♪クラシック音楽 さんぽみち♪〜第1楽章:CD&MUSIC BIRD

クラシック・ビギナーのCD及びCS-PCM放送のミュージック・バードを主とした音楽便りです。 敬愛する作曲家はベートーヴェン。 古典派〜ロマン派を中心に聴いています。 時には日常の雑感も。また、時には家族のコザクラインコの話も。ゆっくり、のんびりと。

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Op.62 ブログ2歳の誕生日はヴェルディの歌曲「乾杯」で by デニス・オニール

一日早いのですが明日、9月6日は当拙ブログの誕生日です。
2歳になります。
以前のサイトにてブログを開設させていただき、産声の第一声はパヴァロッティでした。
2007年9月6日に逝去されたパヴァロッティの一周忌の命日にブログがスタート。
現在のサイトに引っ越しましてからは、一度もパヴァロッティが登場することもなくなってしまいました。
パヴァロッティを知らなければ…現在のようにテノールに魅了されることもなかったように思います。



                      ヴェルディ歌曲集 
                        by
                     デニス・オニール



             ヴェルディ:歌曲集 デニス・オニール


   (収録曲)

1 アヴェ・マリア
2 6つのロマンツァ(1838年出版)第3番~孤独な部屋で
3   同上   第4番~ 暗い夜を恐れて
4    同上   第2番~エリザよ、疲れた詩人は死んでゆく
5    同上   第1番~壷に近寄るな(墓に近寄らないで欲しい)
6 ストルネッロ「お前は私を愛さないという」
7 6つのロマンツァ(1845年出版)第1番:日没
8   同上   第3番~星に
9    同上   第5番~神秘
10  同上   第4番~石だたみの道(小さな煙突掃除屋)
11 哀れな男
12 誘惑
13 乾杯(初稿)
14 思い出にひかれて
15 亡命者( 放浪 )
16 6つのロマンツァ(1845年出版) 第6番~乾杯(第2稿)

        デニス・オニール(T)
        イングリッド・サージェナー(P)

     (録音 1997年10月 ロンドン、セント・シラス教会)



           わんぱぐさん


先日、8月13日に取り上げました、ドニゼッティ歌曲集に続きまして、
ヴェルディとベッリーニの歌曲集を手にしてみました。
テノールはドニゼッティと同じく、デニス・オ二ール。

ヴェルディとベッリーニ、どちらの歌曲集から聴くかと迷いました。
イタリア・オペラではヴェルディが最もお気に入りです。
オペラの世界に誘ってくれましたのもヴェルディでしたので、
先ずは、ヴェルディの歌曲集から聴くことにしました。

ヴェルディの歌曲ですが、出版されているものは30曲にも満たないそうです。
ということは、こちらのCDで出版されている歌曲の半数を聴くことができる!
と、喜んで良いものか・・・。
ヴェルディの歌曲は初めて耳にします。
16曲のタイトルを見ますと、陰鬱で暗いイメージを与えるものが殆んど。
興味津津のうちにCDを聴いてみました。

いざ、聴いてみますと「小さな煙突掃除」「乾杯」などは、とてもリズミカルで、心が弾みます。
収録曲、16曲いずれも変化に富み惹きつけられる魅力があります。
出版されている歌曲作品はすべて聴いてみたい気分になってきました。
それにしましても、ヴェルディは歌曲作品を幾つ作曲したのでしょうか。

CD帯に次のような紹介文が記載されていましたので、付記させていただきます。
 
 イタリアオペラの大家、あのヴェルディにもピアノ伴奏だけで歌われる歌曲があります。
そして歌曲になってもヴェルディはヴェルディ。
ドラマチックな音楽は、正にミニチュア・オペラとも呼べる内容です。
初期の「6つのロマンス」から、その性格は明らかです。
冒頭1は、名曲「レクィエム」と近い時期に書かれた事実に思わず納得の名作に仕上がっています。
楽しさでは最高の「石だたみの道(小さな煙突掃除屋)」など、
当盤は名作の宝庫と言えるでしょう。
イギリスが誇るヴェルディのスペシャリスト、オニールによる名唱でお届けします。

