♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.55 トスカニーニのベートーヴェン、LPとCDで聴き比べ

明日、23日は大暑だそうで、この数日来、当地も厳しい暑さです。
市の消防局からの防災情報で熱中症の予防を呼びかけるメールが毎日届くようになりました。
本日はこのようなメールです。

   連日厳しい暑さが続いています。○○気象台によると7月21日は○○市内で
   最高気温35度を記録し、○○市消防局では市内で54人の方を熱中症で救急搬送
   しました。

どうぞ、暑さにお気を付け下さい。


必死になって探していたLP、またはCDと再会できた時の気持ちは、
喜び、そのものですね。
探していたLPですが、半年目にやっと発見しました。
トスカニーニの2枚組LPベートーヴェンの交響曲第7・8・9番が収録されているものです。


            トスカニーニベートーヴェン名盤コレクション
                    交響曲第7・8・9番

           
               LPトスカニーニ


昨年末にCDでトスカニーニ&NBC交響楽団でベートーヴェン第9番を聴き、
以来、すっかりトスカニーニの虜に。
CDで鑑賞し、「素晴らしい!」と感じますと、今でもLPでその演奏を聴きたくなります。
LPの所有がある場合には問題がないのですが・・・。

このLPを購入した当時から、嘘のような早い時の流れ。
思い出が詰まったLPたちの一枚です。

昨年末、トスカニーニと運命の出会いになったCD、ベートーヴェン交響曲全集より第9番
無事再会出来ましたLPとの聴き比べができる格別の感慨です。
LPではこの盤しか所有しておりませんので、第1番から6番も是非LPで聴きたかったものです。

収録されている3作品のうち、第9番だけを聴いてみました。
CD、LPともに録音年月日は同じで、1952年3月31日、4月1日、
カーネギー・ホールでのモノラル録音。

   ベートーヴェン:交響曲第9番

     アイリーン・ファーレル(S)
     ナン・メリマン(Ms)
     ジャン・ピアース(T)
     ノーマン・スコット(Br)
     ロバート・ショウ指揮、ロバート・ショウ合唱団
     NBC交響楽団


LPを聴きましての第一印象・・・これほどまでに良い音だった?!
初めて聴きました当時は、とても音質が悪い との印象だけが残っていました。
思えば再生装置がグレード・アップし、当時の生き残りは、
30年ほど前の古いレコード・プレイヤーのみです。

LP、素晴らしい音がしています。
夢中で聴いていまして、A面が終了し・・・次がなかなか始まらない・・・?
レコード盤を裏返すのをつい忘れてしまいましたり。
第3楽章の途中でレコード盤を裏返さなければならないとは・・・。
すっかりCDに飼い慣らされてしまいました。

こちらの第9番をCDで初めて聴きました時にも素晴らしいと感じたのですが・・・。
LPでは、低域がCDに比べ不足気味でありながらも、バランスの良さを感じました。
CDになりますと低域に限らず不自然な 強調 を随所に感じてしまいます。
全体に就きましても、LPでは一音一音がクッキリとして生き生きとして、
それが作品を真に生きているものとして伝えてくれるようです。
音にも伸びがあり、CDで聴くと閉塞感のようなものを感じてしまいます。

喩えますと、LPでは透明ガラス越しに音楽が自然に聴こえる感じ。
CDでは、曇りガラス越しに音楽が耳に届くような感じがしてなりません。

これは、こちらのLPに限った事ではなく・・・。
またクラシック音楽だけに限ったことでもなく・・・。
私自身、未だにLPの魅力から離れられない所以からかも知れませんが。

今では、トスカニーニのベートーヴェン第9番はCDが数多くリリースされているようですね。
こちらのLPを求めました当時は、ライナー・ノーツに黒田恭一氏が、
  
   現時点では、レコードで聴ける唯一のトスカニーニの第9である

と記されていました。

また、同氏は続けて。
  
  あまた数ある第9の中でも、音楽的表情のもっとも厳しい第9
  音楽はギシギシと軋みながら、しかし尋常ならざる推進力で進展していく
  したがって聴衆は聴きだしたら最後、身じろぎ一つできないまま、
  全曲を聴き通してしまう。

ということは、初めて聴きました当時には全く情けないことに、
トスカニーニの音楽が伝わってきませんでした。
如何に自分が鈍感であったことか・・・と。
今でも鈍感なのではありますが。

ライナー・ノーツの中で、トスカニーニの演奏に就きまして黒田氏は以下のような記述もされていました。

  彼の音楽教養は、さほど知的なものでなく、時にはペンキ画のように
  安手の描写音楽さえも平気でまじめに取り上げる。
  いかなる難曲であろうと、易しい曲であろうと、傑作であれ、愚策であれ、
  彼は心身のすべてをそこに投入した。
  こういった健全な精神、揺るぎない神経が、トスカニーニの音楽の確かさとして、
  聴衆の信頼を集めた。

当時はラインー・ノーツを読むことは殆んどありませんでした。
「聴く」方が先になり、「読む」方は「また後で」・・・その内に読むことを忘れ。
このラインー・ノーツも、LP入手後、数十年経過し・・・初めて読みました。
 
LP…やはり、良いものと感じ入りました。


                           ぱたぱた:bird2すずめ(左)S
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Comment

コメントありがとうございます

burleskeさま、こんばんは。
いつもコメントをありがとうございます。

やはり、LPは良いですよ…ね。無理強い?
ご指摘をくださいましたトスカニーニの1939年のライヴ盤があると知りまして、早速・・・見つけました。
ライヴ盤、とっても聴きたいです!

私が聴きましたCDは通常盤で(ついお値段が・・・)、マスタリングの関係があったのですね。
burleskeさまの処には眠っているLPがおありのようで。
私の方は、今まで休眠中のLPを最近、叩き起しております。(*^_^*)
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.07/23 19:58分
  • [Edit]

LPは長らく聴いてないです

こんばんは。
やはりLPにはCDでは味わえない独特の魅力があるようですね。
でも残念ながら我が家にはLPプレーヤーがありません。20数年LPを聴いてないんですねぇ。レコードは発掘すれば発見できると思うんですけど。
う〜ん、またLPプレーヤー購入しようかなぁ。

トスカニーニのベートーヴェンは1939年のライヴ録音の全集も見事ですよ。あとニューヨーク・フィルとの7番も名演です。

CDでもマスタリングの良いものはLPに負けない音してると思うんですけど。でも、そういうCDって高いんですよね。
やっぱり昔のLP引っ張り出して聴く方が良いかも知れませんね。






      

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