♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.58 ドニゼッティ:歌曲集 by デニス・オニール

         残暑お見舞い 申し上げます

まだまだ暑い日が続いております。
昨年の夏は、「まだ、大丈夫?」などと同居人のコザクラ・インコに声をかけては、
暑さの我慢比べ?ができたのですが。
今年は、暑さに強い筈のコザクラ君の弟の方が、すっかり暑さに弱くなっております。
小鳥の飼育書には、31度くらいまでは大丈夫と書かれていましたので、気を緩めてしまっていました。
いつもお邪魔をさせていただいておりますブログで、ご紹介をされていられました「コンパニオン・バードの病気百科」。
早速、本を求めまして読みましたところ・・・熱中症!!
まさに、コザクラ君の弟の状態は、熱中症の症状。
この「病気百科」を求めて本当に良かったです。
同じ親鳥から、数日の差で誕生した兄弟なのですが、性格も正反対。
それでも、今まで元気だけが取り柄で、食べることより遊ぶことが大好きな兄弟です。
この夏は、コザクラ君の弟中心の生活に転じました。
弟の様子を見ては、エアコンをオンに。
リモコンのピッという音に、「暑い!もうダメ~」という感じは何処へやら、です。
「まだ、温度差がっていないョ。コラ~、驚かしたでしょ?」と言いつつも、ホッとしましたり。
まだまだ、要注意の日々が続きそうです。


さて、音楽は、ドニゼッティです。
イタリアのオペラ作曲家の、オペラを離れまして歌曲作品を聴いてみたくなりました。
テノールのデニス・オニールが、ヴェルディ歌曲集、べッリーニ歌曲集そしてドニゼッティ歌曲集と3種のCDがリリースされていることを知りました。。
最初に入手しましたのが、ドニゼッティの歌曲集です。

デニス・オニールにつきましては、名前も初めてですし歌唱も初めて聴きました。
ウェールズ出身のテノール歌手ということです。
一通りドニゼッティの歌曲を聴きまして、
作品自体は予想以上の素晴らしいものばかりで大満足です。
デニス・オニールには大満足とは言い難いものがあるのですが、
引き続きまして彼の歌う、ヴェルディ歌曲集、及びべッリーニ歌曲集もいずれ入手したいと思うようになりました。



                     ドニゼッティ:歌曲集
                         by
                    デニス・オニール


                ドニゼッティ:歌曲集 by デニス・オニール&イングリッド・サージェナー


            1 歌曲集:インフラスカータの秋の夕べ~「愛と死」
            2 ああ、思い出しておくれ、美しいイレーヌ
            3 歌曲集「昼間の音楽会」~涙(祈り)
            4 母と子供
            5 歌曲集:インフランスカータの秋の夕べ~「船乗りの恋」
            6 歌曲集:ウィーンの印象~「あの女は死んだ」
            7 波の上に
            8 不吉な愛
            9 愛の誓い
           10 歌曲集:ウィーンの印象~「溜め息」
           11 ねんねんよ(子守歌)
           12 歌曲集:ポジリポの夏の夜~たそがれ
           13 遥かに
           14 私の恋人
           15 サルタンの妃
           16 漁夫

               デニス・オニール(T)
               イングリッド・サージェナー(P)
               (録音:1997年2月 ロンドン、セント・シラス教会)

               ぱたぱたアニメ館:ライン音符


ドニゼッティのオペラ作品のアリアではお気に入りが多くあります。
特に、「ラ・ファヴォリ―タ」から「優しい魂よ」
「愛の妙薬」からは有名な「人知れぬ涙」
そしてお気に入りのオペラ「連隊の娘」にも。

歌曲作品は、どのようなものかと…興味が募ってまいりました。

ドニゼッティのオペラ・アリアを歌ったCDではアントニーノ・シラグーザのテノールがお気に入りになっていました。
オニールのテノールなのですが、歌曲でありながらも劇的な歌唱で魅力も感じます。
ただ、歌詞で聴き取り辛い個所が多く・・・。
幸い歌詞は発売元のNAXOSのウェブ・サイトで見つけることができました。

こちらのCDには、
歌曲集「インフラスカータの秋の夕べ」
「ウィーンの印象」
「ポジリポの夏の夜」
からの選曲を含めました歌曲、16曲が収録されています。

歌曲集「インフラスカータの秋の夕べ」、作詞者はピエトロ.メスタージオ。
1837年に出版された歌曲集だそうです。
歌曲集「ポジリポの夏の夜」、作詞者はヴィクトル・ユーゴ。
1836(39年とも)年に出版された、歌曲6曲と二重唱曲6曲から成る歌曲集だそうです。
歌曲集「ウィーンの印象」は1842年出版、5曲の歌曲から構成されているとのことです。