                               (以上、引用)


収録曲第1曲目「アヴェ・マリア」
ヴェルディが「アヴェ・マリア」を作曲していたことを初めて知りました。
聴く前から、曲をいろいろと想像しておりました。
期待通り?美しくとは言えない、アヴェ・マリアです。
「天上の美しき」「甘美」などという修飾語とは無縁の「アヴェ・マリア」。
とても、気に入りました。
静かに、淡々と歌いこむオニールに好感を抱きました。
ヴェルディは「聖歌四篇」の第1曲目にも「アヴェ・マリア」を作曲しているようですが、
残念ながら収録されていませんでした。


6つのロマンツァ」ですがが解説書を紐解きますと、2種作曲しているようです。
1838年出版の第1集、1845年出版の第2集。
第1集の方は初期の作品だそうです。
第2集はヴェルディが著名な存在となった時期の作品とのこと。
各々から、4曲を抜粋したもの計8曲が収録されています。
第1集の作品からは、叙情的な旋律、またドラマティックさも感じられます。
オペラ・アリアそのもの、という感じがします。
第2集の方は、主に軽快でリズミカルな作品が多いように思います。
こちらからは、「楽しく、陽気な歌曲」という印象を受けました。

収録曲、16曲はいずれも変化に富んだ作品ばかりで聴いていまして、飽きることがありません。

特に、ロマンツァ第2集、第4曲目の「小さな煙突掃除屋」は陽気な明朗さの極みでしょうか。
この作品の明るさとリズミカルな曲調につきまして、
当時、英国では煙突掃除にストーブの穴に入りやすい小柄な少年が使われていたそうです。
その少年らしさが曲調に表れているようです。
歌詞大意の一部です。
 
    煙突掃除夫です。
    私は黒く汚れた服を着て、いつも裸足ですが
    私より幸福な人間がこの世にあろうとは思いません。
    私は安い給料で皆さんを火災からお守りします。
                    (福原信夫)


ブログの誕生日、前夜祭?に因みまして、こちらのCDから「乾杯」を。
この「乾杯」には初稿と第2稿があるそうです。
詩はヴェルディと1840年来、親交があった詩人アンドレア・マッフェイ(1798-1885)の詩に依るものだそうです。
初稿と第2稿を聴きましたが、当然ながらどちらも軽やかな作品です。
歌詞大意を引用しますと、
  
    さあ、酒を注いでくれ
    盃よ、お前だけが正直者で安らぎを与えてくれる。
    私は一人の乙女を愛した
    だがそれは幻のように去って行った
    友人も恋人も 時と共に去って行くが、それもよい経験。
    四月が過ぎ、バラの花は散ってしまっても
    お前だけは昔の喜びを思い出させてくれる。
    心の傷を癒してくれるのはお前だけだ
    お前を満たす酒がなかったら
    人生の悩みを忘れることはできないだろう。
    酒を注いでくれ
    お前だけが正直者で安らぎを与えてくれる
                  (福原信夫)


この詩の「酒」を「音楽」に入れ替えると自分の心境にピッタリなのですが。 


ミニチュア・オペラとCD帯に記載されていますように、
「アヴェ・マリア」以外は、どの作品もオペラ・アリアを聴いているような錯覚を抱いてしまいます。
オニールの歌唱は、声質が細く、硬い感じを受けます。
あのパヴァロッティでしたら・・・。
豊かで、輝かしく、リリックもスピントも万能なパヴァロッティこそ、
この作品たちに相応しいように感じてしまいます。
きっと、素晴らしいCDになったのでは?と。

    
      最後になってしまいましたが。
      コメントをお寄せくださいました、お一人、お一人
      ブログ更新の励みになっております。
      ヨチヨチ歩きながら、ブログ2歳の誕生日を迎えることができます。
      ありがとうございました。


