまして初めて聴きました。
「フィエラブラス」は、とてもお気に入りになりました。
十を超えるオペラ作品がありながら、本当に知名度が低いようですね。
聴いてみますと、魅力がある作品にも拘らず。
可能な限り、CDのリリースがある作品はせめて全部聴いてみたいとの願望を抱いております。
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.08/08 14:34分
  • [Edit]

シューベルト

やはりシューベルトは歌曲の王と呼ばれてるか 約600曲の歌曲を全部 知ってると いう人は 少ないと 思うし オペラに至っては 作ってたのと位 知名度がないと思います。 ちなみに シューベルトのオペラは サラマンカの友人たちを初めとして ヴィッラベッラのクラウディーネ フェルナンド 四年の硝兵勤務 双子の兄弟 アルフォンソとエステッラ フィエラブラス です。
アルフォンソとフィエラブラスは やはり、未完成交響曲の前後の作品なので聴き応えがあります!
  • posted by ガキのつかい
  • URL
  • 2010.08/08 09:48分
  • [Edit]

rudolfさま、ありがとございます

rudolfさま、こんばんは〜。
いつもコメントをありがとうございます。

rudolfさまも、こちらのCDをお求めになられていらっしゃったのですね。
退屈・・・な思いを抱かせてしまうというのも、分かる気がします。
私なりにですが、この作品はのどかで、穏やかさを感じていました。そして何よりもの明朗感。
シューベルトのオペラは2作品しか聴いていないのですが、「聴かせどころ」というか、盛り上がりのようなものが余り感じられないのですが、それでいながら、ついつい最後まで耳と心を離せなくて。
穏やかで親しみの感じられる旋律、そしてシューベルト特有(具体的に表現できる言葉が見つからないのですが)の「明るさ」、屈託のない明るさの虜になりつつあります。
例のオイストラフの八重奏曲を聴きました頃から・・・。
「大のシューベルト好き」とのこと、感染傾向にあります〜。

明後日、9日にご出発が迫りましたね。
前回の時の事件(?)、老婆心ながら麺類にはお気を付けくださいね〜。
rudolfさまのお伴の楽曲は何かしら、と想像しております。
「おっちゃんの足シリーズ」は好評でしたし、続編も楽しみに。(^^♪
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.07/07 19:57分
  • [Edit]

お早うございます〜〜

luminoさま お早うございます〜

大のシュベルト好きですから、このオペラのCDも買ったのですが、最後まで聞き終えることができませんでした、爆〜。

luminoさんは最後まで聴かれたんですね〜 凄いです〜 ちょっと退屈にも思えたんですが、もう一度聴き直してみようと思います〜

ミ(`w´彡)
  • posted by rudolf2006
  • URL
  • 2010.07/07 09:58分
  • [Edit]

colorkoさん、ありがとうございます

colorkoさん、こんばんは〜。
いつもコメントをありがとうございます。

スペインにいらっしゃったことがあるのですね!e-343
やはり素晴らしいですよね、大好きな国です…・でも、実は行ったことがないんですよ。
一度は行ってみたい憧れの国スペイン(イタリアと)です。

笹を今日、100均にありました、一本だけ。
ギリギリで明日の七夕までに間に合いました。
colorkoさんの記事を拝読していなかったら、忘れたままでした。
ありがとうございました。(*^_^*)
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.07/06 19:46分
  • [Edit]

NoTitle

こんにちは^^
しっかりと願い事を短冊に書いたのは私です(笑)
スペイン...良いですね
生きている間にもう一度訪れてみたい国です
  • posted by colorko
  • URL
  • 2010.07/06 16:53分
  • [Edit]

コメントありがとうございます

burleskeさま、こんばんは。
いつもコメントをありがとうございます。

シューベルトのオペラはマイナー、なのですね。
それでCDも少ないのですね〜。残念です。
「フィエラブラス」の方、いつかお聴きなさってくださいね〜。
 
「トリスタン」、ブログに綴れるようになるまでは何カ月?かかるか分かりませんが、諦めずに頑張ってみますね。
C.クライバーのBOXからベートーヴェンの第5番を聴き始め、英気を養っているところです。笑い話になりそうですね。(*^_^*)
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.07/05 19:38分
  • [Edit]

こんばんは〜

さすがにこう蒸し暑いとワグナーを聴こうという気にはならないですよね。《トリスタン》を聴くのは秋まで待った方が良いと思います。

シューベルトのオペラはかなりマイナーでマニアックだと思うのですが。ひょっとしてlminoさんは僕よりマニアなんじゃないでしょうか?
《ロザムンデ》の劇音楽だったらCD持ってますけど、オペラとなると....
せめて《フィエラブラス》くらいは聴いてみたいと思います。

Comment_form

管理者のみ表示。 | 現在非公開コメント投稿不可です。

左サイドMenu

プロフィール

lumino

Author:lumino
音楽が日々の活力源になっています。
特に音楽知識のないクラシック・ビギナーに等しいのですが、「ただ、ひたすらに」をモットーに鑑賞をしています。
日々の生活に無くてはならないのが音楽と本です。
また2羽の小桜インコの兄弟は大切な家族です。

最新記事

lumino

右サイドメニュー

♪ こんにちは ♪

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

ブログ内検索