一曲づつ耳を傾けながら、気に入りました作品には、○ 或いは ◎を付けるのが癖になっています。
16曲中ではすべてに、○ 或いは ◎ が付きました。
因みに◎は、
3,5,6,7,8,11,12,13,16曲目です。
この16曲の中で一曲だけお気に入りを厳選しますと、
最後の16曲目「漁夫」です。

1曲目、2曲目ともに親しみを感じさせる旋律です。

第3曲目の「涙」は別名「祈り」とも呼ばれるそうで、
オペラ作曲家の歌曲作品の中でも名曲とのことです。
神への語りかけのような詩が魅力的です。

第5曲目、「船乗りの歌」別名「私は家を作りたい」。
軽快な楽しさに溢れたもので、ドニゼッティの歌曲作品の中では最も人気があるそうです。
旋律、歌詞ともに軽快な内容で楽しめます。

また、7曲目の「波の上に」も、明朗な歌を聴くことができます。

第11曲目の「子守歌」は、自分の幼い息子に対する歌詞が胸を打ちます。
何と慈しみの深い親の愛、そして何とまた深い悲しみを湛えた詩でしょうか。
これ程までに胸を突き刺す悲しみの歌・・・初めてかも知れません。

第12曲目「ポジリポの夏の夜」からの「たそがれ」は、
リストがピアノのために編曲をしているそうです。

第16曲目、「漁夫」は物語性にも富み、情感豊かに歌われ、とても親しみを感じさせる歌です。
ドニゼッティの歌曲の醍醐味はこの作品の中に集約されているのではないでしょうか。

収録されている16の作品そのものは、ベル・カント唱法を存分に満喫できる一枚のように思います。
イタリア出身のテノールで聴くことができれば最高なのですが。
思い浮かびますのは…アントニーノ・シラグーザです。
彼ですと、これらの歌曲はあまりにもリリック過ぎてしまうでしょうか。

ドニゼッティは声楽曲を200曲以上作曲したそうですので、
歌曲作品にも、もっと光が当たることを切望しております。
オペラも良いのですが、歌曲の方はじっくりと耳を傾けることができるようです。
また、心にも染み透るものも多いように思います。


歌曲集「ポジリポの夏の夜」のタイトルの中にあります、ポジリポ。

             ポジリポの丘からの眺望・ナポリの夜景
       ナポリの夜景:ポジリポの丘から

無知ですのでポジリポが何処にあるのかも分からず・・・。
探してみましたら、ナポリ中央駅から1時間ほどのところにある、
「ポジリポの丘」という広場だそうです。
このポジリポの丘から世界三大夜景の一つ、ナポリの夜景を見ることができるそうです。
美しい夜景ですね。(写真を拝借してしまいました)
余談ながら、世界三大夜景の一つである函館。
今日は何の日、を見ますと「函館夜景の日」だそうですね。

ドニゼッティの歌曲を聴きつつ、心の中で憧れのイタリア旅行を楽しんでおります。


                         ぱたぱた:bird2すずめ(左)S
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Comment

コメントありがとうございます

burleskeさま、こんにちは〜。

「連隊の娘」を録画されていらっしゃるようで、チョッピリでもドニゼッティにご関心はおありなのでは、と。
苦手・・・私にとりましてのドビュッシー(他、諸々の作曲家)の存在に似ているのでしょうか。
burleskeさまにとりましては、オペラでもオーケストレーションが「命」という感じで、
ドニゼッティは物足りないかもしれませんね。

ポジリポの丘、見果てぬ夢なのですがますますイタリアに行きたくなってしまいました。e-343

  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.08/14 14:32分
  • [Edit]

ドニゼッティは苦手です

luminoさま、こんばんは。
ドニゼッテイは僕にとっては未知の作曲家です。
たしかBSの《連隊の娘》を録画したと思うのですが、まだ観ていません。
かろうじて「人知れぬ涙」くらいは聴いたことありますが。

ポジリポの丘は僕も知りませんでした。
一生に一度はこんな所行ってみたいものですね。

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特に音楽知識のないクラシック・ビギナーに等しいのですが、「ただ、ひたすらに」をモットーに鑑賞をしています。
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