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Comment

Re: 2周年おめでとうございますm(__)m

ライトさま、こんばんは。

ありがとうございます。励みになっております。
何とか2歳の誕生日まで生き残れました。

ヴェルディも歌曲となると、「ド・マイナー」とのお言葉に思わずクスリとしてしまいました。
初めて聴きましたけれど、本当に良いですよ…あくまで私の感性にピッタリで。
「聖歌四篇」の「アヴェ・マリア」、良いですか。
宗教曲は最近、鑑賞を避けているのですが、ヴェルディですと抵抗なく聴くことができます。
早速、探してみました。少ないながらも、目を惹かれるジュリーニのがありましたのでカートに。
聴くことができるのは、もう少し先になりそうですが楽しみになりました。(^^♪

どうぞこれからもよろしくお願いいたします。m(__)m
アッ、それから、いつもライトさまのブログを読み逃げしてしまっています。
すみません。m(__)m
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.09/07 19:40分
  • [Edit]

2周年おめでとうございますm(__)m

> luminoさま、こんばんは


ブログ開設2周年おめでとうございます(^o^)

それにしても、声楽モノがお好きなんだな〜、とか思っていましたがまさかヴェルディの歌曲などというメジャーの中のド・マイナーをもって来られるとはさすがです(笑)

当たり前ですが、まだまだ知らない曲や演奏家がいるんだなぁ、なんて思ってしまいました、勉強になります。


聖歌四篇のアヴェ・マリアはなかなかいいですよ。
機会があればぜひご一聴を。
  • posted by ライト
  • URL
  • 2010.09/07 00:00分
  • [Edit]

Re: ブログ誕生日、おめでとうございます!

burleskeさま、こんばんは。

ありがとうございます、何とかブログ2歳の誕生日を迎えることができました。
本当に、「アッという間の2年」でした。
サロンとの出合いがなかったら・・・ブログも誕生していませんでした。
今が在るのも、前サイトのお陰です。感謝と忘れられない思いが深まります。
そして、新しいサイトでブログ継続の決意をさせてくれましたburleskeさまのお言葉に、感謝しています。
音楽に疎く、教えていただくことばかりですのに、
本当にいつもコメントをお寄せくださいましてありがとうございます!
burleskeさまのブログの誕生日は来月なのですね。
当時のニックネーム、とても印象的でした。
懐かしい思い出に浸ってしまいました・・・。

「聖歌四篇」をお聴きになられたことがあるのですね。
こちらの「アヴェ・マリア」がとても印象深いものがありましたので、
いつか機会がありましたら、「聖歌四篇」のCDを求めて聴いてみたく思っています。

burleskeさまのお父様がパヴァロッティをお好きなのですね!e-343
三大テノール…私の得意の忘れ技で、DVDを求めていましたことをすっかり忘れておりました。
今日はパヴァロッティの命日ですし、忘れていたDVDを取り出して私のテノールの恩人を偲びたいと思います。

burleskeさまのように知識が豊富ではありませんし、
いつまでもヨチヨチ歩きですが、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。m(__)m
  • posted by lumino
  • URL
  • 2010.09/06 20:53分
  • [Edit]

ブログ誕生日、おめでとうございます!

luminoさま、ブログ2歳ですか。おめでとうございます。
僕がブログを始めたのは2008年10月からなので、luminoさまの一ヶ月後ということになるのですね。
なんだかアッという間に2年が過ぎたような気がします。
これからも楽しく拝読させていただきますので、どうか末永くブログ続けてくださいね。

ヴェルディにも歌曲あるんですねぇ。《聖歌四篇》ならたまに聴きますけど。
パヴァロッティは僕の親父が好きで、3大テノールをよく聴いていました。久しぶりに聴いてみようかしら。

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特に音楽知識のないクラシック・ビギナーに等しいのですが、「ただ、ひたすらに」をモットーに鑑賞をしています。
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